東條操『分類方言辞典』鳥獣虫魚(陸棲動物)



あおだいしょう (青大将)(本)あおさかぶ・あおそ・あおだち・あおなぶさ・あおのろし・あおらち・えーのぼリへび・えぐちなわ・えへび・えわたし・おーこへび・おーさかぼー・おーなじ・おーなめそ・おさかぶ・おなぶそ・かいとまる・かんさまへーぶ。けたまり・ごーまわり・さかお・さとまわり・しらうるし・なぶさ・なまいろ・なまず・なめら・ねずみとり・ぼくとぐちなわ・まぐち・やしきまわり。やじらみ・やとし・やねとーし・やばり・やぶさ・やみしろ・やむし・(補)あおろじ・おーうむなじゃー・しろなみさ・ながむし・なむしゃ・やわたり。

あし (四肢) (本)えだ。
【あと足】 (本)あとえだ。
【犬猫などの前足】 (本)こんぼー。
【牛馬の足】 (補)ぼち。
【牛馬の右足】 (補)ともあし。
【馬の足】 (補)ずか。
【馬の前足首】 (本)こうで。

あつまる(集)↓むらがる

あなぐま (穴能じ (補)しくま。
【穴熊の一種】(本)まみ。

あひる (家鴨) *にく(一七二ぺ)(本)がーな・じがも・ちがも・べこ・みずがも。

あぶ (虻)(本)うしーばい。
【虻の幼虫】 (本)ごよむし。
【牛馬の血を販う虫】 (本)ちなき。

あぶらむし (油虫) *あり窯壷 (本)あ・げ・あま・あまめ・あめ・いご・おーざか・かきざね・かきのたね・かむし・ぎなめ・くむす。くろじょー・くん、なと・げんじき・こあり・こーじむし・ごきかぶり・ごきくらいむし・ごぜ・ごぜむし・こわ・はねむし・ひーら・ー・ぼっかぶり・わんくいむし・(補)あかむし・おんぼ・かきじゃね・かまどむし・げじ・じろはち・ひらんぼ・へーはち・わんかじり。
【小さな油虫】 (本)かきだね。

あほうどり (信天翁) (本)おーふだーが・おきのたゆー・かがー・がんのとり・こぞーどり・しかべ・とーくろー・ばかぞー・らい。

あめんぼう (水馬・川蜘蛛) (本)あしたか・あま・あまちゃ・あまむし・あめうり・あめかす・あめがた・あめだか・あめや(あめうり)・あめんどー・いかだのり・うまっこ・うまのり・うんま・えんこ・おかぐらまい。おすいじんさま・おんぼー・おんま・かーかんじょー・かーかんぼ・かーくも・かーすんまえ・かーっぱ・かがんぼ・かつおむし。かっぱ・かとり・かまば・かわうま・かわぐも・かわこし・かわせんどー。かわっとび・かわとんじ・かわとんぼ・かわむし・かんかん・かんかんぶと・がんどり・かんぬし・ぎょーせん・ぎょーせんうり・きんばちこ・くるまひき・こんぺと・さめ・さわよっこ・さんてんぼー・しーじんさん・しお・しおうり・しおから・しおくみ・しおた・しおたき・しおとりむし・しおのみ・しおふり・しおんしお・しか・しょー・じょーせん・じょ〜せんかよー・すいじんさん・せんどー・たいこぶち・ちょーま。つま・つんつんむし・とびうま・とびっこ・とびっちょ・とびとびむし・とんびっちょ・べっとー・まんが・みずぐも・みずぐるま・みずすまし・みずむし・(補)あめりか・あめんとり(あめりか)・うま・かわくも・かわのかみさん・かんかん一ぽーず・しょーしょーめ。じょーせん・じょーせんくも・せんどーはん・み ずのかみさん。

あり (蟻) *しろあり (本)いら・ささみ・しがる・すあり・すがり・(補)いあい・いやり・ひあしめ。
【羽蟻】 (本)いっときばい・てらつち・(補)ありおやじ・ぶよ。

ありじごく (蟻地獄) (本)あとさりべこ・あとさりむし(あとさりべこ)・あまんじゃく・いじりこ・いちいち・いぼじり・いもじり・いもり・いんぼんむし・うし・うしあな・うしこ・うしつこ・うしのつめ・うしろべこ(べこ)・うしんべー・うずこもり・うすんぼ・えねくぼ・おくんぼ・おこぼ・おどりこ・おぼんぼろ・かーっぽ・がくがく・かくさん・かっこ・かった・かっぽー・かっぽり・かっぽん・かわほりむし・かんこ・きなずり・ぐじゆぐじゆむし・くぼくぼむし・ぐるもーじ・ぐうもんじ・けんけんけそそ・げんごろ・こーこーむし・こごむし・こじこじ・こちょこちょ・こつこつ・こっぼ・ことこと・ことことむし・こぼこぼ・こまこま・ごむごむ・こめんこめん・こもごも・ごんごん・さらこべ・さるこむし・さんねんざる。しーしんぼー・じーのみ・じむし・じも・じもじも・じもむし・しょーとめ・しりこじゃり・ぜご・ぜぜんこ・ぜんぜん・ぜんめ・そーとめ・そもそも・ちぢくぼ・ちちんぼ・ちょこ・ちょこちょこばーさん・ちょこほりむし・つぼくり・つぼこりむし・つぼむし・つめきりむし・てこはこ・てっこー・てっこはっこ・ででこ・ててっぽ・でんでらむし・でんぼ・でんぼのこ・とこばっこ・とっこ・ととっこ・ととばっこ・とのさまむし・ねぼ・ばこ・はっこ・はった・ひごひこ・ひよひよ・ぶっくいむし・べこ・べここ・べそ・へっとこもっこ・べべ・べべこ・べべこじ(べべこ)・ほてーぽっぽ・ほりこ・まつばむし・ままっこ・みみっとむし・みめらごじ・めめ・こじ・やたのおばさん・やまちょこ・(補)あじのす・あなこぼこぼ・ありあな・ありずか・いずもこ・いちこんこ・いどほりむし・いなちょこ・いぼ・おめめ・ぎりぎり・くぼくぼさん・こーこーさん・こそこそ・こめこめ・ごろ・・しーしーもぐり・すっごっこ・すなくいむし・すなほり・だいこくさん・べっこ・へぼへぼ・まいまいさん・み---------------------[End of Page 42]---------------------みなごじ・みみらこじ・めめたこ・めめんこぼこぼ。

ありまき (蟻巻・蛎虫) (本)あまこ・うんか・きらず・きられ・くえ・くよ・さぱい・ぬかむし。

い (胃)↓い(〇九六ぺ)・どうぶつ・とり・いのしし(四一四ぺ)

いえだに (家壁蝨) (本)いら。

いかるが (斑・鳩) (本)まめぐち・まめどり。

いさごむし (大黒虫) (本)げな・けら。

いすか (鶸) (本)くちまがり。

いたち (鼬) (本)おかのかみ・おさご・きちきちとば・けす(忌詞)・けとま・ごっとー・じっと・ずいと・ずっと・とこさま・とば・とま・とまこ・とます・(補)きちきち・てんこち。
【鼬の大きな種類】 (補)おつぼいたち。
【鼬の雄】 (本)とばす。
【鼬の屁】 (本)かっちんべ・かんじんべ。

いっさいご (一歳児) ↓とうさいこ

いとど (竈馬) ↓おかまこおろぎ

いなご (稲子・蝗) *ばった (本)いがた・いなぎーす・いなだか・いねたか・おべんべん・がしたぎ・がた・がたぎ・かたぎす・がたぎり・かたち・がった・ぎーなんど・ぎすたん・きちんぼ・ぎっすん・ぎっちょ・ぎなご・ぎなんどー・ぎらんど・きりご・きりんご・きわ・くさなか・げめ・けら・けんげれす・こーろ・こーろぎ・こぎな・つまもり・とちんば・どば・とんじ・とんばす・とんぶ・とんぶん・なーご・ないご・なご・ねぎどの・はったぎ・はねっこ・はんねむし・ぴーなご・(補)いがたに・いなたぎ・いねとらば・うむい・なんご・はたぎ・はっとり。

いななく (嘶) (本)いさる・いぼる。

いぬ (犬) *おう (本)えんが・かーかー(児)・かか・かっか(児)・ぐわつぐわ・がんが(児)・ぐおんぐおん(児)・こいこい・こーこー(児)・ここ(児)・こちょ(児)・ごっこ(児)・ぐおっぐおっ・こよこよ・ころころ・ごんご・さといぬ・ぶこ・(補)ごっこ・ちーちゃー(児)。
【犬をよぶ詞】 (本)えこえこ・かかかか・がんが・がんがん(児)・こいこい・こーこー・ころころ・とーとー・はいこ。
【犬の鳴声】 (本)びょーぴょー。
【犬などのほえる】 (本)おどく・かまえる・こめる・せぐ・ぼなる。
【犬の遠ぼえ】 (本)うそ・くぼえ・たかぼえ・たちぼえ・たつぼえ・なーぶい・ながぼえ・(本)たちなち。
【獣類、特に犬】 (本)ぞぶくろ。
【子犬】 (本)いっこ・いんこーこー・えっこ・えのころ・えんまる・こちよ・
ころ・ころころ・じーっごっこ・とーとー・とっとこ・とと・ととこ・とところ・とめ。(補)ととのこ。
【雌犬】 (本)ちめ・つめいぬ・めーた・めが・めた・めっか・めっち・めんか。
【のら犬】 *ねこ (本)うせまる・のっつお。
【犬や猫の人に馴れないで神経質なさま】 (本)かどい[形]。
【犬や猫の人を恐れないもの】 (本)ごーら。
【日本犬】 (本)じいぬ。
【西洋犬】 (本)ぶらいぬ。
【狂犬】 (本)がぶりいぬ・はしかいぬ。
【よく鳴く犬】(本)ぎゃすいぬ。
【弱い犬】 (本)べかいん。
【闘犬】 (本)けんかざき。
【犬のけんか】 *どうぶつ(本)えんかじり。
【けしかける】 (本)くすかける・けしろかける・けちょかける・しとまかす・
せかける・せっかける・ちょいかける・ちょしかける・ちょっけかける・はぎかける・ほきかける・ほしかける・ほしめかす・ほひかける・やしかける・よしかける・(補)おきしょかける。
【けしかける詞】 (本)おいしおいし・おろしおろし・けーけー・しょいしょい・ほいきき・ほしほし・よしきよしき。
【犬や猫が小便をかけること】 (本)かけばり。
【犬や猫の食器】 (本)ごき・(補)ごーし。
【犬の食器】 *えさ(補)いぬずき・ずき。
【犬や猫が物を食いたがる】(本)うせる。

