とあるタブンネの1週間

月曜日
今日は木の実を集めるミィ。
私達タブンネは戦うことが苦手、だから肉なんて美味しい物はめったに食べれないミィ…。
食べれるとしたら他のタブンネを倒すしか方法が無いんだミィ…。
だってイッシュでは、私達タブンネが被食役を担っているからこればかりはどうにもならないんだミィ…。
だいたい非力&鈍足って酷すぎるミィ!私達にも凄い力や戦闘力が欲しいミィ!
そういえばこの間「タブンネちゃんは耳が良いから、敵に見つからないんじゃないの?」
「あ!そっか!タブンネちゃんはバカで間抜けでドジで(ry だから見つかって狩られちゃうんだねw」m9(^Д^)
ってエモンガちゃんが言ったんだミィ!空を飛べるエモンガちゃんには私達の気持ちなんて分からないんだミィ!!!
しかも「タブンネちゃんのその尻尾なぁにwそれって異性へのアピールだってねwwwたしかwww」
「そんな汚い尻尾じゃ同族以外誰も寄ってこないよw悔しかったら私みたいにキレイにすることねwww」
「あ!でも元がデブで短足だからキレイにしてもダメかwwwあんたも少しはミミロップ先輩を見習いなさいよwww」m9(^Д^)
ってチラーミィちゃんも言うんだミィ!確かにチラーミィちゃんの尻尾はいつ見てもキレイだミィ…。
でも二人ともm9(^Д^)←こんな表情で笑うんだミィ!!!もう許せないミィ!!!リア獣爆発しろミィ!!!
そう思っていたらタブンネボムを思い出してしまったミィ…。悔しいミィ…。
って、不満ばっかり言っても始まらないミィ。
今日は結局とくに何もなく一日が終わったミィ。やっぱり平和が一番ミィ。
…私もチラーミィちゃんみたいに尻尾キレイにしようかな…。

火曜日
今日は朝から気分が良いミィ♪
久しぶりに皆とお食事会を開いたミィ!とっても楽しかったミィ。
午後からは森を探索。そして澄んだ小川を見つけたミィ!
そこで尻尾をキレイにしてたら、偶然♂のタブンネに告白されたミィ!
それから二人で小川付近に巣を作って暮らし始めたミィ♪
夜には六個のタマゴを作ったミィ。けっこう激し…おっと口が滑ったミィ。
元気な赤ちゃんが孵るといいな♪

水曜日
今日は一日中雨だったミィ。
小川は増水して小川に巣が飲み込まれそうで怖かったミィ…。
とりあえずすることが無かったからタマゴを温めていたミィ。
そしたらピクンっ!ってタマゴが動いたんだミィ!
もうすぐタマゴが孵りそうだミィ!
今日は徹夜でタマゴを見守ったミィ。
…眠いミィ…zzz

木曜日
ついにタマゴが孵ったミィ!
「チィチィ♪」「チィ!」「チチィ」「チィィィ!」「チィ…。」「チュィチュィ♪」
みんな可愛いくて私、幸せだミィ!
パパンネがいつのまにか木の実をたくさんとってきてくれて、
母乳と木の実ジュースをのんだべビンネちゃん達は幸せそうに眠ったミィ。
川も元の水位に戻っていて安心したミィ。
可愛い可愛いべビンネちゃん♪これから頑張って育てなきゃ!

金曜日
…どうしてだミィ…。
あんなに元気だったべビンネちゃん達はいつの間にか食べられていたミィ…。
私とパパンネが寝ている隙に…。
でも、幸い三匹残ってたミィ。
でもおかしい…。どうして三匹だけが食べられたんだミィ…?謎だミィ…。
私達はその真相を翌日になって知ることになる…。

土曜日
気が付いたら意識がもうろうとしていたミィ…。
どうやら残っていた三匹はゾロアで、べビンネちゃんに化けていたんだミィ…。
三匹のゾロア達は私達が眠っている隙に巣に侵入し、べビンネちゃんを捕食。
私達が起きる直前、イリュージョンでべビンネちゃんに化け、私達の目を欺く。
そして、私達が再び眠ったのを見計らって、今度は私達を捕食。
実は私達タブンネは負の感情を持ったときに「ミィアドレナリン」という旨味成分が出るみたいで、
ゾロア達はそれを知っていて、先にべビンネちゃんを捕食して、絶望した私達を後で食べる作戦だったみたいだミィ…。
うぅ…もう…いしき…が………

日曜日
「ごちそうさまでした。いやぁwやっぱタブンネの魂うめぇわwwwさすが被食用にアルセウス様が作っただけはあるなwww」
そんな声が聞こえた。

END
最終更新:2014年09月20日 00:35