“炎に愛された美麗の鳳凰”
*外見
美鳳聖王国の美しく聡明な若き国王。
側近に帝秀叡を持つ。
神秘的で玲瓏、美麗という言葉にふさわしい男。
頭の切れがよく、確かな洞察力と指導力がある。
冷静沈着でおとなしそうだが結構野心家。
しかし自己中心的で不安定になりやすく、頑固で短気で冷徹。
まあまあな強運の持ち主である。
繊細で知的、カリスマ的存在。
出会った当初は側近も唯黯も毛嫌っていた。
しかし楽しそうなところを見ていところ、自分も輪に加わりたくて結局数十年後には仲良しに
唯黯とは一番身近な神族であるため親睦も深い。(ただし系統はかなり離れている)
仕事がよくできる秀叡に、最初は嫉妬して意地悪していたものの、和解後はいい感じに使い従えていた。
ただし男には容赦がない秀叡、度々ぼそっととげがある暴言や毒を吐いては麗瑩を怖がらせていた。
それは周囲から唯一鳳凰が食えない龍とまで言われたほどである。
怜禎とは、出会った当初一番仲が悪く反発していた二人。和解後は麗瑩の稽古相手ともなる怜禎。
体の関係は知らないが(あるらしい)、怜禎は紅一点でもあるため、多分いい癒しになっているはず。多分。
暁麗瑩は炎と鳳凰の神族である。手からは炎が出て、背からは炎の翼が生える。
振れたものを燃やす性質があるため、常時手袋をはめている。
火あぶりにされても一切火傷はしない。
羽しか出ないと本人は言っているが、モンゴル遠征のときは堂々と鳳凰になっていた。(大きさはその時々により変えられるが、声はちゃんと発せられない)
また、手から出す炎の色、形は自在に操れて、炎の剣を作り出すことも容易である。(ちなみにこれにより第三節で少女を助けることとなる)
ちなみに戦争時やマジギレしたときなどは髪はほどけ、大きな翼が生え、瞳は赤くなる。その姿もまた美しく、神族の名にふさわしく神々しい容姿と力である。
「暁麗瑩だ。くれぐれも足を引っ張ってくれるな、三下」
「人間風情が…口を開けば無機質な言葉しか出ぬのか。貴様まるで人形のようだな、気味が悪い」
「ええい煩い!動物は人間とは違って愛くるしいであろうが!!笑うな!!」