構成メンバー

目次


Odyssea首脳部

総勢1200万人が所属しているOdyssea機関の幹部(マスターピース)となる存在。
嘗ては第24歌全ての幹部が存在していたが、現在は第9歌までが任官している。
完全にトップシークレットの存在があるため、実際には24人全てが揃っていると言われている。
構成メンバーの強さ比較は「強さランク」を参照


戦闘部隊



リタロウ




第一歌、大総帥。帝国軍元少尉。本名は、オデュッセイア=オデュッセウス“リタロウ”。
魔族。出身は不明だが、本人は「邪神位」の位を冠する大貴族の直系と言い張っている。
帝国軍に入隊後、成り行きからある任務を担当し、数秒でターゲットを含む13人を殲滅、この戦果が認められ「カムイ大綬章」を受勲したという。
その後、223の任務をわずか3日でを果たし、異例の五階級特進を成し遂げた。(兵長→少尉)
その中の最後の任務「銃剣の夜」達成後、自分がいるべきは頂点と悟る。数日後、自分の部下数名と軍を離反。
離反後、カリスマ性と独特の演説により、各地で民衆の心を掌握。そして反魔王派を結成、Odysseaの旗槍を掲げ反乱を開始した。
「彼を魔王に」という声が魔界全土に響き、黙殺できないほどに膨れ上がった。
遂には魔王派が折れリタロウと交渉、Odyssea機関の創立もとい君臨を許す形になった。
戦術は火力重視。物理的な破壊を好み、持ち前の強化魔術「クロムウェル」で圧倒する。
固有術式の「聖詠(アルスタシア)」の発動は主旋律(ルール)と境界を歪曲するに至る。
性格は気まぐれ。部下達も彼に振りまわっされぱなしである。趣味?は加工すること。

呻く運命(UNDER GROUND REVOLVER)



「奴の運命を握る究極の能力・・・運命装填だ」

第三歌、最高司令官総司令部元帥。魔界人。伝説上の血族、天魔族の末裔。戦闘狂
外見はその強さとは裏腹に、男でも息を呑むほどの男の娘的超絶美少年である。
「運命装填(リボルバー・リロード)」という運命を操作する能力を持つ。
呻く運命は魔界第19番地区で最強の戦闘力を誇り、地下闘技場で9110勝0敗という脅威の記録を遺した。
地下闘技場を制覇した呻く運命は、世界の退屈さに嫌気が差し「サウザンドリボルバー事件」を惹起する。
その最中、天と地を創造した神を殺し、魔界にその存在を轟かせた。
以来、呻く運命の回転式拳銃の名から「UNDER GROUND REVOLVER」と名告っている。
天と地を創造した神を殺した結果、呻く運命は12億Sktの賞金首となった。
その驚愕の賞金目当てに様々な地区から掃除屋が来向かっては殺しにかかる生活が420年続いた。
現在は、追放された魔界を離れ人間が住む表世界の日本に亡命をし人間界で極く平凡な生活を送る。
余談だが、バタフライ効果とは公園で飛んでいた蝶に向けられた運命装填によって、公園にいた人々が抹消された逸話からきている。

