マウンタとは表面実装部品を高速で実装する装置のことを言います。
マウンタは大きく分けてチップ部品の高速実装に重点を置いた高速型と、多種多様な部品の実装に重点を置いた多機能型(汎用型)に大別されます。
実装速度(タクト)を重視した実装機です。
タクト優先の考えによりノズル交換を極力減らすため、チップ部品にしか対応していない場合が多いです。
また、部品もテープリール部品のみの対応で、トレイやスティックに入った部品には非対応のものがほとんどです。
対応部品種を重視した実装機です。
異型部品(コネクタ等)に対応するためタクトが犠牲になっています。
その代わりに大型の部品(FPGAなどのQFP部品)や背の高い部品(15mm以上、装置によっては25mm以上)を吸着できます。