番外編として、東村山市議会で議題に上がったD51 684に関する事柄をまとめて掲載します。


この議事録から分かったこと(一部、他の動画(見るにはfacebookアカウントが必要です)から抜粋した内容(後述))

1.補修の時期等について

このため議会答弁での補修回数は正しくない可能性もある。

2.煙室戸のナンバープレート
 第19回平成25年(2013年)12月2日(12月定例会) 議事録によると,
  • ナンバープレート等は盗難防止策として市が保管している。

3.補修の予定
  • その後の補修・整備計画は現状無し。

なおこのまとめは議事録からキーワード検索で一致した物を抜粋しており、検索漏れなどから実際はもっと実績がある可能性があります。


なお、交渉者が多くなると混乱するのと,当会には東村山市在住者がいないので、当会からの交渉は今後行わない方針です。

下記表の議事録リンク先は東村山市議会議事録ページに飛ぶ。
議会名
日時
(リンク先は原文)
内 容
第26号 平成9年(1997年)12月5日(12月定例会) 平成9年12月定例会 平成9年東村山市議会12月定例会 東村山市議会会議録第26号
○議長(丸山登君) 日程第1、議案第50号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。助役。

〔助役 池谷隆次君登壇〕
◎助役(池谷隆次君)

上程されました議案第50号、平成8年度東京都東村山市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、提案の説明を申し上げます。

続きまして、中段にございます保健体育費14億1,338万円ですが、前年と比べ3億3,369万4,000円、30.9%の大幅な増加となっております。これはスポーツセンター屋内プール建設事業費の影響でございます。
下段の体育施設維持管理経費の中では、運動公園公共下水道接続工事、公衆トイレ及びSL塗装工事などを施工いたしました。
第4回平成25年(2013年)9月20日(決算特別委員会) ○小松委員
続いて、3番の335ページの観光振興対策事業費ですけれども、今回、観光振興プランを策定して、今の進捗状況をお伺いしたいと思います。

△小俣産業振興課長
観光振興プランの推進進捗状況についてでありますが、プラン内に掲げております5つの基本方針に基づき事業を進めております。  まず基本方針の3、観光インフラの構築により、「グルメ東村山まち歩きマップ」を作成しました。  基本方針の4、9つの駅を起点とした回遊性の向上に基づき、JRや西武鉄道等、鉄道会社と連携したハイキングイベントや市内観光ミニツアーを実施いたしました。  基本方針の5、まちづくりと連携した観光の人材育成と組織化に基づき、東村山観光ボランティアガイドの設立支援や、同ガイドが実施する行事に支援してまいりました。 また、プラン推進体制として、東村山市観光振興連絡会の設置に向け、本年3月と8月に庁内関係所管、市内主要機関による東村山市観光振興連絡会準備会を開催し、設置要領の作成、連絡会構成メンバーの選任等について協議を行いまして、現在、連絡会設置の最終段階に入っているところでございます。

◎熊木委員長
ほかに質疑ございませんか。

○朝木委員
時間がないので1点だけ伺います。観光振興対策費のところですけれども、東村山の観光について、どのような展望・計画を持っているかということですが、具体的に、例えば散策ルートの整備とか確保についてはどのような考えをお持ちなのか伺います。

◎熊木委員長
休憩します。
午後2時36分休憩
午後2時37分再開

◎熊木委員長
再開します。

△小俣産業振興課長
散策ルートということで、一般質問でもちょっとお答えがあったんですけれども、東村山で一番の観光の目玉というのは、やはり正福寺の関係だと思うんです。地蔵まつりというのが今度11月3日に行われまして、産業まつりが11月の第2週に行われます。それから、もう一つ観光資源として重要だと思う造り酒屋が市内にあります。その蔵開きがまた11月の中ごろにあるということで、そういうものを有機的に組み合わせることによって、風景だけではなくて文化とか産業とか歴史とか、そういうものを見られる散策ルートができたらいいかなと考えております。

○朝木委員
その散策ルートという意味では、私も非常に大事だと思うんです。そこで伺うんですけれども、今おっしゃった正福寺とか、そういうものももちろん観光資源ではあるんですが、例えば運動公園のD51とか恩多町の水車小屋とか、この前ちょっと指摘があった駅前のカルガモですとか、例えばD51なんかも野ざらしになっていて、やはり市民の方からこれはどうなっているのという意見もあるわけじゃないですか。ああいうものの一つ一つを大事にしていくことによって、散策ルートを整備するという考え方はありませんか。

△小俣産業振興課長
もちろんありますけれども、モデルプランというか散策ルートとして、先ほどちょっとお話ししたまち歩きマップの中に、「八国山・正福寺」さんぽみちとか「淵の森・秋津ちろりん村」さんぽみち、「野火止用水こもれび」さんぽみちとかありまして、今おっしゃられたD51は入っていないんですけれども、水車小屋は入っています。

