ウォール・シーナは粃(しいな)か支那か

・『進撃の巨人』の世界には3つの壁がある。

・3つの壁は同心円状になっていて、内側からウォール・シーナ、ウォール・ローゼ、ウォール・マリアと呼ばれる。

・壁はそれぞれ冠をかぶった女神をモチーフにしたマークを持っている。それぞれの特徴は以下の通り。

ウォール・シーナ(もっとも西洋の王冠に近い。髪型はアップスタイル)

ウォール・ローゼ(西洋の王冠というよりは日本のアマテラスオオミカミの冠っぽい。髪型はロングヘアー。かぐや姫っぽい)

ウォール・マリア(西洋の王というよりは王女の冠っぽい。髪型は少しウェーブがかっている。ギリシャ神話の女神デメテルっぽい)

 

・シーナのスペルはSINAだが、これはヨーロッパの公用語であったラテン語で支那のこと。

・SINAの語源は始皇帝で有名な秦(しん)国。

・支那とは、現在の中華人民共和国(中共)のある土地の総称。

※「中国」は実は中華民国(現在の台湾)の略称。中華人民共和国の略称は「中共」。かつては新聞でも区別して使われていた。

・そのため現在でも支那と呼ぶ事もあり、東支那海や南支那海など地名にも残っている。

・ラテン語のSINAがなまって、英語でCHINAになった。

・ネットではシガンシナ区は東支那(ヒガシシナ)海がネーミングの元ネタとの説がある。

 

・日本語にも粃(しいな)という言葉がある。

・粃とは

殻ばかりで中身のない籾(もみ)。
うまく実らないで、しなびてしまった果実。
中身のないもの。価値のないもの。
「勘平は四十七騎の―なり」〈柳多留・五〇〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最終更新:2014年12月02日 23:37