小ネタ集・経験値43ポイント目

ポケモン界に降りたった女神

草むらを歩いているとタブンネちゃんに出会ったよ。しかもママと子のダブル
そこで気付かれないうちに後ろからポケモンを出して電磁波。命中率100の技は流石に避けれないね。痺れて身動きが取れないタブンネちゃん可愛いw
思うように動けないタブンネちゃん達に後ろからゴミ袋をかぶせて捕獲。動けないゴミみたいな状態のタブンネちゃんにはお似合いだね
そのまま近くにあった底なし沼にスローイン!せっかく癒しの心で麻痺が治ったのに残念だねw
必死にもがくタブンネ親子だけど体はどんどん沈んでいく。その時何とママンネちゃんが子タブンネちゃんを持ち上げたよ。まるでこの子だけは助けてってお願いしてるみたいw
なんと言う美しい親子愛wタブンネちゃんはまさにポケモン界に降りたった女神だね
でも世の中そんなに甘くないwママンネちゃんの願いも虚しく親子仲良く沈んで行っちゃったとさ


野生のトイザらス

俺は格闘タイプを専門とするポケモントレーナー。今はある理由で草むらを歩いている。しばらく歩いていると草むらが揺れ始めた。
こっそり中を覗いて見ると案の定タブンネだ。そこで手に持っていたオレンの実を一つ投げつける。タブンネは驚いて隠れてしまうが、すぐに警戒しつつオレンの実に近付いて来て食べる。
もう一つ投げると今度は逃げもせずにオレンの実をキャッチして頬張った。どうやらこちらへの警戒心を解いたようでまだ食べたいと言わんばかりにこちらを見つめてくる。
俺はタブンネを刺激しないようにそっと近付き、触覚を軽く持って伝える「俺の家出もっとご馳走してあげる」と。そう聞いたタブンネは喜んで俺についてくるんだ。

家に着いたが中には入らず庭に向かい、そこで遊んでいるポケモン達に言う「お前ら!新しいおもちゃだぞ!」そう言うとポケモン達が一斉に集まってくる。
「ミィ!??」タブンネはどういう事なのか理解できない様子だ。だがそんな事は関係ない。
「好きにしていいが後片付けはちゃんとしろよ」俺はそう言って庭から離れる。俺のこの言葉を待っていたかのようにポケモン達はタブンネでサッカーを始めた。
実は俺がタブンネを勧誘した目的はこれだ。俺の持ちポケモンの玩具である。俺のポケモン達は動きは良いのだがその所為でボールを買い与えてもすぐに潰してしまう。
そこで野生のポケモンの中でも特に頑丈で蹴り心地の良いタブンネを木の実で買収してきてはボール代わりに与えているのだ。オレンの実数個で済むのだから安いものだ。
「ウビャアアアアア!!!!!」俺のポケモン達が蹴りを入れるとタブンネは凄い叫び声をだした。俺のポケモン達は面白そうに何度も蹴りを入れる。単なるボールでしかないピンクの塊に情けなど無いのだろう。
あらゆる箇所を蹴り飛ばされタブンネは飛ばされ、倒れこみ、転がっていく。その様子はサッカーと言うより最早リンチだった。

俺のポケモン達はタブンネを何度も蹴ってサッカーを楽しむ。タブンネの体は血で全身が真っ赤に染まっていった。
そろそろサッカーも終わりが近付いたようだ。エースのルカリオがタブンネのぐちゃぐちゃに変形した顔に蹴りを入れシュートするとタブンネは頭から地面に激突。刹那、頭が破裂して庭に赤い液体が散らばった。
あ~あ~死んじまったか。まあ蹴りを腹いっぱい食えんだから満足だろう。
 終


コマタナちゃんマジ天使

天使のようなコマタナちゃんは醜いタブンネの腕を天使のように切り落としました
タブンネはこれで美しいマランネになれる!と泣きながら喜んでいました

天使のようなコマタナちゃんはコマタナちゃんに嫉妬してきた醜いタブンネに辻斬りをしました
醜いタブンネの顔は腫れ上がり少し美しくなりました

どんなものにも慈悲の心で接するコマタナちゃんは本当に天使だなあ


いたって正常

俺は一匹のタブンネを狩っている。卵から大事に育てた固体だ。そのタブンネに俺は拳を振りかぶり殴りかかった。
タブンネは何とも言えない間抜けな声を挙げて転がり、どうしてこんな事をするのと言わんばかりの表情でこっちを見てくる。
俺も何故自分がこんな事をしているのか分からない、だが何故かやめようとも思わない。そんなタブンネの触覚を掴み引っ張る。
触覚は敏感なのだろう、タブンネは大声で泣き叫ぶ。余りに悲痛な鳴き声。だが何故か可哀想だからやめようと言う気にはならない。
ついに触覚が引き千切れてしまった。タブンネは触覚があった所を両手で押さえて体をよじるように暴れる。
俺はそんなタブンネに蹴りを入れた。何度も何度も執拗に。
あれ程大声で泣き叫び暴れていたタブンネはもう虫の息だ。俺は何を思ったのか台所から包丁を持ってきてタブンネを一突きした。タブンネは目を見開いて声にならない悲鳴をあげながら果てた