いのしし (猪) ↓四一四ぺ

いもむし (芋虫) (本)いもうじ・まめだえろ。

いもり (蠑螺) (本)あかはら・あがわた・いもらい・えもほり・かわのまごいち・かんこもれ・がんちょめ・ぎょっきゃれ・しもだ・すもり・そっむら・ちしゃむし・よもじげんたろー・(補)あかべろ・いもらい・しょーじむやー・すもだ・ももらい。

いらむし (刺虫) (本)あまんじゃく。
【刺虫の刺蛾になったあとの殻】 (補)すずめのしょんべんたこ。

う (鵜) (本)あたく・いんどうい(うのとり)・うかか・うがらす・うのとり。
【鵜飼舟】 (本)うじょーぶね。

うぐいす (鶯) (本)きむしぴさーま・けきょ・じ、κっちゃー・ほけしろ・ほけちょ・まさ・龠ぽーこけじょー。
【幼鶯】 (本)ちゃっちゃ・っあっっあ・でっち・まきた・まつあふつあー。
【鳴き始めない鶯】(本)せっち。
【やぶ鶯】 (補)ちょっちょんぐわー。

うごめく (蠢) ↓むらがる

うさぎ (兎) (本)みこども。
【野兎】 (本)やまうさぎ。
【子兎】 (本)つゆはみ。
【兎の当歳子】 (本)つゆなめ。

うし (牛) *うま・うしき追う(四一五ぺ)(本)うしねんぼー・うしんべー・くろ(忌詞)・くろっぽ(忌詞)・たじし・べーこ・べーぼ・べ》」・べぶ・(補)がっぽー。べこ。
【牛の鳴声】 (本)めー・めーめー。
【牛が鳴〜丶】 〃(本)・りどむ・べ・なる。
【牛を呼ぶ詞】 (本)めー。
【牡牛】 (本)あこ・おぼちゃうし・ごつ。こって・こって・こってうし・こっとい・こて・こてうし・こでべこ・ごまめ・ぞく・でっこ・とち・(補)こって・こってうし・こてのし・ぞうめ・そつく○
【牡牛の強健なもの】 (本)こって・ごっとい。
【牡牛の荒いもの】 (本)さんぶ。〔牡牛の強大なもの】 (本)こというし。
【肥えた牡牛】 (本)こって。
【牝牛】(本)うな・うなみ(うなめ)・うなめ。うの・うば・おなべ・おなみ(おなめ)・おなめ・おんなごめ(おんなめ)・おんなめ・とちべ・なめうし・なんなめ・ぱうじ馳・ばこ・ばし・ばっこ・ばめ・べこ・べっこ・めぞ・めた・めっか・めな・めら・めんた・(補)うなめ・おなめ・ばーめ。
【母牛】 (本)ふくろうじ。
【不妊の牛】 (本)かも・からっぱ。
【交尾期で落着かない牝牛】 (本)かも。
【子牛】 (本)おしょこめ・かべ・ぐーてーま・こうじ・こーじっこ・こーじのこ・こーべた・こべ・こぼー・ころ・ごんご・こんびょー・こんべー・こんぼー・ちょんこめ・ちんころ・でんご・びーびー・びっこ・べー・べーこ・べいこうじ・べーべ・べーぼ・べこ・べここ・べここのこっこ(べここ)・べち・べちこ・べっこ・べべ・べべこ・べべのこ・べんこ・べんた。ぽい。めーのこ・めーめー・めめこ・やべこうし・しよーーよー。トよこ◎(補)べこ。
【子牛を呼ぶ詞】 (本)べらべら。
【牡の子牛】 (本)こって・こんぼー。
【まだ鼻に穴をあけない子牛】 (本)もくちご。
【子牛をひいていろ親牛】 (本)おも。
【親に随っている子牛の行方が知れないこと】 (本)つのがくれ。
【牛の一歳児】 (本)こんざい・とーざい。
【老牛】 (本)かっぱ・こってうし・ほっけ・ぼっこ・ぼんこうし・(補)つく・ぼろた。
【瘠牛】 (補)ひーた・へーた。
【肥大な牛】 (本)じょっくめ。
【赤牛】 (補)あかば。
【黄色に黒みのまじった牛】 (本)あめたらうし。
【黄牛】 (補)あめだうし。
【斑牛】 (補)まだら。
【暴牛】 (補)ほーりぞく・やぶりめ。
【牛の腰骨】 *あし (本)さんど。
【牛馬の腰骨の所】 (本)さど。
【牛が寝ながら身体をもがいて転がる】(本)けーりうつ。
【牛が反芻する】 (本)はみなおす・(補)ねじかえす・ねり」をかえす。

うじ  (蛆) *みそ(一七六ペ)・べんじょ(二〇七ぺ) (本)うなごじ・おながむし・かんぜんむし・ごーじ・ごじ・さし・さす・さるうじ・しりきりうじ・すご・ふくどーじ・ふとーじ・ぼー。むとーじ・(補)あまんじゃく・おなごじ。

うすぱかけろう (蛟,蜻蛉) *ありじごく (本)めくらあけず。

うずら (鶉)(本)うんだみー・さんぷー。

うなる (唸) (本)いがむ・うどむ。

うま (距鴎) *うし・うまを飼う(四一五ぺ)(本)こま・どど・ほろ(愛称)・まーめ・わーわ。
【馬を呼ぶ声】 (本)あーほあーほ・あほ。
【牛馬】 (本)だむし。
【牛馬の図体】 (本)ほろ。
【老牛馬】 (本)ほっけ。
【牛馬の臓腑】 (本)おたぐり。
【牛馬の睾丸】 (本)どびん。
【牛馬の卒倒すること】 (本)たち。
【牛馬の血を吸う虫】 (本)ちなき。
【馬の頭】 (本)ごーら・はっけ。
【馬の背骨の通っている所】 (本)こね。
【牛馬の背中】 (本)せこ。
【馬の尻尾頭髪など】 *たてがみ (本)けんつ。
【馬の尾の毛】 (本)まなす(まなすげ)・まなすげ・(補)うまのす。
【馬の臀部】 *あし・ひずめ (本)さんど。
【馬の小便】 (本)ばり。
【馬の驚くこと】 (本)ものおそみ。
【馬が身体を物にこすって掻くこと】(本)ひどうい。
【馬に脂がつき過ぎて騒ぐこと】 (補)にやーろ。
【蚊に食われたために生ずる馬の皮膚病】 *だに (本)かまけ。
【馬の毛色の名称】 (本)かわらけ・かわらげ・こーじゃ・こーず・こーらー・さめ・ひくるげ・(補)さめうま。
【主人や住所が変って牛馬の食慾の衰えること】 (本)どやびき。
【牡馬】(本)おとんま・がんじょ・こま・こんま・まる・まるうま・(補)こんま・やろうま。
【牝馬】 (本)かけだ・ざま・じゃく・ぞーやく・だうま・だのうま・だま・だんま・どーやく・びーちゃく・ほだうま・(補)ぞーやく・だうま。
【乗用の牝馬】 *ばば(二七五ぺ)・うま(四一五ぺ) (本)よんま。
【子馬】 (本)あーほ・おろ・おろんこ・こま・ころうま・ころんま・こんだ・ちんころ・とーざい・とーね・とんこ・ほま・ほろ・ほろんこ。
【子馬を呼ぶ詞】 (本)おろおろ。
【当歳の子馬】 (本)とーざい・とねこ・(補)とーねっこ。
【当歳の牡馬】 (本)こまっとーね。
【牝の子馬】 (本)びっこ。

うまおいむし (馬追虫) (本)くだまき・くだむし・じってん・じんた・すいと・よぎす。

うむ (産) ↓にあとリ・むし・うお(〇五七ぺ)

うんか (浮塵子) (本)かっぼ・げんとくむし・こぬかむし・さばい・せせり・ぬかばい・ぬかむし・よこたむし・(補)よこばい。

えさ (餌) *えさ(四一六ぺ)(本)えじ・えで・えぼ・おで・はみ・はんまい・もの・(補)えとり・えば。
【鳥の飼料】 (本)けー・ひじょ。
【餌をさがす】 (本)あざく。
【鳥が餌を求めてくちばしや足でかきまわす】 (本)あせる。
【ついばむ】 (本)こつく・ほっつく。
【犬や鳥などに物を食わせる】 (本)はます。
【獣類が餌をあさりに出ること】 (本)えがり。

お (尾) *うま (本)おじ。おじり・おば・おばた・おばち・げんのば・ごっぽ・しりお・しりご・ずー・でぼ・どうー・へんぼ・(補)ずー。
【尾の短いこと】 *ねこ・へび (本)げんぼ・ごんぼ。

おう  (追)  *おbり'(一一四九ぺ)・、ずず一の (補)おっはしる・おんます。
【追い込む・追い入れる】 (本)ぼっこむ。
【犬や鶏などを追い払う詞】 (本)き・きしきし・そ・(補)きー。
【鶏を追う詞】(本)ほー。
【鳥を追う詞】(本)ほーほー。
【獣をおう声】*いのしし(四一四ぺ) (本)きそーきっ。