ネクロノミコン



「時よ刹那よ ―――お前達は何よりも美しい」

第四歌、策士。人間と魔界人の混合(ハーフ)。666人居る魔王の子供の一人。誠名は「十六夜依玖空」。
魔界で生まれてすぐに、後継者争いから身を守るために母親自らが生贄となり、表世界へ送り出された。(参照:訣別のαバウンダリー現象
そのためか、ネクロノミコン自身の意思で魔力をコントロールすることが出来ない。
表世界へ移入後、亡命したばかりの呻く運命に拾われ、我が子のように育てられる。
家では主に家事労働担当。Odyssea恒例の祭典では、16年連続の庶務雑務総合格闘技覇者である。
武器はナイフを愛用している。特に、村正を熔解して作り直した刃と神木で作られた木製のナイフシースの短刀がお気に入りである。
また、Odyssea内では屈指のポエマーであり、戦闘勝利台詞などからたびたび敵軍から賛辞を呈される様子が見受けられる。
魔王からの血統能力は時を止める「時の支配」と神々を殺した時に簒奪した力「核熱の炎」、周囲の空間を改竄する「空間掌握能力」。
(本人は3つの強大な能力の内、ほんの一部の力しか扱えていない)
また、ネクロノミコンは自覚していない秘めた能力を持っている。
元々、ネクロノミコンは魔王の息子の中でも甚だしく魔力が高く、数年その魔力を使わず体内に備蓄している。
その力は、ある発動条件の下自動的に開放され、紅き閃光とともに“一世界を死滅させる”。
その能力は、歴代魔王の一人が使えた禁術『デバイス・アンタレスタ・スギュラクタ』を想起させる。ただし、彼は拳を振り上げるだけで発動する。
過去に一度、ネクロノミコンは表世界で何らかの誤作動により発動させてしまい、一度世界が滅んだ。
しかし、その場に偶然居合わせたリタロウのリジェネレイト能力により、完全に元の姿へと回帰した。
その経験でリタロウは、あと数分遅ければ世界が消えていたと、誰かに会う度に吹聴していたことがあり、
その語り草がテンプレート化し、一部のOdysseaでは挨拶代わりとして今でも使用されている。

まほちゃん



「―――――君、後ろ」

第五歌、暗殺部隊隊長。人間。コードネームは「ブラッディ・レイン」。
コードネームは、まほちゃんが通過すると情念渦巻く手刀の斬首によって常々血の雨が降ることにより敵軍の近衛兵から名づけられたものである。
Odysseaでは、人類の頂点に君臨する強さを持つ者として知られている。
まほちゃんを見たものは存在しない。何故なら、姿を見たその瞬間から手刀で首をはねられているからだ。
まほちゃんには独自の美徳が存在し、首を手刀で吹き飛ばす処刑が最も美しいと考えられている。
まほちゃんの手刀で切断できない物はこの世に存在しない。
魔界から持参した魔界最高硬度を誇るオリハルコンですら僅かコンマ2秒で切断された。
Odysseaの中でも一際不明事項が多く、あまりにも謎めいているが、「君、後ろ」はあまりにも有名。
Odyssea内でこの言葉を知らない者は居ないが、これを聞いた人間は誰一人居ない。
何故ならやはり、聴いた瞬間首が宙を浮いているからだ。
また、リタロウのクロムウェルを一度避けたことのある唯一の生物である。

ダムト



「俺の全てを懸けて、護ってやるよ・・・!」

第六歌、特攻部隊隊長兼Odysseaマスコットキャラクター宣伝部長。亜人。
ドワーフ族だが、先天性巨人病の突然変異により身長は4mを超える。
戦闘においては、彼独自の能力「精心の武装・狂」を使い戦闘能力を向上させ、全ての部隊より先行して猪突猛進に突き進む突破口としてその名が知られている。
しかし、この能力を使っている最中は自我を9割失うことになってしまうので彼が通る道を遮る物は全て跡形も無くこわされてしまう。
なにかが擂り潰された道ができていたら、間違いなくそこは精心の武装・狂が使われた跡である。
なので敵からは「破壊の狂戦士」と恐れられている。
主に使う武器というものが無く色々な武器を手にして戦っている。
特攻部隊なのにもかかわらず、大抵の軍隊はダムト一人で壊滅してしまうので、
後方で待機している部隊からは自分の名が上がらず、全部隊が五里霧中になり、特攻としてはどうなのかと論辨されている。
また、知識量はネルヴァ=イスカリオテと拮抗状態を築き上げるほど博識で、ネルヴァとはまた違った情報を得ることも、第六歌に任官された理由であろう。
最近、身長180cmのダムトを見たという情報があったりする。

