ライナーたち=漂流者、エレン=地図説

12巻でベルトルトは「お願いだ、誰か僕らを見つけてくれ」と発言している。

ライナーやベルトルトたちは『15少年漂流記』のように、故郷を巨人に襲われて脱出した後、漂流して故郷に戻れなくなってしまったのではないのか。

漂流者であるライナーたちがあれほど必死に「座標」を探しているという事は、「座標」とは故郷に帰るのに必要なアイテムなのではないだろうか。

たとえば地図である。

エレンがグリシャから継承した記憶の中に、ライナーたちの故郷に帰るルート情報がインプットされているのではないだろうか。

 

あるいは、エレンがパイロットそのものである場合である。「生きたカーナビ」と言った方がいいかもしれない。

たとえば、ライナーたちは宇宙船=この世界の月で生まれた子どもであり、宇宙船を動かすにはエレンが必要。

車のキーのように、エレンは宇宙船を動かすための「生きた起動キー」なのかもしれない。

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最終更新:2015年01月04日 06:44