おおかみ (狼)(本)おいぬ・おいの・おーいん・おきゃ、くさん・おに・かしかめ・かめ・のんの(児)・やま・やまいぬ・やまずみさま・やまのかみ。
【狼などの食い残した肉】 (本)くっばから。

おかまこおろぎ (竈馬) (本)いーご・おかまぎりす・かまぎりす・かまご・かんなご・ぎじぎじ・くろ・くろつず・くろう・しつけこーろぎ・むろむじ・やまうさぎ・(補)あぶらむし・うまぎーす・えこ・ごきむし・たきぞー・ねこせなか。

おけら (螻蛄) ↓けら

おしどり (鴛鴦)(本)おしのとり・かしがも。

おす (雄・牡) *いたち・うし・うま・しか・にわとり・船こ・うお(〇五七ぺ)・いのしし(四一四ぺ)(本)おそ・おんた・(補)おんこー。

おたまじゃくし (蜷斗) (本)あたま・あまこ・おかめどじょー・おぎょうたま・おたふくじょじょ・おたま・おたまぐつ・おふく・がーらご・がーる・かいこだま・がいらご・がいる・がいるご・かいろ・がいろぼーず・がえちま・かえる・かえるこ・がえろ・がすもり・がばらっちょ・がりご・がんたこ・ぎゃーこ・ぎお、ーりこ・ぎゃえる。ぎやくったま・ぎゃのこ。ぎゃらんぼ・ぎょーろくだま・きんねだま・くちなわのばば・くぼじゃくし・げーじ・げーだ・げーらふぐ・げどばく・げり・げりこ・げりぶくろ・げるご・げれ・げろ・げんごろだま・こいまら・ごつと・ことことめ・こぼろ・こも・こもくろ・ごろこ・ごろた・じゃらご・たえこんぼ・たなご・たふぐ・たんころ・だんぶくろ・ちょんごろ。ちんちろ・つぶつぶ・どどんこぶ・どびっこ・どびん。どべ・どべざっこ・どぼ・どんぐつ・どんこ・とんとんみー・どんび・ばくどじょー・ばばじゃっこ・ひーろっこ・びく・びくっちょー・びっこ・びりご・びる・びんたぶと・ふく・ふぐたいろ・ふぐだま・ふぐつ・ふくまんじょじょ・へーろくだま・へたごろ・へとま・ぼーず・ほくろ・ぼでがん・ままっこ・まめぶく。めーめんじゃく・めめっと・(補)あみなー・おたっぴー・おたふく・おだんじょこ・げるこ・ころまん・たべら・たまどじょー・だらべこ・ででっころ。どーまん・どびんご・どべくろ・どべらんこ・ばばすご・びんごろー・ふーたんじょじょ・ふーまん・ふぐたん・ふぐまん・ふっばりどじょー・べっとこしょ・ほてんか・ももらい。

おながどり (尾長鳥) (本)きちじほいほい。

か (蚊) *かやり(四一八ぺ) (本)がざん・がじゃみ・かつぼ・かどんぼ・かな・かの・がんじゃー・かんす・よが・(補)がじゃん・かぶめ。
【やぶ蚊】 (本)かの・しまのたちつけきはいたか・むごー・やまが・やまがじゃん。
【蚊にくわれたあと】 *ぶよ (本)くちめ。

が (蛾) (本)おと・おんぼー・こーぶり・こぶ・ちょーり・てびらこ・ひゆーり・ひる・ぶっつ・べこ・(補)おとぼ・ちょーちょ・ちょなご・ひるこ。
【蚕の蛾】 (本)しろ・ちょー・ちょ,-ちょー・ひーる・ひーろ・ひろ・ぼが。

かいこ (蚕) *が・さなぎ (本)あとと・うすま・おこ・おこどのさま・おこもでさま・おさなもの・おしなもんさま・おしらさま・おひめさん・おぼこ・おむし・くわご・こがい・こがいさま・こどのさま・こな・こもじょ・こもぜ・しろさま・とーどこ・ととこ・ひめこ・ぽこ・ぽこさま・ぼぼー・まんむし・むし・むしがー・(補)こがい・こどの・じょろー・ひめご。
【野生の蚕】 (本)けわこ・((補)のこ。
【桑にたかっている蚕】 (補)くわご。
【夏蚕】(本)ふーけつ。
【初秋蚕】 (補)さきっこ。
【蚕の白く美しいもの】 (本)ひめこ。
【蚕の大きいもの】 (本)とーどこ。
【蚕の小さいもの】 (本)きんこ。
【蚕の頭部】 (補)くち。
【蚕がくもに殺される】 (補)くも」につられる。
【蚕の死んだり黒くなったりすること】(補)じさん(忌)。
【節高病になった蚕】 (補)おすもー・しるだし・ぶと。
【空頭病になった蚕】 (本)こしゃり・(補)あたますき・おちょーちん・ばかっぴき。
【白彊病になった蚕】 (補)おしゃり。
【膿病になった蚕】 (補)ふしっこ。
【腐敗病になった蚕】 (補)おだら・だらっこ・なだれ。
【養蚕】 (補)こがいかい。
【養蚕期】 (本)けごじょどき。
【養蚕の神】 (補)きぬがささま。
【蚕の神】(補)おしら・おしらさま・しゃーがみ。
【養蚕をするために建てた家】 (補)けーこや。
【蚕をかう籠】 (本)せべ・ぽっぽ・(補)えーが・こぎゃーかご・せめ。
【蚕をかう籠のふち】 (補)あぜ。
【養蚕の棚】 (本)このめ。
【蚕の放し飼い】 (補)のらぼーがい。
【若い蚕を育てること】 (本)こばそだて・(補)こばがい。
【若い蚕に専用の桑】(補)こばげーぐわ。
【蚕卵紙】 (本)こたねがみ・(補)たねがみ。
【蚕卵紙から蚕を掃き立てること】 (補)はきおろし。
【蚕卵紙から一度に掃き立てること】(補)いっさん。
【蚕卵紙から掃き立てる時に使う羽根ぼうき】 (補)けこぼーき。
【前駈孵化】 (補)むしで。
【孵化後三日目ぐらいから蚕の体の白く見えること】 (補)けぶるい。
【蚕座】 (本)えぎら・えびら・こしき・こどこ・さんだ・みなが。
【蚕を飼うむしろの下におく籠又はわく】 (本)かごろし。
【養蚕用の広い紙】 (補)ぼくそかみ。
【蚕に桑をやること・給桑】(本)くわつけ・(補)くわあげ・くわくれ。
【眠ろうとすろ途中の給桑】(補)ふりくわ。
【眠ろうとすろ終りの給桑】 (補)とめくわ。
【眠りから起きて最初の給桑】 (補)くわつけ。
【給桑の時に籠をあげる台】 (補)くわくれでー。
【蚕の糞】 (本)うなご・こかす・こがめ・こくず・こはか・(補)こくそ・こふん。
【蚕の糞や残り桑など】 (本)こがみ・こした・(補)こしり。
【蚕の糞などを掃除すること・除沙】(本)うらとり・(補)こしたとり・こしりとり・しりぬき・つぶぬき。
【眠りから起きて最初の除沙】(補)おきうらぬき。
【蚕などの生育振り】 (本)さか。
【蚕の幼虫】 (本)けご・こぼせ。
【蚕などの脱皮】 (本)いのぎ。
【蚕の脱皮すろ】 (補)きぬ」をぬぐ。
【二齢期】 (補)たかざ。
【三齢期】 (補)にわざ。
【四齢期】 (補)ふな。
【四齢期中熟蚕となる蚕】 (補)みたびっこ。
【五齢期】 (補)ひきざ。
【蚕の眠る】 (本)いる・つぼむ・とまる・(補)ならぶ。
【蚕の眠り】 (補)よどみ。
【眠っている蚕】 (本)いこ。
【蚕の眠ウからさめる】 (本)おひなる。
【蚕の眠りからさめること】(本)いおき。
【蚕の初眠前】 (本)こばがい。
【第一眠】 (補)しじ・ひとならび。
【第二眠】 (補)たけ。
【第一眠か第二眠の時の祝につく餅】(補)おこもち。
【第三眠】 (本)ひない・ふな・(補)ふな。
【第四眠】 (補)にわ。
【大眠】(補)おーとまり。
【繭を作るようになった蚕・熟蚕】すがき・わかいこ・(補)ずー・ひき。
【悪い熟蚕】(補)ちょーちんずー。
【熟蚕となる】 (補)わかえる。
【簇・まぶし】(本)こす・こて・しく・すくら・むかで・もず・やま・(補)つとこ。
【枝でつくった簇】 (補)ぼやまぶし。
【改良まぶし】 (補)まんねんまぶし。
【簇についている蚕の糸を焼くこと】(補)やぎり。
【簇をのせる台】 (補)つく。
【上簇】(本)やとい・(補)おこやとい・ずあげ。
【上簇の時の天候】(補)あげじん。
【上簇する】 (本)あく。
【上簇させる】(本)やとう。
【蚕が上簇期にはいる】 (本)ひきろ。
【上簇前の身体のすいてきた蚕】 (本)ひけこ。
【上簇前になって死ぬ蚕】(補)うちじに。
【上簇し終った祝】 (補)あげいえー。
【繭をつくる】 (補)すがける。
【繭をっくらない蚕】(本)うろつき・とら・(補)ごろ。
【繭】 (本)まろや。
【四齢期中熟蚕となる蚕の成繭】(補)みたびまい。
【繭の外側のやわらかい物】 (補)けば。
【形の正しく出来た繭】(本)きんこ・(補)ほんまい。
【玉繭・同巧繭】(本)さじ・(補)たまんまい。
【中繭】 (補)えりしたまい。
【屑繭】 (本)しくた・のび・びしょたま・(補)し:なんまい・ちゆーめー・びしょ。
【繭の中で死んだ蚕】 (本)こもり。
【繭をまぶしから取ること】 (本)まいかき・まいもり。
【繭から生糸を取ること】 *いと(一二六ペ)(本)。さぐり。
【繭を煮て糸口をつけるまでの上皮の糸】 (本)しけ。
【糸を取ったあとの繭】 (本)ぼくそ。

