ボランティア団体名 | 武蔵野地域鉄道文化遺産保存会 |
現在のメンバー数 | 2019年5月現在 20人(未成年6人、成人・社会人14人) 東京都内在住者15人(うち昭島市内在住者7人)、都外の在住者5人 |
現在の鉄道遺産対象施設 | 市のアダプト事業で登録した昭島市内の鉄道遺産 ・昭和公園D51451 ・立川基地中神引込線モニュメント ・五日市鐵道 武蔵田中駅跡モニュメント ・五日市鐵道 大神駅跡ポケットパーク ・八高線列車衝突事故モニュメント ※2021年03月現在、D51451は業者補修中のため作業は停止中。 |
活動日 | 現在、新型コロナウィルスの緊急事態宣言中のため、活動を自粛中。 再開時には基本的に毎週土曜、日曜に実施。毎月の予定と変更等は下記ページに掲載します。 活動の予定と実績 |
ボランティア団体の会則案 | 会則の草案 これは決定事項ではありませんが、暫定運用中です。今後詳細を決めていきます。 |
求める人材 | 問題点や懸案事項はみんなで協力し知恵を出し合って解決していきたいと思います。 現状の鉄道遺産保存状況に改善の必要があると考えている方。 受け身の姿勢でなく、慎重かつ大胆に責任を持ってプロジェクトを進めて頂けたらと思います。 経歴や役職、年齢に関係なく、経験していないことでも試行錯誤しながら率先して進めて頂ける人を求めます。 この活動の基本は、「都合のつく人」が「できること」を「都合の良い時間・日程」に「都合のよいところまで」です。活動は長期的になるので、無理せずいろいろな事例を参考にしながら行っていきましょう。 活動についてはイベントや掃除、作業時の参加強制はありません。 修復に必要な溶接、板金、金属加工、塗装などの知識のある方、D51やSLほか鉄道設備の知識や構造、鉄道の歴史に詳しい方、昔の写真をお持ちの方、足場などの設備について知識をお持ちの方など幅広い分野の方を求めます。なお、これらの知識が無くても、修復などの活動で一緒に現在の展示状況を変えてきたい方も歓迎です(会長も補修作業は素人です)。 もし、お体の関係から体を動かす作業が出来ない方でも、お持ちの知識をお借りしたり、お持ちの資料のご提供、資料の作成や加工、編集、手法の提案などでご協力頂く事も大変助かります。 メンバーになったとしても、それぞれお忙しいと思いますので、作業に参加できなくともお気になさらずに。 |
実働作業に必要なもの | 実働作業(実際の掃除や修復など体を動かす作業)に必要なもの ・作業着:汚れても良い服装、履き物ならどんなものでもかまいません。 防護メガネ、防水性・耐熱・耐衝撃・耐摩擦の手袋(作業用革手袋など)、粉塵対策用マスク(国内認証機関・国家検定をパスしているもの、当会でも使い捨てタイプを備品で常備しています)、ヘルメット、もしくは手ぬぐい等で頭髪に異物が入るのを防ぐもの(ヘルメットは当会で常備しているものがあるのでお持ちでなければ新たに購入する必要はありません)、耳栓、熱中症対策用品(飲み物など) SLのランボード以上の高さでの作業には安全帯着用をお願いします。当会では現状2人分まで常備しています。 お昼代等 |
会費など | 現在は会費を取っていません。今後も取らない方向で行いたいと思います。 |
メンバーの所在地 | 会員は昭島市や周辺市町村に在住でなくても問題ありません。また昭島市から遠くにお住まいでなかなか来られない方でも、興味や関心のある方ならどなたでも歓迎です。その場合はネット上のディスカッションでご意見を頂きたいと思います。 |
未成年の方へ | 未成年の方で活動したい場合は、保護者の方に許可をいただいてから申し込みをしてください。また、活動は学業を最優先としてください。 |
その他 | 現在は全て自費にて行っております。今後は各地域で不要になったペンキ※や廃材その他の現物を提供頂くかたちで支援いただける個人や関連企業を捜せないかと考えています。 ※ペンキについて、近年は鉛フリーのペンキの使用が求められており(参考リンク:昭島市議会での質疑)、旧来型の顔料に鉛入りのペンキは使用できないことが考えられます(ウィキペディアによると、「四酸化三鉛は赤の顔料として、クロム酸鉛は黄色の顔料として使われていた」とのこと)。現状はアクリル系油性(非ラッカー系)ペンキを基本的に使用しています。 |
2021年03月04日改訂 | |
項目 | 内 容 |
SL D51451 | 老朽化抑制・防止:以下、考えられる作業を挙げる。 |
・今後の維持方法:業者修復後の定期的な掃除と補修が出来るよう環境構築と組織作り、地元の方々との協力体制構築。 | |
