12巻 第50話「叫び」 エレンとミカサ=「ユピテルとエウロペ(エウロペの略奪)」

◎エウロペの略奪

ギリシャ神話の一篇。主神ユピテル(ゼウス)が地中海東岸の都市フェニキアのテュロスの王アゲノルの娘エウロペに一目ぼれする。ユピテルは白く美しい雄牛に変身してエウロペに近づき、エウロペは雄牛に魅了され、ついその背中に乗ってしまう。途端に雄牛は猛烈な勢いで駆け出し、そのまま海を渡りクレタ島へと連れ去ってしまった。クレタ島でエウロペはゼウスの3人の子、ミノス、ラダマンテュス、サルペドンを産んだ後、クレタ王と結婚した。現在、その子孫が繁栄した土地をエウロペの名を取って「ヨーロッパ」と呼ばれている。

ユピテル(ゼウス)は木星(ジュピター)、エウロパは木星の第2衛星、雄牛は牡牛座の名の由来となっている。

 

◎第50話「叫び」のエレンとミカサ これがグリシャの狙いの一つ

第50話「叫び」で、ライナーたちに誘拐されたエレンを奪還した調査兵団は、大量の巨人に囲まれて全滅の危機に直面する。迫る巨人を見て死を悟ったミカサは、エレンに愛の告白をする。エレンは意図せずにその告白に応える。その直後、エレンが殴りかかった巨人に、他の巨人たちが一斉に襲い掛かり、食いつくしてしまう。まるでアニ巨人が叫び声を上げて、自らの体を巨人に食わせた時のように。

そしてエレンはミカサを背に乗せて脱出

このシーンは「エウロペの略奪」がモチーフとなっている。

エレンはユピテル(ゼウス)、ミカサはエウロペ。

ただし、正確にはエレンはユピテル(ゼウス)=グリシャのコピーである可能性が高い。

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最終更新:2014年11月15日 22:13