用語集



私立希望崎学園

通常のダンゲロス世界とは完全な並行世界にあるもう一つの希望崎学園、
この世界においてもヒトとは異なる特殊能力を持つ人間、"魔人"は発生するが、通常のダンゲロス世界程、殺伐とした能力が目覚める例は少なく、能力も控えめなものが多い。
しかし人とは違う力を持つものに対する差別感情の発生は抑えられず、魔人となった少年少女は一般の学園とは異なる場所で管理されている。
私立希望崎学園はそんな数多く存在する魔人学園の一つである。
心無い一部の魔人差別主義者から「ダンゲロス」という名で蔑まれながらも、明るさを失わない少年少女たちがここでは日々青春を謳歌している。

ダンゲロス・ハルマゲドン


古来より伝わる魔人集団同士の争いに決着をつけるための手段に、現代風のアレンジが施されたもの、
両陣営の魔人が互いにダンゲロス・バッジと呼ばれる魔人能力で作られた特殊な装束を胸につけ、これを叩き落とすことで互いにポイントを奪い合うゲーム。
自陣営の魔人が敵対陣営の魔人のバッチを叩き落とすことで1ポイントとなり、バッチを落とされた魔人は強制的に戦場から退場となる。これを規定時間内に行い、敵陣営の魔人を全て退場させたか、一番最後にポイントが多かった陣営の勝利となる。
リーダーユニットは所持ポイント、獲得ポイントが2倍になるなど特殊なルールがある。
バッチの強度はバッチをつけた魔人の耐久力に比例し、相手の魔人の耐久力以上の衝撃を加えることで叩き落とすことができる。
バッチを付けている場合、即死相当の攻撃を食らっても、バッチが代わりに砕け散り、死亡することは無い、
そのため、人死にの無い健全なゲームとして、生徒会と番長グループの諍いを鎮めるために提唱された。

現代以前に行われていた方法は両陣営の魔人が札を1枚ずつ持ち、その札を奪い合うことで合計枚数を競う、というものであった。

山乃端一人

2014年のミス・ダンゲロス。
学園中の皆が憧れる存在であったが、ミス・ダンゲロスの授賞式にて特定の彼氏がいないことが発覚。
そのことから彼女に思いを寄せる二人の魔人が告白しようと決意するが、その魔人がそれぞれ学園内の二大派閥、生徒会と番長グループに属する魔人であったため、一大事に。
それぞれの陣営が、自分のグループに所属する魔人に彼女への告白を実行させようと互いに争い合う一触即発の事態となった。

生徒会と番長グループ

希望崎学園内に存在する2大勢力。
2大勢力と言っても別段敵対関係にあるわけではなく、学生の性格によって所属する派閥が違うだけで、双方ともに気の合う魔人同士が集まって日々わいわいやっている。
生徒会は体制に所属する真面目な魔人が、番長グループは不良っぽい魔人が集まる傾向にあるが、必ずしもそうした性格の魔人ばかりがそれぞれの陣営にいるわけでもない。

学生が特殊能力を持つ"魔人"である以上、生徒同士の争いが発生した場合の被害は一般に比べて大きいものになるため、2つのグループはそうした争いを未然に防ぐべく日々活動している。
といっても普段の希望崎学園は平和そのもので自治組織として動くことはかなり稀。
今回は山乃端一人を巡って不穏な空気が流れたが、大きな争いにならないよう、ハルマゲドンによる決着が双方の陣営から提唱された。

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最終更新:2014年11月15日 16:44