前回までのあらすじ
2012年のペナントレース、前半戦を首位ターンで終えたスワローズ。
ゼロから築き上げたチームの5年目は、優勝を狙うには絶好の機会。
このチャンスをものにして、リーグ制覇を狙う!
プレイ記録
後半戦の基本的なスタメンはこちら。
1 野村 ショート
2 赤田 センター
3 岩野 サード
4 山﨑 ファースト
5 福村 レフト
6 宮出 ライト
7 六道 キャッチャー
8 米川 セカンド
ここに森脇、森岡、宮嶋、生田が入れ替えで入る程度。
ローテは笹岡→ジョシュア→村田→上園→由規で回し、谷間には永江。リリーフは誰が中継ぎエースになってもおかしくない山本、みずき、向井、岩﨑、小谷でつないで抑えの山口に回します。
後半戦開始前で2位巨人とは4ゲーム差。慢心することなくゲーム差を広げていきたいところ。
…が。
8月11日に福村が長期離脱…。これはいたい、痛すぎる。
実はこの8月中、1番の野村の打率が急降下。余裕のないチームを象徴するかのように、福村離脱直後の8月16日阪神戦では惨敗を喫しています…。
そんなチームを救うべく、海外留学させていた中田が8月20日に帰国。
うーむ、すごいパワー。使いづらそうだが…。
とにかく頼むぞ!
が。
一難去ってまた一難、今度はベテラン山崎が腰をやってしまうアクシデント。おお、もう…。
試合結果はこちら。
日程 |
スコア |
相手 |
責任投手 |
セーブ投手 |
コメント |
8/7 |
由規昇格 |
0-1 |
広島東洋 |
上園 |
|
打線がわずか3安打に抑えられ、好投の上園を援護できず後半戦黒星スタート |
8/8 |
2-1 |
永江 |
山口 |
終盤7回に相手の暴投で追いつき、延長10回に山﨑が決勝タイムリーを放つ |
8/9 |
4-2 |
中日 |
山本 |
7回に代打新井・野村の連打で逆転に成功、2連勝! |
8/10 |
1-3 |
ジョシュア |
|
勝利が見えた7回にジョシュア痛恨の逆転被弾 |
8/11 |
7-1 |
村田 |
|
6回に6連打で一挙5得点、逆転で村田は完投12勝目 |
8/12 |
笠木登録、福村抹消 |
8/16 |
2-11 |
阪神 |
上園 |
|
投手陣が総崩れ11失点。惨敗で2位巨人とのゲーム差は2.5に |
8/17 |
1-3 |
永江 |
|
3回に岩野タイムリーで先制するもこの1点どまり。競り負けて連敗、2位阪神と2ゲーム差に |
8/19 |
7-2 |
広島東洋 |
笹岡 |
|
森脇3号、六道6号、山﨑24号の一発攻勢で7点を挙げ快勝。笹岡9勝目 |
8/20 |
4-3 |
永江 |
山口 |
1点ビハインドの土壇場8回に宮出併殺崩れの間に勝ち越し。意地で勝利を収める |
8/21 |
1-0 |
村田 |
2回に暴投で挙げた1点を守りきる。村田8回無失点で貫録13勝目 |
8/22 |
中田登録、山﨑抹消 |
8/23 |
3-2 |
中日 |
山本 |
小谷 |
同点に8回に野村が勝ち越し16号2ランを放って勝ち越し!最後は薄氷も白星はがっちりキープ |
8/24 |
4-1 |
由規 |
山口 |
今季初スタメンの中田がいきなり先制アーチ。8回にもソロを放ち、由規を強力援護 |
8/25 |
2-5 |
笹岡 |
|
先発笹岡が3回途中5失点の大誤算。初の2ケタとチーム6連勝はならず |
8/28 |
2-4x |
横浜 |
みずき |
|
救援陣が終盤にまさかの4失点、逆転サヨナラ負けを喫する |
8/29 |
4-2 |
村田 |
山口 |
4番スタメンの中田が2ラン2発の大活躍!昨日の雪辱を果たす |
8/30 |
0-2 |
巨人 |
上園 |
|
先発上園、またしてもムエンゴに泣き10敗目 |
8/31 |
7-0 |
由規 |
|
打線が初回に6安打7得点の猛攻で巨人を粉砕。由規は完封で7勝目 |
8月月間12勝7敗、2位阪神と3.5ゲーム差の首位 |
ちなみに8月31日vs巨人戦の初回の攻撃は、
1番野村センター前ヒット
2番森脇フォアボール
3番岩野センターオーバータイムリーツーベース(2)
4番中田フォアボール
5番六道レフト犠牲フライ(1)
6番米川ライト前ヒット
7番森岡レフト前タイムリーヒット(1)
8番生田レフト前タイムリーヒット(1)
9番由規犠牲バント
1番野村センターオーバータイムリーツーベース(2)
2番森脇ファーストゴロ
森脇の3アウト目以外はすべて進塁に絡むという怒涛の攻撃でした。
そして、村田が今季チーム初の月間MVP受賞。おめ!
8月は上記の通りなんとか月間12勝で乗り切り、9月3日にはついに優勝マジックを点灯させるもその後連敗でマジックを減らせず、9月6日には野村が脇腹痛を発症。
主力を何人も欠いたチームは調子を落とし、9月9日にはマジックが消滅。
それでも9月12日には山崎が一軍復帰。ようやくベストメンバーが戻ったスワローズは、9月15日に優勝マジック15が再点灯。
9月15日にはシーズン勝ち越しを確定させました。
しかし9月は苦戦を強いられ、9月16日にはマジック再消滅。
9月19日からの巨人戦で3タテをお見舞いされ、9月22日時点でセ・リーグは東京ヤクルト・阪神・広島東洋・巨人が4ゲーム差にひしめく大混戦。
9月24日には優勝マジック7が再々点灯、苦しみながらも着実にマジックを減らし、ついに…
リーグ優勝!!!