かいつぶリ(鷲鵬・鳰)(本)いちつぶり・いよめ・うよめ・かいち・かいちんぼー・かいにゆー・かなつぼ・かわきじ・かわぐるま・かんなつぼ・きゃすぐり・きんきち・げーず・けーつー・けーつぐろー・けしつぶろ・けつ・こぼし・でっちょーむぐっちょー・でほ・にっこべ・にゆー・ひょーたんご・ひよめ・みお・みよ・みょーちん・むぐっちょ・むぐり・もぐり・(補)かいつ。

かう (飼) (本)あずかる・かくまう・かなゆい・たてる・(補)からゆん・ついかなゆん。
【放し飼い】 (補)おいばなし。

かえす (孵) *にわとり (本)うむす・かい」割らぜる・かえ」出かす(かい)・かいわらかす・すだす・はやす・ふやす・みがく・むだす・むやす・めやす。
【孵る】 (本)おむれる・かいでる・かいわる・けーでる・けれる・しでーいん・すでる・はえる・はやける・ひよける・ふやける・ふよける・みよける・むえる・むく・むける・むしける・むすける・むよける・めがえる・めだつ・めでる・もえる・われる・((補)がいきる・むでる。
【孵ること・孵化】 (本)けり。
【孵りたてのもの】 *しらみ・すずめ(本)かやり。
【孵りたての魚】 (本)めくぎっこ。

かえる(蛙)*ひをがえる (本)あたびき・うば・おんびき・がーず・がーた・がいがい・がいこがいこ・がいた・がおがお(児)・がぐ・かわず・ぎゃーぎやー・ぎやーこ・ぎゃーずぴき・ぎやく・ぎゃず・ぎゃつと・ぎゃわず・げーす・げーっつ・げす・ごーた・こーつ・ごんのー・しゃくたろー・たんがく・ど・ぱ・どんす・ばくど・ばっぷっ・ばんぶっ・びき・びきたろ・びく・ぴっき・びった・べっとー・ぼっぼらふぐだ・まなた・(補)あんこー・おんびき・どんくら。
【蛙の鳴声】 (本)ぐゆしぐゆし。
【殿様蛙】 (本)おにわくどー・かみさまがえる・かみしもげーろ・かんのしがえる・ごとがえる・さんげん・さんげんとび・しまこーと・はちけんとび・ひゃっけんとび・めたか・(補)あぶらびっき・こたろびき・ごどんべー・せんどがえる・たゆーがえる・ちゆーべ。
【青蛙】 (本)あおびき・・あおひきどんくー・がきどんく・たんがくびき・とのがえる・ともがえる・ほとけびき・(補)あおふくだ・ほろほろ。
【雨蛙】 (本)あとさんたんがく・あまがく・あまびき・がしがし。がちゃがちやげーろ・ぎゃしびき・きゃっきゃ・このはがえる・びきた・(補)あーまんじゃ・あまんじゃ。
【赤蛙】 (本)かんびき・さとーびき・さんげんとび・(補)あかびき。
【土蛙】(本)くそがえる・くそびき・こいと・さしものがえる・どうびき・ばばがえる・めったがいろ。
【いぼ蛙】 (補)きびっちゃんこ。
【大蛙】 (本)はっくい。・
【蛙の卵】 (本)ひゃくひろ・繭〉あーこ・たごろ。だんぶくろ。

かえる (孵) ↓かえす

かけす (懸巣・樫鳥) (本)かけす・かしばと・がっち・きゃーぜんぼー・くしひき・さわからす・むしくい・(補)おながどり

かげろう (蜉蝣) (本)あいこ・あがりさがり・いっちやとんぼ・かすぼ・かなよ・ぜせらむし・ちょーとんぼ・ぶよご。
【蜉蝣の幼虫】 (本)けら。

かささぎ (鵲) (本)かちがらす・こーらいがらす・とーがらす・とんがらす・ひごがらす。

かじか (河鹿) (本)あいこよび・あいよいびき・かわず・ちちかぶ・ほろほろどぱ。

かしどり (樫鳥) ↓かけす

かじる (齧) (本)かじく・かじくる・かぶしろ・かぶる・きしる・けしる・こぶる・ほつる・(補)かっかじる。

かたつむり (蝸牛) (本)いえかずき・いえかるい・いえもち。えーしょいむし・おいつかいば・おーぼろ・おっしやびょーびょー・かーさんまい・かいかいくじり・かいかいつぶり・がいがいむし・かいかずき・かいちょんぼり・かいつぶれ・かいぼぼ・かいむし・かいろー・かえつぶり・かきみな・かさっばち・かさつぶり・かさばち・かさばちまいまい(かさばち)・かさんどー・かさんまい・かたかた・かたかたばい・・かたた・かたと・かんつぶり・きねきね・きゃーがらむし・ぐじなめ・ぐち・げげっぽ・げんげんむし・けんだ・じじむし・したみ・じっとー・じっとーばっとー・じんじろ・すんなーに・ぜんぜんからも・だいだいむし・だいぼろ・だいろ・たじみょーみょー・たつぼ・たまくら・たまぐらなめとー(たま・たんぱくら・たんまくら・ちじみなくら)・ちちまた・ちゆぶらめ・つーなめくじ・つぐらまい・つぐらめ・つだみ・つっだめ・つどうかえどう・つのだし・つのだしだいろ・つのだしみょー(つのだしだいろ)・つのべこ・つのんだいろ。つぶかさ・つぶらめ・つぼろ・つめつめごんご・つろー・つんぐらめ・つんぐりじょ・つんつんつぐらめ・つんなめ・つんぶり・でーそんぼー・でーで・でーぶろ・でーぼろ・でーら・でーらくどん(でーら)・でーろ・でーろでーろ・でーうんじ(でーろでーろ)・でこな・ででーご・ででむし・でのむし・でぶし・でる・でんがらむし・でんでこない・でんでも・でんでらむし・でんでんがらむし・でんでんごーな・でんでんたのし・でんでんっぶろ・でんでんむし・でんべのかい・でんべらこ・でんぼのこ・でんぼーらく・でんぼろー・ないぼろ・なめくじ・ねーぼろ・ねぎろ・ばいこ・べーこ・へびたまぐり・へびのてまくら・ぼーだし・ぼーでーろ・ぼんでーろ・まーめ・まいぼろ・まいまい・まいまいくじら・まいまいむし・ままくじ・ままだいろ・まめくじ・まめくじら・みなくじ・みなむし・みょーみょー・めーっちゃぶろ・めーぼろ・めーめー・めーめーつのだし・めめたつぼ・めめんじょー・めんめんじょー・もいもい・ももーず・もろもろ・やぎん・やぶたぬし・やぶつぼ・やぶにな・やぼみな・やまけんけん・やまさざい・やまだにし・やまつぶ・やまみな・やみな・やもーず・やりだし・よどはえむし・(補)かいつんぶり・かさんまい・じゆじゆむし・たつぼ・であーすんぼー・でろでろ・でんでんがいろ・でんでんこ・にょーにょー・まいぼろつぼろ・まいまい・めーめーかんか・めーめーこーじ・めーめっぽ・めめくじ・めめちゃぶろ・めめつぶ・めめんじょー・めんぼろ・やましだたみ・やまたにし。

かちく (家畜)*かう (本)かないむん。

がちゃがちゃ (轡虫) ↓くりわむし

がちょう (鵝鳥) (本)がーなー。

かっこう (郭公) (本)あわまきどり・かこのとり・かっかーどり・かっぽーどり・ここじょ・まめうえどり・まめまきどり・むぎうらし。

かっぱ (河童) ↓四五三ぺ

かとんぼ (蚊蜻蛉)(本)かがんぼ・かんねんぼ。

かなへび (金蛇) ↓とかげ

かに (蟹) ↓〇五九ぺ

かぶとむし (甲虫)(本)あつもり・うし・おにがらむし・おにむし・おんだら・くまがい・げんじ・こーらむし・ごとごとむし・さいかちむし・しか・っーむし。つのむし・へーけ・やどおか・やりかつぎ・(補)かじわら・かなしし・つのがら・てんつく・まぐそむし・やりかつぎ。
【くわがた虫】 (本)かんきり・(補)くろうま・のこぎり。
【かぶと虫の雌】 (本)うま。
【かぶと虫の幼虫】 (本)かけず・ごとごとむし。

がま (蟇) ↓ひをがえる

かまきリ (蟷螂) *はりがねむし (本)いちやねぎどの・いぼかき・いぼきり・いぼくい・いぼさし(いぼじり)・いぼじり・いぼむし・いもじり・いもちゃけ・いもむし・いもり・うろんぼー・えぼ・えぼっきり・えぼったむし・えぼっつりむし・えぼほっち・えぼむし・えもじげんたろ・えれんぼー・えんぼ・えんぼーじり・えんま・おがまなとーさん・おがみ・おがみおじ・おがみたろー・おがみっちょ・おがみむし・おがめ・おがも・おがんぎす・おがんちょろ・おがんぼーし・おこりばばー・おまんばか・おやめめり・おんばば・かーまんちょ・かがみっちょ・かがんま・かまいたち・かまうち・かまかり・かまきち・かまぎっちょー・かまきりちょーらい・かまたて・かまんちょ・かわみそ・がんぎり・かんげきり・かんしち・かんちょらい・がんど・くわんのんむし・きめっこむし・げんざいぼ・げんた・げんびーめ・さーる。ざつとのぼー・さんとうらさー・しらめどり・せーかんぼ・せたんぼ・せんたろむし・たけむし・ちょーなかたぎ・ちょーらい・ちょーらんみゃー・ちょーろ・つくまいむし・でんぼ・とーさん・とかげ・とぎす・とんぐわむし・どんだいぼ・とんのうま・ねぎどの・はいとりむし・ばかばか・はっかむし・はらたちげんべー・はんこむし・はんどーうちわり・へんぼ・ほとけのかま・ぼりむし・めぬいさたー・めめりむし・やまのおんかみ・(補)いぼきり・いぼくいむし・いぼさし・いぱーじ・いぼとりむし・えぼむしり・おがま・おがまにゃやらん・おがみどーせ・おがんぼ・おこりむし・かせぎめ・かまうちたて・かまかけ・かまかたぎ・かまたり・かまちょろ・かんきむし・かんきりばーさん・くさかりむし・げんぱ・ごんべー・さけのみ・ざつとんぼー・たいこたたき・たいこんぶち・たばこむし・つくんめ・つるんまい・とーうんび・としへび・はいとりぱばー・ばたきり・はらたちげんべー・ベベめ・ぼーじり。
【蟷螂の卵】 (本)からすのしずく・からすのよだれ・じーのほんぐり・ふんぐり。
【蟷螂の幼虫】 (本)じーがふぐり。
【蟷螂の巣】 (本)からすのこしかけ。