ヨハン



「ロン、役なし。・・・あ、仕事の時間ですねぇ」

第九歌、最高司令官総司令部中尉。魔界人(元天界人)。
中尉の階級であるが、Odysseaからの人望が厚く、能力も最上級ランクのため、事実上幹部の一人として扱われる。
好きな食べ物はみそひややっこ。同僚とのあだ名がみそひややっこになるほど好物である。
本名はヨハネス=フェアシュテクト=フォン=クラウスニッツァー。家系は祖先が神祖(天界人の血筋)という以外一切不詳細。
口癖は「僕は戦闘は苦手なんですがねぇ・・・」。戦闘前に必ず言う。
魔界総合闘技場にて準優勝(カイザーケイスケとの決勝試合は放棄)を収めたことにより、Odyssea側がスカウト。
Odyssea入隊後、戦場で数々の成果をあげたため、2年間で中尉まで登りつめ現在に至る。
能力名は『完全停止(アンチ・マクスウェル)』。
対象とするものに世界の演算を加え、座標を「与える」ことで、対象を固定する。
一度能力が干渉してしまえば、そこから逃れる術は無く、術者が能力を解くか存在が否定(き)えるまで永久的に固定される。
また表世界の演算式と魔界の演算式を掛け合わせることによって、瞬間的に座標位置をずらすことが可能であり、
自身に座標を設定することによって瞬間移動(テレポーテーション)を行うことが出来る。頭脳明晰なヨハンならではの能力の使用法である。
武器は主にワイヤーなどを利用。
自身の能力と掛け合わせることで凶悪な凶器と化すのだが、本人はその手法を一切合切使おうとしない。
戦闘スタイルは、様々な戦略から綿密な考察を経て構成された『勝ちパターン』からなる頭脳戦を主軸としている。
その為、能力を大して使用せずに戦闘が終了してしまうので、本来の戦闘力は未だに未知数である。
リタロウ曰く、「ヨハンはOdysseaに所属してから本来の1割の力も使用していない」としている。
近年、ヨハンの能力が世界大統領(オンドルーン)の世界計画『人類識別番号計画(人類座標モデル)』の大きな前進となると確信したオンドルーンは、
ヨハンをどうにかして実験資材(モルモットォッ)にできないかと躍起になっている模様。
(ちなみにヨハンの識別番号は、オンドルーン曰く3408923217890421904901239010である。)

シツ


「スコア『46』。特別凶手(スペシャルゲスト)だ――」

第十歌、第17義勇装甲擲弾兵師団少将。人外(セリアンスロープ)。13フィート弱の屈強な肉躰を持つ。
その姿はOdyssea黎明期より確認されていたが、文献には彼の活動の一切を記されず、深淵に葬られていた。
真名を知る者はおらず、ただ「シツ」とだけ呼ばれている。店員の聞き間違いが原因らしいが訂正されずにそのままになっている。初出は不明。
無骨な線を象った強靭な肉体は、常時細胞の破壊と生成を繰り返す生まれつきの体質によるものであり、日々筋肉痛に悩んでいるとの報告がある。
武器は酷く屈曲した鉄球(モーニングスターだったもの)。投擲はせず、そのまま鉄塊を握り潰しながら相手の顔面にめり込ませ、殺す。
一見風変わりな打(つかいかた)だが、純粋に筋力が質量を上回っているらしく、
避ける前に既に「鉄球がめり込んでいる」という観測結果が過程より前に存在してしまっており、運命歪曲でもしない限り回避不能。
技の名は『我流X(ガルクロス)』。あまりにも我流(とらえどころがなく)、あまりにもX(どしがたきもの)。
近年、Odyssea大鉄球大会にて、スコア『46』――惑星同士でピンボールをするようなもの――という前人未到の偉大な記録を樹立したことで注目を浴びるようになった。