午後4時24分再開
○伊藤副委員長 再開します。

○矢野委員
いみじくも今、できないということを言ったんです。できないことを今年度やっているんですよね。7月の頭にやったんでしょう、失敗したけれども。こんなことは市民に言われるまでもない、やってはいけないことなので、そういうことはやめてくださいよ、いいですね。はっきり言っておきますから、答えをもらっておきます。
続いて、さっきD51の話が出たので触れておきますけれども、あんなにパーツをもぎ取られて、SLが泣いているんじゃないですか。所管は誰ですか。何かやっていますか、今、管理を。(不規則発言多数あり)

(※D51についての返答はない様子)
第19回平成25年(2013年)12月2日(12月定例会) ○5番(矢野穂積議員)
1点目は、最近ゆるキャラがはやっていて、当市も何だか売り出そうということで、一生懸命投票してくれということをやったようでありますが、300番以上の結果だそうで、随分よく頑張られたなと思います。
そこで、質問のメーンはD51でありますが、これに関連して何か所管が随分いろいろと、ほかの所管も入っているというので、例えば先般指摘したカルガモの件とか、それから野火止のカルガモの件とか、あるいは水車関係とか、まとめて伺おうと思ったんですが、理由は、新しいゆるキャラは一生懸命、議場にまで連れてきて宣伝をしようという努力はされているようでありますが、過去にずっと長い年月、当市としてお金もかけて具体的な努力をして、ある意味で培ってきた、そういう財産があるわけですよね。それについて、ちゃんと保存、保管、あるいは市民に共有財産として、市はこういう保管をして、市民の皆さんと共有して大事にしているんだよということを言えるような状態でないものがあり過ぎる。
過去に手をつけたことをもう一回きちんと保管し直すことでも、ゆるキャラどころではない、いわば観光的な資源としても、あるいは、子供たちにも大事にしようじゃないかというアピールができるようなものが結構たくさんあるわけです。
カルガモもそうでしたし、水車もそうですし、このD51もそうなんですが、水車については野火止を渡している木の橋ですね。橋を所管の係が一生懸命修理したようでありますけれども、この辺をまず最初に指摘しておきます。
そこで、教育委員会の所管だそうですが、運動公園のD51が展示された経過を教えてください。

○教育部長(曽我伸清君)
運動公園内に展示しております蒸気機関車につきましては、当時の市民の方からの要望もあって、市が1年以上かけ東日本旅客鉄道株式会社にお願いしまして、昭和51年に無償貸与契約を結んだところでございます。
設置につきましては当時の建設部公園課にて行いまして、教育委員会の社会教育課にて管理を行ったところでございます。その後、昭和61年11月より教育委員会体育課、現の市民スポーツ課に管理が移管され、現在に至っているところでございます。

○5番(矢野穂積議員) 余りにも簡単過ぎないですか。ごらんになったことはありますか。かわいそうでしょう。D51のプレートも剥ぎ取られている。ほかにD51らしい標識がくっついていたはずなんですが、何だかマニアックな人がいたのか、自分のものにしようということだったのか、全部剥ぎ取って無残な格好になっていますよね。これについてはどう思いますか。所管は市民スポーツ課と言うんだけれども、見るところ、何も管理していないんじゃないですかね。

○教育部長(曽我伸清君)
管理の方法でございますけれども、今まで2度の車体塗装の塗りかえ及び腐食した箇所の補修を一度行ってまいりました。まず最初に、昭和55年に一度車体塗装の塗りかえを行いましたが、車体そのものの腐食が激しく、危険な箇所が多かったため、柵の外から見学するだけとなっておりました。
そこで昭和62年に、再度車体の塗装の塗りかえと、腐食した箇所の補修工事を行い、一般開放を再開したところでございましたが、その後も腐食による新たな危険箇所が認められたことや、子供たちが決められた場所以外に登っていたことから、安全面を考慮いたしながら、現在も柵の外からの見学にとどめさせていただいているところでございます。
また、先ほどのプレート等の問題でございますけれども、過去に他市でD51等を展示したところ、プレート等が剥ぎ取られたとか、運転のハンドルをもぎ取られたということが発生しておりましたので、当市としては、プレート等は市のほうで今管理しているところでございます。

○5番(矢野穂積議員)
塗りかえ2回、腐食した部分は処理したのかな、1回あるということですけれども、今の状態は、展示をしているんですか、保管をしているということなんですか。どういう意味合いであそこに、あの気の毒な状態をさらしているのか、この意味がわからないんですよね。教えてください。

○教育部長(曽我伸清君)
今の状態は、やはり腐食等も激しいために、柵の外から見学をお願いしているところでございます。私もちょくちょく行くことがありますけれども、お父さん、お母さんが小さい子供を連れて、そこにD51の電車があるねなんていう楽しみ方をしている子供さんもいるということであれば、展示をして市民の方に見ていただいているという状況だと思います。