日程 |
スコア |
相手 |
責任投手 |
セーブ投手 |
コメント |
9/1 |
6-4 |
巨人 |
笹岡 |
山口 |
序盤に中田が4打点を挙げてリード。一時は1点差に詰め寄られるも岩野が突き放し、笹岡10勝目 |
9/2 |
1-0 |
阪神 |
ジョシュア |
5回ジョシュアのスクイズで挙げた1点を投手リレーで守り切る。首位攻防戦第1ラウンドをものに |
9/3 |
4-3 |
上園 |
2回に米川・野村タイムリーで先制。上園はようやく4勝目、優勝マジック22が点灯! |
9/4 |
3-6 |
村田 |
|
先発村田がまさかの7回途中6失点の乱調。5連勝ならず |
9/5 |
福村登録、笠木抹消 |
9/6 |
1-2x |
広島東洋 |
山口 |
|
2回に先制も追加点奪えず、終盤に2点を失って痛恨のサヨナラ負け |
9/7 |
2-4 |
岩﨑 |
|
投手陣が粘り切れず、逆転負けを喫し3連敗。マジックは一つ減って21に |
9/8 |
4-0 |
笹岡 |
|
6回に中田タイムリー・赤田2号ソロで4点先制。そのまま逃げ切って連敗ストップ |
9/9 |
3-4x |
中日 |
向井 |
|
延長11回の熱戦も力尽く。阪神が勝ったためマジック消滅… |
9/10 |
1-2 |
由規 |
|
初回に岩野タイムリーも、得点は1点どまり。由規粘り切れず、2連敗 |
9/11 |
3-1 |
ジョシュア |
山口 |
7回に岩野が望みをつなぐ8号逆転3ラン!ジョシュア10勝目を挙げる |
9/12 |
山﨑登録、宮嶋抹消 |
9/13 |
5-1 |
横浜 |
村田 |
|
7回に野村・福村・六道タイムリーで4点勝ち越しを決め、村田15勝目を挙げる |
9/14 |
8-0 |
上園 |
|
打線がこれまでの鬱憤を晴らす15安打8得点の猛攻!上園7回無失点で5勝目、マジック15が再点灯! |
9/15 |
5-4 |
由規 |
小谷 |
序盤に小刻みに5点を先制。最後は辛くも逃げ切ってカード3タテ! |
9/16 |
2-6 |
中日 |
山本 |
|
2回に先制もすぐ同点を許し、終盤に4点を奪われ敗戦。マジック再消滅 |
9/17 |
5-0 |
ジョシュア |
|
初回に岩野9号・山﨑26号HRで3点先制。その後も付き放し勝利 |
9/18 |
2-0 |
村田 |
山口 |
先発村田、圧巻の8回1安打ピッチングで16勝目。山口は37セーブ目 |
9/19 |
3-5 |
巨人 |
上園 |
|
初回岩野11号2ランで先制も、先発上園が誤算。ゲーム差は変わらず |
9/20 |
1-6 |
由規 |
|
先発由規が6回途中3失点、3番手向井も安定感を欠いて6失点。2連敗 |
9/21 |
1-2x |
永江 |
|
土壇場9回に六道の内野ゴロの間に同点に追いつくも、延長10回に永江がサヨナラ被弾。3タテを食らう |
9/23 |
1-2x |
阪神 |
山口 |
|
1点リードの最終回に山口がまさかの逆転サヨナラ。阪神とのゲーム差は2.5に縮まる |
9/24 |
5-4 |
岩﨑 |
山口 |
終盤のシーソーゲームを山﨑の2打席連続でモノにする。優勝マジック7が再々点灯! |
9/25 |
6-5 |
山本 |
同点に追いつかれた8回に岩野12号ソロで勝ち越し、最後は山口が締めてマジックを5に |
9/26 |
3-6 |
広島東洋 |
由規 |
|
先発由規が序盤に5失点の大乱調。3連勝ならず |
9/27 |
2-2 |
|
|
延長12回、息詰まる投手戦も痛み分けに |
9/28 |
1-2 |
小谷 |
|
延長10回の攻防戦も痛すぎる敗戦。クライマックスシリーズ進出が決定 |
9/30 |
5-2 |
横浜 |
村田 |
|
7回に相手失策と宮出2点タイムリーで勝ち越し。逃げ切って連敗ストップ、マジックを4に減らす |
10/1 |
4-0 |
上園 |
山口 |
先発全員安打のそつのない攻撃で上園をアシスト。阪神が負けたためマジックが2に |
10/2 |
8-4 |
小谷 |
山本 |
4回から食らいつき、8回に六道・森脇タイムリーで勝ち越し。マジック1で優勝に王手 |
10/4 |
1-3 |
阪神 |
笹岡 |
|
優勝を賭けた直接対決も惜敗。胴上げはお預けに |
10/7 |
6-0 |
広島東洋 |
ジョシュア |
|
山﨑が初回に犠飛、7回には満塁弾で大きく活躍。ジョシュア12勝目を挙げ、リーグ優勝達成! |
10/11 |
2-3 |
中日 |
永江 |
|
若手主体のスタメンで臨み、善戦までは持ち込むも惜敗 |
9・10月月間16勝14敗1分け、2位阪神と2ゲーム差の首位 |
最終的な順位表はこちら。
9月は苦しみしかなかったけど、それでも月間勝ち越し。逃げ切って優勝を決めました。
しかし本当の戦いはこれから。クライマックスシリーズ、日本シリーズと残っています。
ここまで来たら日本一、行くぞ!
最終更新:2014年10月08日 18:34