支援部隊



末端



「私の研究結果によりますと、エエ、少し運動不足のようですねェ」

第二歌、技術班主任。Odyssea創立メンバーの一人。本名は、ロナルド=オデュッセウス=グリホリー。
魔界人。平凡な魔族の家庭に生まれ、青年期までごく普通に生活する。
大学在学中に、遊び(クラッキング行為)が過ぎたために、DBIと裏業者から追われていたところをリタロウに拾われ、Odyssea創立と共に今に至る。
口癖は「神ィ?・・・殺す」。神頼みし過ぎて神が信じられなくなり、何かと神という存在を殺したがるようになったためである。
大総帥リタロウのことを「リーダー」もしくは「アンコモン」と呼んでいる。
魔界屈指の魔法使い級(ウィザード)のスーパーハッカーで電脳将校(サイバーオフィサー)。
その卓越した技術により、「トロイア戦争」を未然に防いだ英雄である。しかし、「サウザンドリボルバー事件」を追うなか、行方不明になってしまう。
その後、何度か魔界での目撃情報が流れたがすべて信憑性にかけるものだった。
彼の足取りは誰も知れずと思いきや、ネルヴァ=イスカリオテにより、表世界で刺身の上にタンポポを乗せる仕事をしていることが確認された。
Odyssea内では魔界で培った技術を巧みに操っている。
表世界でOdysseaの名があまり知られていないのは、彼の情報操作によるものが大きい。
能力は持っていないが、末端の本体は人が確認できないところに存在し、地上での末端というシステムは全て立体映像に過ぎない。
そのため、戦闘において負けることはあっても、死ぬことは絶対に在り得ない。
しかし、オンドルーンにシステムの脆弱性を突かれ、「手羽先ウイルス」を感染させられたり、
自身が生み出した自律型殺戮兵器、斬道楽に末端本体を乗っ取られそうになったりと、システムに何らかの欠点があるようで、完全に「不死身」ではない模様。
また、末端に託された『アハスエルスの呪力』により、立体映像から電子獣苑 (ティーア・ガルテン)という存在理由不明の電波を発信している。
近年、あまりにも雑兵過ぎるキャラクター性が露呈されてきており、敵キャラでよくある所謂「研究者ポジション」のかませになりつつある。
それを風刺され、アニメ『ジ・アブソーブボアズキョイ 第99話「マルマル絶体絶命!? 恐怖、忍び寄る影!」』にて、敵のモブ研究者の一人として見事友情出演を果たした。

オンドルーン



「人という字は人という字と人という・・・アッ、死ン者った!!」


「楽園(ヘヴン)なんて・・・ありゃしねぇよ!!」

第七歌、物資輸送班(武器調達班)班長。オンドルーン一族での雅号は、ゼノ=フリードリヒ=ランゲフェルド“オンドルーン”。
オンドルーンとは、名前ではなく一族名。人の耳が家紋になっており、人間の耳を引き千切ることで成人になる通過儀礼がある。
現オンドルーン(ゼノ)は、第94代目の当主。一族の血筋は完全に絶え、跡継ぎも存在しないため、実質最後のオンドルーンである。
ちなみに、「オン・ドルーン」と「オンド・ルーン」とでは意味が違う(オンドルーン本人もよく分かっていない)。
種族は亜人の一種で、正式名称は『ホモ・エリクス・パラケルスス・ネアンデルターレンシス』。
非常に稀有な種族で、絶滅したネアンデルタール人からの派生型ではないかと考えられている。鍛冶屋の家系に多いのも特徴。
容姿は人間と変わりはないが、人間より平均身長は高く、不老である。オンドルーンの身長は1m92cm。
また、不老不死に近い超再生能力を持ち、首が飛んでも4時間経てば元に直る(オンドルーンの体感時間で4時間なので、実質4秒以下)。
趣味は壊天剣舞(ブレイクダンス)。エスノセントリズム。人間やドワーフのような知的生命を雑草のように扱う(バッタと人間の区別が出来ない)。
何か食指を動かす興味対象(モノ)を見ると「ん゛んッ」という奇声を発する。人間(ざっそう)以外のモノが多い。
口癖は「人間ってさぁー!(確死フラグ)」。自身のラボには人間のありとあらゆる処刑の図が壁全体に張り巡らされている。
鍛冶屋『死霊焼却(メルト・デスサイズ)』を経営する、名匠トモスケ=キタザワの息子。
Odysseaで支給される武器の約9割が彼の鍛冶屋で製造された物であり、非常に身近な存在になっているが、気づく者は少ない。
しかし、武器の質は魔界一と言われ、死霊焼却製の刀はもちろん、拳銃は射程距離、命中率、装弾数など全ての性能がピカイチである。
武器の最新作としてウイルス兵器を使用したMVMGが挙げられる。
新作武器のアイデアはオンドルーン自身が閃くわけではなく、大抵は助手の発想のおかげ。
たまに自分のアイデアから武器製造に取り掛かるが、大体は人間を素材にして実験を行い、大失敗に終わる。
しかし、恐ろしいことにオンドルーンは人間も亜人と同じく4時間経てば直ると思っているので、毎回大量の犠牲者を出している。
とある地区ではS級化学犯罪人(クリミナルウィザード)として出入り禁止になってしまっている。
また、リタロウのクロムウェルを食らってもなお生き永らえた唯一の生物である。
近年、科学力を飛躍的に向上させたオンドルーンは、自身の生態を強化する為に、自分自身を培養、増殖させて自身と闘い、最後に生き残ったモノをオンドルーンとしており、
所謂、「自然淘汰」を自主的に行っている。オンドルーン統計学者によると、現在のオンドルーンは、約14京6000億人目のオンドルーンであるとされている。
しかし、毎秒4444体のオンドルーンが死滅している為、想定されている数値より遥かに多いと予測される。人間界にも多数のオンドルーンの屍骸が蓄積されており、
メキシコのテノチティトラン(今はメキシコシティ)を囲うテスココ湖には、約9001億体のオンドルーン(何故か青い)が不法投棄されているため、近年国際問題となっている。
現在、オンドルーンは、ニンゲン、雑草、バッタ問わず全ての生命体を捕食する為、食物連鎖ピラミッドの頂点に君臨している。
その上、放っておくと勝手に増殖する為、人間界(主に人間)の生態系に致命的なダメージを与えており、世界の侵略的外来種ワースト10に指定されている。