返り血で体が汚れてしまったので風呂場で体を洗うことにした。
体を洗いつつ鏡を見ると俺の顔は笑っていた。実に楽しそうに、嬉しそうに笑っている。全てに気付いてしまったのだ。俺がタブンネを殺した理由に。
全ては快楽を要員としていた。未知の探求に対する快楽を求めていたのだ。
飼いならされたタブンネがいきなり信じていた飼い主に裏切られるとどんな顔をするのか。タブンネは触覚を捕まれるとどれ程痛がるのか。触角はどれ程の力を込めれば千切れるのか。
あのふっくらとした体はどんな蹴り心地がするのか。耐え難い痛みを感じるときタブンネはどんな悲鳴をあげるのか。死ぬ間際にタブンネはどんな顔をするのか。
それを知るために手塩に掛けて育てたタブンネを殺めたのだ。何もかもが己の壊れた欲望を満たすためだったのだ。
「・・・俺も相当狂っているな・・・」
俺は自虐気味にそう呟いた。



仲良くやって下さい

ある日、トレーナーのところへポケモン愛護団体の人が名刺を出して
「なんでタブンネを殺すのですか」と抗議にきたそうな。
トレーナーの爺さん曰く「育てるための経験値と駆除」と説明するも、
愛護団体側は「ポケモンを殺すなんて(以下略)」と聞く耳を持たない。
それから連日抗議に来るので、煩わしく思ったトレーナーは知人に頼んで一芝居をうつことにした。
今日も今日とでトレーナーに難癖を付けにやってきた団体様。
そのタイミングを見計らい、近所の知人がやってきて「里にタブンネが出てきた様だ、心配だなー」と一言。
それを聞いて青ざめたのは団体の連中。
どうやらトレーナーをこらしめに来たはいいが、タブンネに襲われることは想定してなかったようだ。
恐怖を感じた団体の連中は、トレーナーの爺さんに「私がタブンネに会っても・・・安全に帰れますでしょうか?」
と振るえながら尋ねる始末。
そんな情け無い連中に、トレーナーの爺さんはこう返してやった。
「タブンネに遭ったら、あんたの名刺を見せればいいじゃないか。ポケモン愛護団体だとわかればタブンネも襲ってこないだろう?
襲われてもそれはそれで、愛すべきポケモンの経験値になれるんだから名誉なことじゃないか。
それとも、まさかあんたら俺を警護につけて、
『私達の安全のために、タブンネが襲ってきたら狩り殺してください』
なんて言うつもりじゃねぇよな?」


放置

ここはイッシュ地方三番道路。俺はとあるポケモントレーナー。今日もここで自転車を走らせる。理由はもちろん卵の孵化作業だ。
今日も育て屋から卵を預かり自転車を走らせる作業。周りの冷ややかな視線はもう慣れた。
しばらく走っていると、草むらが揺れ始めた。そこには当然タブンネが居る。ドヤ顔で自ら草むらを揺らし、自分の存在を主張するその姿は、まるで俺を挑発しているかのようだ。

俺の手持ちは卵の他は古代の城で捕まえたウルガモス。あのタブンネを倒すのは実に容易だ。だが、俺は無視をする。今は孵化作業中だ。草むらに突入してタブンネを瞬殺する数秒の時間すら惜しい。
今は少しでも多くの時間を使い、多くの卵を孵化させ、多くの固体からより強きポケモンを厳選し、高みを目指したい。
あそこで草むらを揺らしているのが、もし色違いのポケモンなら、俺は迷わずスプレーを使い、草むらへ突っ込んでいくだろう。だがタブンネだ。レアでも何でもない平凡なポケモンだ。そんなものを捕まえようなど思わない。

タブンネはそんな俺の心情など知る由も無く、草むらを揺らし続ける。だがそんなもので俺の意志は動かない。
自転車で走る俺と草むらを揺らすタブンネ。気が付いたら手持ちの卵を全て孵化させたので、俺はウルガモスに乗って、ジャッジの元へと急ぐ。
ウルガモスに乗って空を飛ぼうとした時、ふと揺れる草むらを見ると、タブンネが汗と泥にまみれて草むらを揺らしていた。その表情は涙目だった。

終わり
最終更新:2014年10月22日 14:17