かみをりむし (髪切虫)(本)きーきーむし・ぎしぎしむし・きっきりむし・きりうじ・きりきりむし・くわきりむし・けーきりむし・けきりむし・つーはいや・まつばきり。

かみつく (噛附) *かむ(〇九九ぺ) (本)かじりつく・かぶつく・かぶりつく・かぶる・くちゃがる・さくる・(補)くっかく。

がむし ↓げんごろう

かめ  (龜) ↓・○山ハ○ペ

かめむし (龜虫)(本)こぶたむし・ひらっか・ふー・へこきむし・へたれむし・へっびりむし・(補)うーがむし・うんがむし・おーが・おが・おじょろむし・わくさ。

かも(鴨)(本)がーとり・もとり。
【小鴨】 (本)たかぶ・たかべ・ちかぶ・(補)たかぶ。
【雁や鴨の群居していろ所】(本)しろ。

かもしか(羚羊)(本)あおしか・あおしし(あおしか)・くらしし・にく。

かもめ (鴎) (本)いわしどり・うみねこ・おーがん・かんぐー・こぶ・こめ・しおこいどり・なわしろとり・ねこさぎ・ねこどり・はなくさり。はまねこ・(補)かぶなめ・はまねこ。

かやくぐり (茅潜) (本)かんしんどり・まとしぎ。

からす (烏) (本)かろかろ(児)。
【群をなしている烏】 (補)まけがらす。

かわうそ (川獺) (本)がっぱ・かわねこ・ほーどら。

かわぜみ (魚狗・翡翠) (本)あおじ・えびとり・かーぴし・かーらかんじゆみ・かじかとり・かわがらす・かわしょーびん・かわすずめ・かわどり・かわびし・かんじゆやー・かんどり・きじら・きっしー・こーせみ・こまどり・しょーび・しょーびん・じょな・しょに・すどり・すなむぐり・せんねんみそ・そーな・そな・そびな・ちゆーびん・どじょーどり・どんじょとり・ひすい・ましつかみ・むぐり・よーどり・るり。(補)かーらまったらー。
【みやましょうびん】 (本)みずこいどり・みやまひすい・やまそな。

がん (雁) (本)がんがんみつくち(がんがんやさぶろー)(児)・がんがんやさぶろー(児)。

かんこどり (閑古鳥) *かっこう (本)かっぽーどり・ぽんぽんどり。

かんぞう (肝臓) ↓かんぞう(〇六〇ペ・一〇〇ペ)・どうぶつ・いのしし(四一四ペ)

きくいただき (菊戴) (本)かんちょーらい。

きじ (雉・) (本)きじのとり・けんけん・けんけんぼろぼろ(児)。

きつつき (啄木鳥) (本)あこーどり・あなほり・おげら・おっけらほっき・きこつき・きこつり・きたたき・きっくじり・きどり・きはたき・きほり・けら・けらこっき・けらつつき・けらっとー・けらほつき・こつこつどり・こんこんつき・つつきどり・てらこつき二・・らそ・てらつつき・とちこかし・とちはかり・ばんじょーどり・ぼくたたき・ぼくぼくどり・ほたくじい・ほたつつき。(補)おてらつつき。けらっちょ・け・らほつき・こつこつ・ばんじょーどり。

きつね (狐) *まもの(四七〇ぺ) (本)おーしろ・おとか・がいがめ・がご・きつ・きつんぼ・きゃつ・きゃん・きゃんきゃん・きんこ・けってぼん・けんけ・けんけん(児)・ずぼ・とーか・とーめ・どんげつ・ぼん・みさま・よるのとの(忌)・よるのひと・(補)おどかし・とーか。
【狐の夜問の称呼】 (本)とーか・(補)よるのわかいしゅ。
【白狐】 (本)と…か。
【狐の機嫌のよい時のなき声】 (本)こんこん。
【狐の機嫌の悪い時のなき声】 (本)くわんくわん。
【狐狸の類】 (本)よもの。
【狐狸の年功を経る】 *どうぶつ (本)ころける。
【ばかす】 (本)ぼやかす。

きば (牙) (本)きー。

きりぎりす (螽蜥) (本)うり・うりす・かたかた・ぎーす・きーっちょ・ぎし・ぎす・ぎつ・ぎっす・ぎっちょ・ぎっつ・きりぎりす・きりご・ぎりす・きわいっちょ・けーす・けずりむし・げっつ・げれす・こーろぎ・ちょんぎーす・とぎす・にしかーき・はねんぼ・やまぎす・(補)がたぎ・ぎーすちょん。
【はたおりむし】 (本)おさん・おば・お〆まん・ぎっす・ぎっちょ・きりぎりす・こめつきむぎつき・やまぎす・(補)とんきち。

くいつく (食附) ↓かみつく

くいな (水鶏) (本)かーちゃぼ・かいつくろ・かねうちどり・かねたたき・かんかぼっこ・かんかん・かんかんどり・くびらーま・くみらー・くろとり・けじつけな・こもら・たにわとり・なますどり・にっこぺ・やちにわとり・やぶひよこ・(補)きじこな・きちくいな・ひーなどり。

くさがめ (草霾) ↓かめむし

くだまき (紡虫) ↓う塞おいむし【参考】物類称呼「紡虫 くだまき〇一名 いとくり 江戸にて、むまをひと云。近江にて、すいと丶いふ。土佐にて、くだまき又、くだむしと云」

くちばし (嘴) *えさ (本)こつきばし・ちょくばし・つつっぱし・つら・つんばし・ととばし・はし・はそ・はぼ。

くつわ (轡) ↓四二二べ

くつわむし (轡虫) (本)ういまん・うるまー・がさ・かさど・がった・きんむんがた・くだから・くだまき・くだむし・まつもれむし・めれめれ。

くま (ヒヒい台月) (本)くまのしし。
【当歳の熊の子】 (本)いこ。

くも (蜘蛛) (本)くばがし・こぶ・てんこぶ・よるがに・(補)くーばー・くぼな・てんこめ・とんざる・とんじゃるめ。
【地蜘蛛】 (本)さむらい・つるこんべー・むかしのさむらい・(補)ぜんぶくろ。
【女郎蜘蛛】 (本)かねこぶ・かみなりぐも・きんこぶ・しまこぶ・でろこぶ・やまこぶ。
【平蜘蛛】 (本)てんこぶ。
【手長蜘蛛】 (本)かねつきぐも。
【大蜘蛛】 (本)おやころし・くまこぶ・こぶ。

くものす (蜘蛛巣)(本)いがき・いがり・いぎ・いげ・え。えがら・えず・えば・えんば・えんばり・くぼのえがさ・くぼのえず・くぼのやじ・くもいず・くもえ・くもえぎ・くもえばり・くものいぎ・くものえ・くものえがら・くものえず・くものえば・くものえばり・くものへばり・くもはで・こぶのえ・こぶのやね・すがき・せんばウ・ねば・ねんばり・へんばり・まい・やじ・(補)あじくり・えばら・てんこのあじ。
【蜘蛛の糸】 (本)くもの「あじ・くぼがす・けん。
【山蜘蛛の糸】 (本)まん。

くら (鞍) ↓四二三べ

くわえる (銜) ↓一〇三ぺ

ぐんきよ (群居)↓かも・ぐんせい(〇七五ぺ)

けしかける (嗾) ↓いぬ

げじげじ (蚰蜒)(本)がいがい・かじはら・かじわら・ぎちがんぼ・げずがんぽ。げんじき・ざざ・なめら。

けずめ (蹴爪・距) (本)するじ・つるじ。
【鶏の距】 (本)きん・けん。

けなみ (毛並) (本)けなだら・けびき・(補)けばす。

けむし(毛虫)(本)いら・いんじょー・うじ・がーだか・かいがりむし・がいだか・かぶれむし・がむし・けーがりむし・げーもんが・けーり・げがむし・げだが・けだろ・けばむし・けばら・けむしたろ・けらむし・けんけら・げんどー・けんも・こーじょ・ごじゆ・こじよ・ごんじゆー・ごんちゆー・しなのたうー・はげむし・ひげうじ・ひげほーじょー・ひげむし・ふがらむし・ほいじょ〜・ほーじょー・ほじょ・ほぞ・やこ・(補)いら・いらむし。
【毛虫の一種】 (本)しなんたろー。
【梅毛虫】 (本)じつら。
【松毛虫】 (本)げんばちいら。
【黄色の毛虫】 (本)はげむし。
【黒色の毛虫】 (本)とげむし。
【屋根裏に発生する夏の毛虫】 (本)じこーぼー。

けもの (獣) ↓・どうぶつ

けら (螻蛄) (本)あぜくじり・あなほり・いんぎらー・けけら・けら・けらおじ・けらとと・けらばば・ごきあらいむし・このやのねずみ・こまむし・こむくろ・じーじーわーぐわー・じごくのうまこ・じじばば・しょーらいむし・たこぞー・ててむし・どぶやねずみ・ままかか・(補)とちころ・ほとけさんのちゃわんあらい。