ネルヴァ=イスカリオテ



「散れ」

第八歌、機関情報部本部長。嘗て情報屋だったが、あまりにも秘密事項を知っているためにOdyssea幹部に任命された。コードネームは「情報屋」。
一応人間だが、別世界線(パラレルワールド)の人間なので、異星人とも言える。
情報によっては、一国を動かすことの出来る国家最高機密事項を所持している。
が、ネルヴァ自身の情報は血筋以外皆無と言ってよい。
そして、彼の血筋は幾つかの星を滅ぼした伝説の戦闘部族の末裔であり、彼のみが所有している血継限界とも言うべき能力が存在する。
その能力、非可換測度空間の証明(ダス・フェアローレン・ヴェルツ)のおかげで、危険な情報にも手をつけることが出来る。
ネルヴァは以前、二本の剣を使っていたが、オンドルーンの『壊天剣舞』や『人間ってさぁー!』に日々巻き込まれ、
さしもの名剣(オンドルーン製)もボロボロになってしまった。
作った本人に直して貰おうにも、会いに行ったら確実に発狂し襲いかかって来る為、修復は不可能になってしまった。その為仕方なく能力を使い、
トモスケ=キタザワ(行方不明以前の頃)に会いに行き、新たな武器『蝕刀:禍つ夜蟲喰む常闇桜』と、
『知識神殿:熾天の階層(カタフィギオ:グノーシス)』を作って貰った。
普段から寡黙で、感情の起伏も少ない。しかし、彼に付き従う少女・クリュプタとOdysseaに害を為そうとする者には、
魔界人ですら、「生きていることが辛い。終焉(おわ)らせてくれ。」と賞した拷問術を行うなど、
「身内に優しく、他者には無関心」な面が多々見受けられる。


その他の関係者及び関係組織

Odysseaに関係する関係者及び関係組織となる存在。
彼らの目的は多岐に渡り、時に全く見当もつかない動きを見せることもある。
その動機は果たしてOdysseaに利益をもたらすのか、又は行く手を阻むのか。
現在odysseaが総力を挙げて活動を追躡している機関最重要項目である。


