中継塔ヒュムノスフィア
中継塔ヒュムノスフィアは第三塔ハーヴェスターシャの中継施設として、第三塔と同時期に建設された。
塔そのものが巨大な実験施設であり、軍事用の補給地点として使用する計画もあった。
しかし大災害グラスノインフェリア、そして抗体爆発によって連絡が途絶えた後は壊滅したものと思われ、やがてその存在は忘れ去られていった。
命名の由来は、アル・シエルの神である珠洲ノ宮(すずのみや)のクラスタ名「ヒュムノスフィア」から。かのハーヴェスターシャ伝承に登場する「西の詩神」である。
なおソル・クラスタ側からすると東の方角にあるが、ソル・シエール側から見ると西側にあるのでこのような命名になっている。
なぜ中継施設が必要になったのか?
こちらの理由は一部の技術者を覗いて伏せられていた。「人類進化計画」に関わるものであったらしいが、
実験を開始する前にグラスノインフェリアが起きてしまった。
こちらもグラスノインフェリアによって活用されることはなかった。
なぜそれは中継衛星ではなく、塔でなければならないのか?
前述したような施設を作るためには塔である必要があった。
ただし第三塔のように惑星との対話を目的としていないため、初めから地面に接しておらず浮遊する塔として設計された。
大気圏外だとシェルターなどが必要になり、費用がかさむから。
主な施設など
大蛇(おろち)雲の上、塔の上層部に存在する。
サブオリジン・アナスタシアのバイナリ野が格納されているほか、彼女専用の詩魔法サーバーがある。
塔の上層部に存在。アナスタシアの中核三角環が安置されている。
塔の上層部に存在。アナスタシアの替えのボディ(ホログラフィ)を生産する施設。
ホログラフィ生産はオートメイション化されている。
これはグラスノインフェリア前のロストテクノロジーである。
塔の上層部に存在。
かつてはソル・クラスタからやってきた技術者などをもてなすための迎賓館でもあった。
現在稼働しているのは、塔のメンテナンスとサブオリジンの世代交代をする装置くらいである。
塔の上層部に常に立ち込めている雲のこと。
蛇がとぐろを巻いているように見えるため、このような名がついた。
実際は気候コントロールにより人工的に発生させられたものである。
理由はセキュリティのため。
第一紀の遺物。現在は稼働していない。
ロストテクノロジーの宝庫であり貴重な物が多く手に入るが、閉鎖区域には立ち入らない方がよい。
β純血種生産施設。「温泉(仮称)」とはここに住むβたちがつけた名称である。
由来は施設内の三極式共鳴培養槽が浴槽に見えることから。
最終更新:2018年02月27日 04:32