けんか (喧嘩) ↓いぬ・どうぶつ

げんごろう (源五郎虫) (本)おば・おまん・ががも・かっぱ・がば・がま・がむし・がめ・がめむし・げんたろー・ごーがめ・すっぽんむし・ぜんがめ・ひごーきむし・ひらか・(補)かあんぱ・かまむし・からすのおば・かんば・こあごあめ。
【がむし又は源五郎】 (本)ごーみし。
【源五郎虫の幼虫】 (本)がーむし・やなぎむし。

ごいさぎ (五位鷺) (本)うしかいどり・がーがー・きたどり・ごよ・よがらす・よさき・(補)よたか。

こうび(交尾)する (本)つるぐ・つるむ・(補)すがう・ついるぶん。
【交尾期・発情期】 (本)めかりどき・(補)かまいどき。
【動物の発情する】 (本)そべる・たける・つわる・ふけろ。(補)くりーん・しょーこする。
【馬などの発情する】 (本)いぼる。
【牛などの発情すること】(本)つれこい。
【交尾期にはいった牛】 (本)しおこり。
【交尾期にはいった女牛】 (本)かも。
【発情期の牛馬がはねまわる】 (本)つばえる。

こうもり (蝙幅) (本)かーとり・かくいどり・かさーら・かとり・かぶやー・かもり・こぶろ・とりこーぶり・はぶり・まーまーこーぶり・よたか。

こおろぎ (蟋蟀) (本)いご・おかまぎす・かささせすそさせ・かじはら・がた・かまぎめ・かんた・かんたろー・かんなっちょ・かんのこ・きーきーまんだい・ぎーす・きす・ぎす・きなめ・ぎみ・ぎめ・ぎゆりぎゆり・きり・きりぎり・きりぎりす・きりきりむし・きりご・きりつつ・きりょご・ぎうんぽ・ぎんぎろ・きんなめ・ぐろ・くろぎめ・くろきりご・くろと・くろとと・くろんぼ・けさかっか・けさがはは・けさのかかー・けら・けろけろ・こーろ・こーろころ・ころ・ころころ・ころころし・ころうん・さぶろたぎめ・さんたぎめ・ししきりこ・しゆーとんど・じろー。せきかぜ・せきやかぜ・そばきりご・そばぎりす・ちぬさ・ちんくら・ちんころ・ちんちろ・つーつー・つずりさせ・つつね・つぬしゃ・つんずりさし・ててかか・ててとし・とちげら・とろぎょー・とんど・ひじり・ひゆーとんど・ひょろひょろ・ひりー・ひりひりっこ・ほーろぎす・よきち。(補)いとじ・おっちょー・かまぜー・かまどぎす・きんきらず・そーぱっくり・ちみす・なでうま。
【蟋蟀の鳴き声】 (補)つずらさせかんこさせ。

こがねむし (黄金虫・金龜子) (本)あぶらむし・うつぎのうば・えぞ・おかねぶんぶ・かーむし・かねかねむし・かねばば・かねぶーぶー・かんこー・かんと・ぎんぎん・きんこむし・こーらむし・つむし・なつむし・びーびー・ぶどー・ぽーぶー・(補)たまんぼむし・ぶいぶい・ほーじく。
【黄金虫の幼虫】 *ねきりむし (本)がんど・きりじ。

こくぞう  (穀象虫)  ↓ここめ(一五九ペ)

ことり (小鳥) 菅毳リ・とりかご(二〇一ペ) (本)すずめ・ちーち(児)・ちんち・ちんちん。
【小鳥の心臓】 (本)とんまめ。
【小鳥の砂浴びした跡の地面の窪み】(補)ほりこ。

こまどり(駒鳥)(本)うまおい・ひごろも・(補)ささもぐり。

こめつきむし (米搗虫・叩頭虫)ちけちむし・こめうちむし。

こリ (狐狸) ↓きつね

さえずる (囀) ↓なく

さなぎ (蛹) *ちょう
(本)け
(本)あまのじゃく・いもむし・かいこのむし・きょーむし・さなだ・しーにゃ・しびす・しもかみどーち・しゆーしゃ・じゆじゆむし・すさ・すた。ぞー・・ちょんごろ・とーやま・どち・どっち・とんごろ・にしどっち・にしひがし・にしむけひがしむけ・にしゃどっち・ひーろ・ひび・ひびす・ひょーり・ひょーろ・ひるろー・ひろ・むつご・やなぎ・(補)ちょーじろ・にしんちろりん。
【蚕の蛹】 *かいこ (本)しびっつ・じょー・ずしゃ・どきょー・びく・ぴす・まえみ。

さる (猿) (本)いが・いっけん・えて・えてこ・えびす(忌)・えんこ・えんた・おんつあま・きっき・きむら(忌)・さんべ・まし(忌)・やえん・やえんぼー。やげん・やまねこ・やまのあに・やまのおじ・やまのおっさん・やまのひと・よも・わかいしゆ(忌)・(補)やまのじーさ(忌)・やまのおんさま。
【猿の体内にあり眼薬となる苦い物】(本)さるのきんい。
【密林中で猿が群をなして梢を渡ること】 (本)さるのせんつなぎ。
【猿の群の一番あとにいる大猿】 (補)けご。

しか (鹿) (本)かじし・かなんぼー・かの・かのしし・かわじし・かんぞ・かんちょ・かんにょー・かんよー・しかんぼー・しし・(補)かのしし・ごっこ(児)。
【鹿の鳴き声】 (本)とひーろー・(補)かいろー・かんよ。
【鹿をよぶ詞】 (補)こっごっこー。
【鹿の雄】 (本)うな。
【鹿の雌】 (本)さご・(補)めのか。
【鹿の子】 (本)くらし。
【鹿の胎児】 (本)さご・さんごー。(補)はらご。
【角ののびない頃の鹿】 (本)ずわい。
【角の分れていない鹿】(本)ながそろ・(補)するた。
【解熱剤とすろ鹿の幼角】 (本)し・ようっぽ。
【鹿の血】*にく(一七二ぺ)(本)やす。
【鹿の胃の右脇にあるという臓腑】 (補)たち・やぶかけ。
【鹿狩】 (本)ししがいり。

しじゅうから (四十雀) (本)しんじぼ。まつばかじり・(補)ちんちがら。

しぬ (死) ↓うお(〇五八ぺ)・うし(四一五ぺ)

しみ (衣魚・紙魚) ↓一三五ぺ

じむし (地虫) ↓ねきりむし

しゃくとりむし (尺取虫) (本)いっすんむし・かっくい・しゃっきら・すんとりむし・たかはかり・つんぼむし・どびんわり・はかりむし・ぴとうばかりむし・ぶやむし・めんばかけ・めんぱわらし(めんばかけ)・(補)あまんじゃこ・くわきり・こまのまら・どびんこわし・ばけむし・ぴゃーむし。

しゃも (軍鶏) ↓にわとり

じゃれる (戯) (本)くるう・すばえる・そばえる・たま」をとる・たまとる・ちょろける・なめる・ばえつく・もつれる。
【じゃれること】 (本)げんざ・ぜんざ・ちょっかい。
【じゃらす】 (本)ちょーらかす・ちょかす・ちょろかす。

じゅうい (獣医) (本)ほくらく・まじゃく。

しょうべん (小便) ↓いぬ・うま・ねこ

しらみ (虱) *けじらみ(一三三ぺ)(本)かんのんさま・こら・ぼー。
【虱の子】 (本)ねぜ。
【卵からかえったばかりの虱】 *かえる (本)けれ。
【虱の卵】 (本)ぎーかし・きかじ・きかぜ・きさざ。きさじ・きさだ・ぎしゃし・きびす・きらざ・きらじ・きらず・げーさ・けがし・けらじ・ひりつけ・むしのこ・(補)きさげ。
【虱とり】 (補)しらみっかかり。

しりょう (飼糧) ↓えさ・まぐさ(四四四ぺ)

しろあり (白蟻) (本)うんぞー・きじらみ・きじろー・どくずし・どたあし。
【家白蟻】 (補)しょーりめ。

しんぞう (心臓) ↓しんぞう(一〇七ぺ)・ことり・うお(〇五七ぺ)

す (巣) ↓かまきリ・とリ・にわとり

すいっちょ ↓うまおいむし

ずいむし (螟虫) (本)こーじょ・ごよむし・さしむし・わらむし。

すずむし (鈴虫) (補)ちんちろりん。

すずめ(雀)(本)いたくら・いんどうらー・おはぐうすずめ・くちぐち・くら・さとすずめ・しーなぎ・じじぐろ・しゆいた・ちーち(児)・ちじくろ・ちゆーちゆ・ちゆんちゆん(児)・ちんち・ちんちめ・ちんちん・ちんちんめ・にわすずめ・ぬきば・のきば・ぱどうー・はどうやー・ばばすずめ・ばんちく・ばんどりすずめ・ふくら。ふなどうり・へそくろ・ぽっとすずめ・ますずめ・よもどり・(補)いじわる・じっちくら・じゃっちくら・ちょんちょ・ちんちんこ・つず・ますご。
【入内雀】 (本)いっこくすずめ。
【雀の子】 (本)どびんご・(補)だんじらご・てんびりこ。
【卵からかえったばかりの雀の子】 *ひな (本)ぎゃらっこ・(補)ごんべこ。
【雀を追う詞】 (本)ほやーほやー。

