キャスター

「なあ、私は後何回王の頼みを断ればいいんだ?」

「さっきからいいえと200は言った筈なんだが、この王流石にしつこいっていうか……」

「いやでも、どれだけ同じ事をしても終わりには近づく筈なんだ、だから――おい、馬鹿とはなんだ馬鹿とは! お前に世界の循環理論を教えてやる! そこに座れ!」




秋月 三月のサーヴァントであり、クラスはキャスター。
民族衣装を思わせるような、薄着に白いセミロング。黒い瞳と、160cmと言う割には結構大き目な胸。(実は、マスターが巨乳好きなのに起因する)
覇気もなければ、血の匂いもない。英雄とは言い難い雰囲気と、何処となく不思議な、引き込まれるような雰囲気を併せ持つ。
喜怒哀楽が豊富で、その様だけ見れば人と何ら変わらない。それは自らの作成者に、世界にそうあるようにと願われた結果。



真名はタロットカードⅩⅩⅠ 大アルカナの〝世界〟
本来は人ではなく、そういう役割を与えられていた概念が人の形をなった物。
終わりがあるから始まりがある。一度始めたんだから最後までやり通せ、というのは物事の循環の境目に存在しているからだろう。
本来呼ばれる筈のないサーヴァントで、成功と失敗、両方の性質を重ね持つ為、自らを呼んだマスターの行先を案じている。
――ちなみに、自らの分野以外は疎い。召喚時も愛を聞かれ戸惑ってしまったようだ。
それなりの知識はあるが、それなり。

戦闘方法は魔術を使い、身体強化や武器の類を召喚し、操りながら戦い、魔術で相手の隙をついていく戦い方になる。
遠距離であればある程有利だが、要の陣地作成は使えないため、必然的に前線にでる必要があり、元々近距離戦は辛うじて凌げるか凌げないかという位で、まず苦手だし、最悪詰みすらあり得る。


【ステータス】
筋力 耐久 俊敏 魔力 幸運 宝具
D D D A+ C A

宝具
終わりなき象徴(ウロボロス) ランク:B(A) 種別:対人法具 レンジ:1 最大補足 3人
世界とは完成を表し、それと同時に新たな始まりを示している。
終わりなき循環として発動する防衛宝具。
終わりなき無限を盾として召喚し、攻撃に属される物を防ぐ事ができる。
しかし、世界の本質的な、終わりに近づく性質と、抑止力が働き、あまりに強い攻撃は防ぎきれない。

終わりを告げる始点の零(リ・スタート) ランク:C 種別:??? レンジ1 最大補足 2人
世界は到達点であり、また愚者から零を始める。循環の意味を示す世界の解釈から創造された宝具。
自らが召喚された地点までマスターとサーヴァントを瞬間移動させる。
この宝具は一度しか使えない。

循環する終わりと始まり(ザ・ワールド) ランク:E~A+ 種別:???? レンジ1~99最大補足 ???
タロットカードの最後、21の世界の本来のスキル
旅人の始まりから終わり、旅の過程と奇跡と人の結晶を謳う人間賛歌であり、可能性。
魔術を使う度に威力が向上し、21回目の使用時には魔法に迫る威力となる
21回魔術を発動した時点で威力の上昇はリセットされる。

スキル

名称 ランク 説明
抽象概念 大きな形なき概念が召喚された為、抑止力としてつけられたスキル。形なきものを定着させた為、それに伴う必要魔力が増加している。また、これのせいで本来なら知名度補正で多大なステータスアップが考えられるが、半分以下の補正しか受け取れていない。更に幾つかのスキルの使用が封印、宝具の弱体化を受けている。
魔術 EX このランクは、基礎的な魔術を一通り修得していることを表す。五大元素を使える世界はEXランクだが、威力はAランク相当でしかない。
高速詠唱 A 魔術の詠唱を高速化するスキル。
高速神言 ー(A) 神代(神が治めていた神話時代)の言葉。魔術を発動するとき一言で大魔術を発動させる、高速詠唱の最上位スキル。呪文・魔術回路の接続を必要としない。区分としては一小節に該当するが、発動速度は一工程と同等かそれ以上。しかも威力は五小節以上の大魔術に相当する。呪文自体が「神言」である為、詠唱の長さと威力が比例するという法則は適用外。故に本来ならばせめて凛のように相応の触媒を用意しておかねば実現不可能な、「大魔術をただの一言で発動させる」という行為を可能とする。現代人の舌では発音不能、耳にはもはや言語として聞き取れない。今回は抽象概念のスキルのせいで、この能力は失われている。
神性 C 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。「粛清防御」と呼ばれる特殊な防御値をランク分だけ削減する効果がある。また、「菩提樹の悟り」「信仰の加護」といったスキルを打ち破る。幸運の女神フォルトゥナと関連解釈されることから、その身に神の恩恵を受けるが、ランクは高くない。今回はこの解釈がされた為、女性として召喚されている。
陣地作成 C(B) 「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。Cランクでは小規模な”工房”の形成が可能。これも修正を受けていることと、まず工房なんて作った事のない本人自身の経験のせいでランクが下がっている。精々できて小規模な工房程度。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年11月24日 05:48
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|