Odysseaに関係する人物



エリカ=ツェペシュ=ゲーベルト=ベルクホルン



「我が名はエリカ。Iliasを率いるレギオンの長。」

機関Iliasの大総帥。Ilias全ての指揮を取る最高指揮官である。吸血鬼。
容姿は全てのものを魅了する絶世の美少女であるとされるが、年齢は記録から推定して2万歳を優に超えている。
髪型は黒髪のストレートロングであるが、元々はブロンドであったらしく、長年血を浴びすぎて黒く染まってしまったらしい。
どうやら第八歌のネルヴァと何らかの関係を持っているようだ。
更なる詳細は「エリカ=ツェペシュ=ゲーベルト=ベルクホルン」を参照

カイザーケイスケ



「俺だけのOdyssea崩しだ」

地下闘技場が廃止された後、呻く運命の提案によってOdyssea主宰で行っている魔界総合闘技場にて初回から現在まで無敗の伝説の男。
魔界人。戦闘狂。そのため、周囲の者からは『無上皇帝(カイザーケイスケ)』の名で慄き恐れられている。
能力は『特定不可出力(クインテセンス・ドライブ)』。物理的に説明不可能な次元の握力が出、彼が少し握るだけで周囲の空気が歪んで見える。
そのため、5000t超の広大な斬鯨刀を振り回し、その気になれば地球のプレートを破壊することもできる。
常時丸形メタルフレームサングラスを装着しており、如何なる時も無表情で喜怒哀楽が無い。
しかし、一見冷静でいて実際は脳裏に深く刻まれた熾烈な復讐感情が存在し、それこそが彼の全ての原動力になっている。
カイザーはOdysseaに対して忿怒の感情を抱いており、彼は我々を「最後の敵」と称している。当然、Odyssea側からのオファーも悉く断った。
また、カイザーには呻く運命によって人格が破壊された姉が存在する。現在、Ilias大総帥エリカによって厳重に監禁されている模様。

切咲鮮華



「あなたをバラす。Do you undarstand?」

ネクロノミコンを「先生」と呼び付き従う、銀髪褐色肌で髪型がショートカットかつ外見年齢12、3歳の少女。
Odysseayメンバーには非常になついており無害である。
その一方、それ以外の人物には容赦がない残酷な一面を持ち、Iliasと交戦した時、無関係の者もIliasごと殺害した。
夢は家庭を持つこと。目標はネクロノミコンをこえる。ライバルはまほちゃん(本人が勝手に決めた)。
正体は魔界の裏町では名の通る切り裂き魔集団「Jack the Ripper」の元一員。
「Jack the Ripper」に所属しているときは外科医として団員の治療をしていた。
しかしネルヴァを探していたネクロノミコンと遭遇。彼の卓越したナイフの解体技術に一目惚れ。以降彼をストーキングする生活を送る。
その後、Iliasとの交戦「鉄槌の日」でOdysseaに貢献しネクロノミコンの部下(?)になった。
彼女の武器は2本のメス、「Artery」と「Vein」。
「Artery」と「Vein」は呪装である。
特技は解体。特に彼女は女性(雌)に対しては芸術の一言に尽きる。また暗殺も得意で気配を消すことならまほちゃんを超える。
ちなみに、「切咲鮮華(きりさきあざか)」という名前はネクロノミコンがつけたもの。

“刻魔”ユニ


「貴方が全てを護ろうとするなら。私は貴方を護ります」

ダムトのパートナー。性別は女性。元・不可侵の異界の住人。
不可侵の異界でダムトを救助させた事により世界切断してしまう。
助けた理由は心の色があまりにも綺麗なのでここで消えるべきではないと思ったからだそうだ。
現在は世界切断の影響で刻魔という種族になっている。
「時空と存在の否定証明(アカシック・バニッシュ)」と「時空と存在の肯定証明(アカシック・イグジスト)」という能力を持っている。
しかし、力を一気に使うと自らの存在の否定を招くので操るものにも限界がある。
なので、ダムトへの武器の受け渡し(武器を縮小して持ち歩いている)や治療(空間の接続と時の巻き戻し)などのサポートが主である。
もちろん所持数にも限界がある(だが限りなく無限に近い)。治療も他のメンバーのそれと比べるとかなり遅い。
ダムトが精心の武装・狂を使用後も意思を保っていられるのはユニの能力のおかげであったりする。
姿や声は不可侵の異界に一度でも行かないと認識することはできないので、他人からユニは確認出来ない。
しかし、時々ではあるが誰かから見られることがある(原因はわかっていない)。
身長は約30~150cm(自身で自由に変えられる)体重は無い。
この情報もダムトが口で語った情報であって定かではない。けれども、ダムトが語った後に目撃情報もちらほらと出てきたので確かなのだろう。