せきれい (鶺冖鴒) (本)あたふなが・あぶしふなが・いしくなぎ・いせのさんため・いわたたき・おいぜどり・おさん・おしえどり・おそーでん・おたけ。おちん・おっちきちん・おながどり・おばふりすずめ・おふり・おまつ・おまんしりふり・おみよ・かーとり・かーらすずめ・かなすずめ・かなちっち・かわすずめ・かわらしこなき・かわらじょーとー・かわらすずめ・かわらひよ・くそちんこ・くんかいどり・けつふりおかめ・こーふながー・しおくみ・ししんびき・しっぽちゃんちゃん・じゅぐやーどうり・しりふりおまつ・しんめんどり・すくらげとり・せきせき・たんぶしふなが・ちちりん・ちちん・ちゅんちゅんがら・ちんちくりん・ちんちんどり・つつんどり・つべたたき・どうながー・にわくなぶり・はますずめ・ひーかち・びちびちん・ひんくた・ひんこつ・ひんこどり・ふながーとうい・へこつきとり・ほいっほ・みずくみどり・むぎまきどり・(補)いしごっこ・おばふり・かなやのしりふり・かわらちょんびん・かんのんひょー・ししゆんびき・しりふり・しりゆり・ちんちろりん・ちんちんがら・はまちん・はまどり・みずくみどり・むぎまきどり。
【背黒鶺鴒】 (本)かわどり。
【青黄色の鶺鴒】 (本)いしたたき。

せみ (蟬)(本)がーす。がんがん・きーや・ぎしぎし・きっき・ぎりぎり・さんさなー・じむじむめ・じりめ・せびせび・せみせみ・みんみん・よーぎ・(補)あささー・すくとーし・せっせ。
【蟬の幼虫】 (本)いもむし・すくも・つちぼ・つぼむし・どんぐり・もぞ・わんざ・(補)ごろだい・せびのうま。
【蟬が殻をぬぐ】 (本)すぬげる・みょける。
【蟬のぬけが】*ぬけがら(補)もぞ。一
【蝉の胸部にある発声器】 (本)かがみ。
【蝉が鳴く】 (本)ほえる・わめく。
【鳴かない蝉】 (本)おしごろー・ごろぜみ・どもり。
【春螺の鳴声】 (補)せーみせーみせみ。
【大蝉】 (本)がや。
【大蝉の鳴声】 (本)わしわし。
【くま蟬】 (本)ごーろ・せんせんせび・(補)わしわし。
【にいにい蟬】 (本)えっちぐれ・こぜみ・むぎかりぜみ・むぎわらぜみ・(補)しーやき。
【みんみん蟬】 (本)おーぜみ・かたびらぜみ・ころもぜみ・ちーせみ・ほんぜみ・みよみよぜみ。
【かなかな蟬・ひぐらし】 (本)いちいち・いりこ・いりむし・かちかちぜみ・かんかんぜみ・かんたかんた・くだまき・けーんけーんむし・くつわぜみ・けじけじ・けんけんぜみ・こんこんぜみ・じーわじーわ・つけつけ・ゆーぐらん・よーけん。
【つくつく法師】 (本)おいよ・きたかたこいす・ぎっつ・きんきん・ぐっしょ・こーせんこけよ・こちょこちょきーよーす・ごとごとこいし・つくしこいし・つくしょーせみ・っくずくよーし・ほっちょー・みーみーつく・(補)おととこいし・くつこーし・こーしんかた・つくんびょーし・ほーえんつく・ほーしんちょこ。
【あぶら蝉】 (本)潟1じんじ・おーぜみ・おや・おやぜみ・かーめ・がらんがらん・がんがらぜみ。かんこ・ぎーとら・ぎゃとろ・くらまぜみ・くろぜみ・じーらぜみ・じりみき・せんだいせみ・たなぼたせみ・たろーぜみ・ちせみ・なつむし・にかせび・ばばぜみ・ひぐらし。ひんがらせみ・ほんぜみ・・みやぜみ・みんみん・やなぎせみ・ゆーぎ・(補)しんぎり・ひがらぜみ。

ぞうふ (臓腑) ↓うま・しか・どうぶつ・とり

そだてる  (育)  *そだてる(×××ペ)(補)たてる。

たか (鷹) (本)はいんさ。(補)へーだか。

たがめ (田塾) (本)かーぱ・がいろはさみ・かえるしめ・かえるばさみ・かっぱ・ががもー・かめむし・ぎめ、ーるしめ・(補)かえるつめり・がんがも…。がんごーじ・かんぱ・たいこむし。

たかる (集) ↓はえ・むらがる

たづな (手綱) ↓四三四ぺ


たてがみ (鬣) (本)あもい・いながみ・うまぬかん・えがみ・おがみ・かぼく・かんぎ・かんじ・かんに・こね・しだ・しだけ・しめ・しら・とりがみ・はじ・まいんぎハ・。
【馬の鬣のついている所】 *うま (本)こーね。

だに (壁蝨) (本)さらげ・すだね・だんにゃま・だんべら・ふっっぶ・みるっみ・やえ。
【家壁蝨】 (本)いら。
【馬の壁蝨】 (本)ごさらぎ・さらげ・だじ。

たぬき (狸) *きつね (本)くさい・こけ・だんざ・ぼんさん。

たねうま (種馬) (本)おだて・つつま。

たまご(卵)*たまご(一六八ぺ)・かえす・うお(〇五八ぺ) (本)かい・ふが。
【鳥虫の卵】 *かえる・かまをり・しらみ・はえ (本)こーが。
【鶏卵】 *にわとり (本)かいこ・くが・こがむにやい・となか・(補)たま。
【受精しないでうんだ鶏卵】 (補)いきりたまご。
【卵のかえらないで腐ったもの】 (補)すいむる。
【卵の殻】 (補)くーが「ぐる。

たまむし (玉虫) (本)かずーむし・ぎんぎんむし・きんむし。

ちどり (千鳥) (本)たびる・はまちどり・はまばしり・はやまー。
【川千鳥】 (本)はんま。

ちゃぼ (矮鶏) ↓にわとり

ちよう (蝶)(本)あまびら・あやはべる・かーぶり・かかべ・かっかべ・かっぽ・かべる・かんぼー・けとな・たけろ・たべら・たべる・たんべーらー・ちゆちゆまんご・ちょーこ・ちょーちょばっこ・ちょーちょまんご・ちょーっぱ・ちょーま・ちょーまべっとー・ちょーまん・ちょーり・ちょちょま・ちょんぱ・てがら・てこな・てびらこ・てぶら・てらこ・てんがらこ・でんぐらこ・はべる・べっこ・べっとー・へべらっちょー・べらこ・べらっちょ・(補)ちゆちゆけ・ちょいちょい・ちょちょけ・ちょちょまんご・ちょなこ・べらこ。
【蝶の幼虫】 (本)こーじょー・(補)よと。
【蝶のさなぎ】 *さなぎ (本)あまんしやぐめ。
【あげはの蝶】 (本)かじちょー・かまくらちょー・かみなりちょーちょー・じごくじょーま・じごくちょーちょー・ちょーまかっかべ・やまちょーちょー・(補)ぱけちょーちょ。

ちょうじゅう (鳥獣) ↓どうぶつ

ついばむ (啄) ↓えさ

つかまえる (捕) (本)おさまえる・きめる・しぇめる・しまえる・しめる・しょずむ・ちゃかまえる・ちゃまえる・ちょこまえる・つかます・つらます・とかまえる・とくまえる・とこまえる・とまえる・とます・とらまえる・とりまえる・(補)おさえる・つらめる。

つくりくぼうし (蛞瞭) ↓せみ

つぐみ (鶇) (本)かごめ・かっか・くわっちょ・くっつん・こっけ・ちょーま・ちょーまん・つーめ・つぎめ・つぐ・つむぎ・ぶるぶる・ほいだ。

つつがむし (恙虫) (本)しまむし。

つりどり (筒鳥) (本)すみだとり。

つばさ(翼)↓は訟

つばめ (燕) (本)かじまったーれ。すばほろ・つばさ。とば・ひーご・ひご・ひゆーご・またがらす。(補)まったらー。

つめ (爪) ↓けずめ・どうぶつ・ひずめ

てん (貂)(本)きてん・(補)てんこち・てんまる。

てんとうむし (天道虫) (本)あきんど・あねこむし・えもむし・おかたむし・おちゃやのばんとー・おばこむし・おまん・かぐらむし・かぶらむし・こーやのおかた・さる・はむし・(補)いちっこ・ごきむし・まめだのおっさん・よめこむし。

とうさいご(当歳児) ↓うさぎ・うし・うま。くま・うお(〇五八ぺ)・いのしし(四一四ぺ)

どうぶつ (動物・獣類) *かり (本)けーけー(児)。
【動物の住む穴】 (本)じょー。
【鳥獣】 (本)いちむし。
【鳥獣の親】 (本)はだ。
【鳥獣の母親】 (本)あっぱ。
【動物の胎衣】 (本)しーらー。
【獣のあごから腹へかけての皮】 (補)くさかけ。
【動物の下腹部】 (本)そと。
【動物の背中の高い所】 (本)せこ。
【鳥獣の鋭い爪】 (補)三1とう。
【動物の骨】 (本)がんこつ。
【動物の軟骨】 (本)ぐすみちゃー。
【動物の肉と内臓との問の脂肪】 (本)ばれー。
【動物の内臓】 (本)うじどーぐ。
【鳥獣の内臓】(本)なかどき。
【鳥獣の臓物】*はらわた(一一五ぺ)・うま・とり(本)どーむく。
〔鳥獣虫魚ー陸棲) とうーとさ
【鳥獣の腸】 (本)ひゃくひろ・ふく。
【鳥獣の胃袋】 (本)ものはみ。
【獣類の内臓】 (本)ふくまる・(補)こところ。
【獣類の肝臓】 (補)なき。
【獣の胆嚢】 (本)くろぎも。
【獣類の睾丸】 (本)ふぐひ。
【動物の反吐】 *ねこ (補)どべ。
【動物の老年になったもの】(補)ふっこ。
【動物の年功を経たもの】 *きつね(本)こっけ・ふるせ。
【動物の屍体】 (本)しんだんじ。
【獣類のたけだけしい】 (本)けわしい。
【動物のけんかする】 *いぬ (本)あーゆい。
【鳥獣の流産する】 (本)あらす。
【雌雄のつがい】 (本)すがい。
【獣類が館をあさりに出ること】 (本)えがり。
【猪や狸をおどすために獣路に仕掛けた鉄砲】 *かがし(四一七ぺ) (本)かけでっぼー。
【獣をおう声】 (本)きそーきっ。
【獣を数える単位】 (本)こん。