○5番(矢野穂積議員)
答弁していて、自分でもまずいかなと思いませんか。展示しているとか、見学してもらっているということを言うには、対象物として保存、保管状態に意味があるというか、内容的にきちんとできているということがなければ、これは一体どういう目的でここに置いているのかということがわからなくなりますよね。
子供に見せて、蒸気機関車を痛めつけて、パーツを全部剥ぎ取って、あなたは市役所で保管していると言うけれども、D51の一番先頭に張りつけてある表示板だけじゃないですよね。相当な部分が持っていかれていますよ、機関車のパーツの。それは全部保管しているんですか。そう思えないんだけれども。つまらないことだけれども、まず聞いておきますよ。全部保管しているのか。

○教育部長(曽我伸清君)
どこまでが全部保管かちょっとわかりませんけれども、今、議員が見られたとおり、腐食して落ちた部分等もあると思います。私も見た中では、ホースなんかも切れている状況は確認させていただいておりますので、あとどのようなパーツがとられているかというのは確認しておりませんけれども、運転席なども見させていただきましたが、壊されてとられているという部分は、私からは見受けることはできなかったということでございます。

○5番(矢野穂積議員)
こういうやわらかいやりとりは、答弁風に答弁しようとすると、漫画みたいな話になるんですよ。今の話もそうだけれども、とられているとは思わないとか、そんなばかなことはあり得ないでしょう、あれを見て。
メーンの課題ですが、JRと貸与契約を結んでいるんですか。これについては何か決まりがあって、その契約上の権利部分というのはどうなっているのか、具体的な内容を教えてもらいたいのと、それから、貸与というのは一体、この契約の終わりの部分、あるいは契約期間中というのは、市としてどういう義務をしょっているのか教えてください。

○教育部長(曽我伸清君)
 無償貸与契約につきましては、昭和51年10月1日に結んでいるところでございます。また、この更新につきましては毎年更新ということで、双方何も問題がなければ、自動的に継続するという内容でございます。結んだ相手先は日本国有鉄道東京西鉄道管理局長でございます。

○5番(矢野穂積議員)
あそこに置いてあるのは、JR西鉄道との関係で貸与の契約として置くことになっていると。1年ごとの更新でここまで来ているということだけれども、あの状態で何か市に責任というのは生じないんですか。

○教育部長(曽我伸清君)
責任ということですけれども、市のほうで物を壊したとか滅失したとか、そういう状況であれば、市としての責任をとらなくてはいけないと考えております。

○5番(矢野穂積議員)
精査していないんでしょう。当初の状態がどういう状態で、今そのパーツとかプレートとか、そういったものが現実にあるのかないのか、どれがないのかあるのか、それを調べているんですか。

○教育部長(曽我伸清君)
はっきり私としては、全部を一つ一つは調べ上げておりません。

○5番(矢野穂積議員)
普通契約を結んでいると、もう今の答弁の状態だと責任が発生していますよね。そういうときにはどうなるのかという具体的なところはあなたは言わなかったけれども、壊れたものとか、なくなったものとかがあった場合には、市のほうで責任が発生することはあり得るという答弁だったでしょう。そうすると、きょうはこの辺で、こんにゃく問答ばかりになるからやめておきますが、ちゃんと調べて、ああいう状態を何とか、どういうことにするのか、契約も結んでいるんですから、きちんと精査して、今度やるときは答弁をきちんとしてくださいよ。いいですか。
というわけで、①、②を終わりにします。
第5回 平成27年9月28日(決算特別委員会) 決算特別委員会記録(第5回)

○鈴木委員
次、439ページ、体育施設維持管理経費についてお伺いいたします。運動公園の展示機関車の補修と保存対策はどのようになっているのか伺います。また、検討の進行状況と現在の考え方、いつまでに結論を出すのか等を明らかにしていただきたいと思っております。

△中澤市民スポーツ課長
ただいま御質疑がありました平成26年度の体育施設維持管理経費には、蒸気機関車の修繕費用は計上してございませんけれども、運動公園内に展示しております蒸気機関車につきましては、当市と東日本旅客鉄道株式会社─当時、日本国有鉄道でございますけれども─との間で昭和51年より無償借用契約を締結し、展示しております。市では過去に車体の塗装や危険箇所の修繕等を行ってまいりましたけれども、当該機関車が屋根のない屋外に展示されていることなどもございまして、経年劣化が進んでいる状況がございます。
今後、蒸気機関車に対する取り扱いについては、考えられるケースとしては、大規模修繕を行い引き続き教育的・歴史的展示物として保存していく、原状復帰しJRに返却する、解体・廃棄処分などが考えられますが、いずれにしても高額な費用が発生することもありますので、現段階においては、いつまでに結論を出すのかということに至っておりませんが、市民のニーズや他のスポーツ施設を含めて総合的に勘案し、具体的な方向を出してまいりたいと考えております。

○鈴木委員
私は先週、女房と実際に行って見てきました。また市民の方からもお聞きして、最低でもペンキを塗るなり、維持補修というんですか、そのくらいはしていただきたいと思っております。駐車場から出てすぐ真正面にあの展示車があって、さびてあんな状況であるとどうなのかなという感じで思っております。これも要望として言っておきます。



参考資料

 上記にて「D51」で検索


編集用リンク



最終更新:2019年09月10日 20:20