・展示域内:展示説明板の補修・表示方向の変更、柵内外の掃除、草刈り、水の溜まりやすい場所・滑りやすい場所の改質(周辺全体に木材チップを敷き詰めると雑草も生えにくくなり、雨で滑りやすくなっている部分も解消しそうだが、前公園管理係担当者談では、キノコが生えるためNGとのこと) | |
・信号機:信号を転倒できるようにするための方法の模索。現在、はしごが外されている(D51451の車体の下に置いてあるのがはしご) 安全のために外してあるのか、それとも老朽化で外れたのかは不明(後日確認要)。安全のため外してあるなら、子供などが上らないように対策の上、元のように設置する方法を検討後、対策して設置 信号機のランプも外部コントロールで点灯できるようになるとよい(信号機点灯制御機器の設置など、Wi-FiでWeb上からのコントロールなど) | |
・展示部のライト?:展示柵内にはライトがあるが、現在は経年劣化等で破損し使用されていない。今後は木製の電柱も除去される予定のため、別の方法でライトアップなどの方法を模索したい。 | |
・D51451車体・テンダー(炭水車):枯葉やコケの除去。 最終的には子供の遊び場や教育用資源として、以前のように柵内に入って見学できるようになるので、子供がケガをしないような展示のしくみをどうやって構築するか、町田のD51862の展示や他の事例を参考に考えたい。 D51 451の現状と現役時の様子のページの写真を随時追加して、現状修復すべき部分が詳細にわかるようにしていきます。 | |
装備品の補修:ヘッドライト、副灯、テンダー後灯(紛失?)、標識灯の補修(劣化・ガラス破損)、欠損分の代替品入手またはレプリカ作成、エアホース、給水ホースの劣化品交換(水が溜まらないよう方策を施して対応)、運転室内の各種ガラスやシート、メーター類、レバー類の補修。 →2018年05月現在、副灯(LP405)については市から修復作業の許可を頂き、取り外して修復作業をしています。 | |
・運転室に登るはしご:設置当時のものは角度が急で、もう少し角度を緩やかにして段数も増やすなど。また幅も広くして行き来しやすいようにする検討。 | |
その他: 昭和公園整備構想 の進行状況に沿った周辺環境の変化に対応する。 | |
新幹線図書館 (昭島図書館 つつじヶ丘分室) 新幹線0系(21-100番) |
※現在、同施設はアダプト事業対象外です 老朽化抑制・防止、掃除、草むしり、バラストの整理、新幹線電車図書館運用終了後の対応(市議会で挙がった答弁については詳細は【平成27年03月03日 第1回昭島市議会定例会-03号】抜粋を参照)。万が一にも車体が解体されることのないようにきれいに保ち、活用方法の検討・立案・提案が必要。補修については2021年02月05日に当会から自治連・自治会を通じて市に要望提案書を提出済み。2021年02月18日には同様に内容を市長への手紙として提案済み。 新幹線図書館については、以前の塗装について提言を行った別の団体があり、そちらに通知の上、共同で対策したい(まだ掲載の許可を取っていないので、後ほど確認して記載) |
五日市鐵道モニュメント | ・大神駅跡(ポケットパーク、台車、信号機):ポケットパーク内の草刈り、清掃、線路や台車、信号機の補修&老朽化防止処理 大神駅にある台車は当時のものではないとのことですが、劣化は食い止めるべきかと思う。レールや信号機などもあり、さび止め処理が必要。 ・武蔵田中駅跡のモニュメント(車両止め、転轍機レバー):老朽化防止処理 その他:五鐵跡の道路全般の清掃や草刈り、美化 |
立川基地 中神引込み線跡モニュメント | 転轍機、枕木劣化対策、周辺の草刈り、清掃 |
八高線正面衝突事故 モニュメント | 車輪2組のサビが激しいため、防錆処理と、車輪に番号などがあればその確認、周辺の清掃や草刈りなど。 ・ 当会が行っている掃除 参考資料:Infoatlas =地図ベースの情報バインダー = 東京都昭島市八高線列車衝突事故モニュメントの情報、地図、概要 参考資料: 八高線列車衝突事故モニュメントの経緯 |
羽村市 SL C58395 |
現在、同施設はボランティア清掃・補修の許可を頂き活動中。活動内容や参加者募集の内容については C58395 ボランティア清掃・補修 を参照。 |
その他 |
上記各鉄道遺産についての歴史や資料集め、鉄道設備については実際の寸法測定などを行い、補修と今後のための資料としたい。できれば2Dまたは3D-CADデータにして劣化しないように保管。また鉄道総研や出版物の図面資料から修復に必要なデータも集める。 |