雷皇のイーナン=トゥーカ



「まだワンチャンあるっしょ^q^」

Odyssea専属予言者。コードネームは「雷皇」。その名の通り、雷鳴の如く刹那に通り往くことが所以である。口癖は「ワンチャンあるっしょ」。
Odysseaではまほちゃん以上に謎多き人物である。種族は不明(恐らく鬼族)。分裂する能力を持っている。
時折その姿を見せたと思えば、36字以内でまとめられた『予言(ミラビリス)』の一文を残し、颯爽とその場を去り往く。
しかし、その一文によるOdysseaへの影響は少なくない。
Odysseaと魔界国家秘密組織Iliasとの全面戦争が予測されていた「トロイア戦争」の前夜、頭を抱えていた末端に「^q^」という謎の言葉を残したのも予言者イーナンである。
後日、トロイア戦争は未然に防がれ、互いにアオイドス機密機関同盟が組まれたが、宣告者の末端によると内実あの予言のお蔭だという。
その予言によってどの様に防がれたのかは一切不明だが、以来、末端は文章を書く際に何かと文末に「^q^」を付ける癖がついてしまっていることが全てを物語っている。

Odysseaに関する組織及び商業施設



喫茶店『黒庵人』

shadow氏が表世界で経営している喫茶店。
店長shadowは魔族と堕天使の混血(ハーフ)。青年期、貧しい家族を養うため帝国軍に入隊。
死霊討伐の任務を好み、受注し続けた結果、特殊部隊『絶夢の枷(グレイプニル)』に配属。一年を死霊討伐に費やす。
空間歪曲の際に生まれるプラズマで周囲を焼き焦がすため、ついたあだ名が『緋炎(スカーレット)』。
戦闘では両手用大剣『プロミナ』を振り回す。
銃剣の夜」の際、王都とカルデア地区を結ぶ空間制圧のサポートを行ったが、
あくまでサポートのため、部隊の頭数に含まれていない。
その後、王都巡回中に空間のひずみに誤って落下、表世界の日本へ。
町を放浪中、運よく末端に魔族であることを発見される。
話を聞くため、たまたま入ったファミレスで杏仁豆腐の美味さに衝撃を受け、人間界への移住を決意。
その一年後、喫茶店『黒庵人』を開業、開店当初からプラズマによるスイーツのあぶり焼きが反響を呼び、店は大繁盛。
現在は、巷で噂の行列ができる高級喫茶店へと成長を遂げている。
中でも、合言葉を知るものでしか注文できないとされる幻の「黒杏仁豆腐」は、この世の味を凌駕した至高の一品であるという。

雀荘『ウエマツ』



ウエマツ氏が経営している反政府組織団体所属の末端機関である。ウエマツ氏は魔界人。
表側はただの廃れた雀荘であるが、プレミアムメンバーと合言葉を知るものしか入れない特別な入り口がある。
その扉を開くと、中は想像を絶する豪華絢爛の大広間が出迎えてくれる。(機密事項なので、詳しく記述することができない)
ウエマツ氏はその門をくぐる事が出来る人間しか情報は提供しない。
その情報は一般人は決して得をしないような、かなりマニアックな事柄のためか、人間とは思えない容姿の者が出入りする光景がしばし見られる。
良くも悪くも玄人向けの店舗であることには間違いない。
ちなみに、Odyssea大総帥リタロウは店長のウエマツ氏と知友であり、ここの常連客である。
その大総帥の勇姿を一目見ようと、在日魔界人のとてつもない大行列が出来ることがあり、店側としては多少困惑しているようだ。

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最終更新:2019年01月16日 01:37