とうろう (蟷螂) ↓かまきり

とかげ (蜥蜴) (本)あんだつあー・いぼくい・えもじり・おかまちょろ・おかまへび・おきり・おばー・おんぱ・おんばじょろ・かーまんちょ・かーめっちよ・かがみっちょ・かたこし・かなくび・かなへび・かまぎす・かまきち。かまぎっちょー・かまきり・かまんちょ。きゃーびょー・ぎょーとい・くちなわのいしゃ・こーらぐすけー・しちぶしゃ・じょーと・じょーとり・ぞーりきり。ちょかんぎり・とかき・とかぎり・ときゃく・とけら・とっきゃぎゃろ・とりかぎ・ばんごぜ・ばんばーへび・ひかりおんば・ひぜんかき・へびのかっか・まーなー・やまあまみ・やまなんじゃー・(補)かがんちょろ・かなびっちょ・かなへび・かまげっちょ・かまちこ・かまちょろ・かまへび・かまんちょろ・とっかんじょー。
【蜥蜴の一種】 (本)かなぎっちょ・かなちょろ・かわみそ。

とぐろ (蜷局) ↓へび

とさか (鶏冠) (本)えぼし・かがみ・かぶと・かむざ・かんがん・かんじ・かんむり・きのこ・けとー・けん・けんとー・さが・しゃか・しょーし・とつきん・とっけし・ととっけー・とりさか・とりのかぶと・とりのけっちゃか・はーん・はがに・はがん・びく・びれんこ・ほーみん・もつ・(補)なっつあい。

とび (鳶) (本)ねいどうみたかー(六三九・へ)・ぱいさ。(補)けちどり・たせめ。とーひ・にーせん・にせ。

とぶ (飛) (本)たかる・はたらく・はやる。
【羽ばたきせずに飛ぶ】(本)のす。

とまる (留・止) ↓とり・むし

とリ へ鳥) *ことリ・どうぶつ・とりをとる(四三七ぺ) (本)とうぴとうい・ぽっぽー(児)・ぼと(児)・(補)とうびとうい・とりつぼさ。
【鳥の雌】 (本)めんた。
【夜飛びまわる鳥】 (本)よたか。
【水鳥】 (本)ずんぽり。
【水鳥の水かき】 (本)かもり。
【鳥の指の股】 (補)ふ。
【鳥の胃袋】 *くちばし・ふん (本)ももげ。
【鳥の砂嚢】 (本)くそぶくろ。
【鳥の臓腑】 (本)うるか。
【鳥が木片を集めて巣をつくること】(本)ほえわたし。
【巣ごもりする】 *にわとり (本)かまる。(補)すくぬん。
【鳥のとまる】 (本)すわる・たかる・はむ。
【鳥を数える単位】 (本)こん。

とりかご (鳥籠) ↓・とりかご(二〇一ペ)・にわとり

とんぼ (蜻蛉) (本)あーけ・あきつ・あげ・あけず・あけどり・いへだ・うさま。えーだー・えぼ・えんば・えんぱしょーろ・えんぶ・おんぼー・かいかい・かいそ・かいとぼ・きしょか・けーご・けーず・けけず・げす・けっけちょ・げんざ・げんざっぼー・げんざんぼー・ざんぶり・しやらんぼ・せんぶ・せんぼ・だーぶり・だぶり・だんぶ・だんぶり・だんぼ・どんば・ねんば・ぱぶた・ばんど・びーふ・へっちょめ・へぼ・へんぼ・ぽい・ぼんど・めんかい・やんま・(補)がしら・そめ・ねっぽ・へつ・へつそめ・やま・やも・やんま。
【蜻蛉の雌】 (本)めとー・(補)おんなめ。
【蠕蛉の幼虫】 (本)がむし・やまみょーじ・(補)たいこむし。
【むぎわら蜻蛉】 (本)かわらけとんぼ。
【しおから蜻蛉】 (本)しおからえんば・しおとんぼ・しもがらあけず。
【おはぐろ蜻蛉】 (本)あねさとんぼ・おかっつあんとんぼ・かわとんぼ・こーやひじり・(補)からすとんぼ。
【とうすみ蜻蛉】 (本)かなご・かまくらとんぼ・しもがれあーけ・せんこどんぶ・てんじんあーけ・とのさまとんぼ
  • ひかげとんぼ。(補)あねさまとんぼ・
ざつととんぼ。
【赤とんぼ】 (本)いなげんざ・おしゃかとんぼ・おしょく・おどりとんぼ・きんときとんぼ・こーしょ1ねんぱ・こーやひじり・こしょーとんぼ・こしょーへんぼー・しょーじょーとんぼ・しょーらいとんぼ・しょーりょーえんば・たのかみとんぼ・ちごとんぼ・とんがらしとんぼ・なんばあけず・なんばん・ぺにとんぼ・まっかしょーらい・(補)あかちとんぼ・あかべっつお・けけず・なっきりとんぼ・ひがんとんぼ。
【大とんぼ】 (本)うしこって(児)・うしやんま・うるしやんま・おにやんま・おんじょー・かーとりとんぼ・かまくらとんぼ・がんま・きじおんば・きりしまやけし・くまんがいしょ・げんじ・こいし・しまへんぼ・たんぼ・とのさまだんぼ・どう・ぬまだんぶり・のまだんぶり・のんま・やまあきず・やまとんぼ・(補)あぶらやとんぼ・おーやまとんぼ・おにべつぞ・おんじょ・ぼーぼんし・ぼんしめ。
【大とんぼの雌】 (本)けぬ。
【とんぼの一種】 (本)かわらどんば・(補)あけず。
【つるんだ蜻蛤,】 (本)きーち・げんし・(補)でこ・もーし。

なきこえ (鳴声) ↓いぬ・うし・かえる・きつね・こおろぎ・しか・せみ・にわとり・ねこ・はと・ふくろう・かつぱ(四五三ぺ)

なく (鳴) *いななく・いぬ (補)やげる。
【鳥虫など鴫く】 *せみ (本)おめく。
【鳥の鳴く】 *にわとリ (本)ぐざる。
【さえずる】 (本)おろぶ・ぐずる・くぜる・くでる・さえる・さゆる・ひしぐ・ふける。ほける。
【よい声でさえずる】(補)たかね」ふく。
【さえずり方の連続的でないもの】 (本)じなき。

なめくじ (蛞蝓) (本)あぶらむし・いえなし・いなし・おじょらさま・おひめさん・からなしなめくじ・ぎなめ・ぐじ・しゃくじろ・だいぼろ・だいろ・でーろ・なまず・なまとこじる・なめ・なめくじら。なめら・ねば・の・めんでーろ。のりひき・はだかでーろ・はだかまいぼろ・はなおれむし・ぱなだいむし・へり・まくむじょ・ままくじ・まめくじ・まめくじら・やどなし・やねひき・やまなまこ・(補)いえなしつんぶり・えーなしげげっぽ・えーなしめーめーっほ。えなし・しゃーくじら・しゃこじ・だぇろめ・なべこじき・なめらっくじ・のめらっくじ・はなたれむし・めーめー。

なんきんむし (南京虫) (本)とうくー・とこむし・(補)あかめ。

にお (鳰) ↓かいつぶり

にわとり (鶏) *左り (本)ぐぐ・けーこ・けけ・けけこーろ・けけろ・けた(忌)・けむしゃ・こーこー(児)・ここ(児)・ごっこ(児)・ころころ・といとい・とつとこ・とてこっこ(児)・ととけっこー(児)・ととこ(児)・ととっこ(児)・はとと(児)・ほーほー・ほほ・みった・みやかい・(補)こかこ(児)・はーとうい・ゆーゆー(児)。
【鶏の鳴く声】 (補)こかこっこー(こかこ)。
【鶏を呼ぶ詞】 *おう (本)こーこー・こーこごこ・ころころ・ころこうこう・といとい・とろとろ。
【鶏の雌】 (本)めっそ・めっちょー・(補)めんこ。
【鶏の雄】 (本)おじょ・おんかー・おんご・おんじょ・おんちゃ・けんもの・じじ・つめ・べっと・(補)おやじっとり・てちょ。
【地鶏】 (補)しばっとり。
【雑種の鶏】 (本)おとし。
【ちゃぼ・矮鶏】 (本)つあんぐわ・(補)ちゃーん。
【しゃも・軍鶏】 (本)おとし・けとり・けんつけどり・たうち・どき・びーとり・(補)あーやーとり。
【鶏の羽の斑紋】 (本)ぐみー。
【黒白まじりの羽をした鶏】(本)こえん。
【鶏の羽の光沢】 (本)けばさ。
【鶏の羽の抜けかわる】 (本)とや」にかかる。
【鶏の砂ぶくろ】 (本)うそむき。
【鶏の肺臓】 (本)くわんとり・どくち・とっとり・とりい。
【鶏の蹴合】 *けずめ (本)けー。
【闘鶏】 (本)けっとり。
【鶏の鳴く】 (本)うたう。
【鶏が時を告げる】 (本)さくとうゆい。
【夜更けて鶏の鳴くこと】(本)まどとい。
【鶏の砂浴び】 (本)つちこ・つちみず。ゆがき。
【鶏が砂浴びする】 (本)ほうろうつ。
【鶏のひなき飼うために伏せる籠】 (本)ふせこ。
【鶏を飼う竹籠】 (補)みーばーらー。
【鶏小屋】 (本)えーこみ・おいこみ・とめこ・とりまや・(補)とやこ。
【鶏のとまり木】 (本)やま。
【鶏の巣】 *ふん (本)すや・(補)とんや。
【鶏の巣に残しておく卵】 *たまご (本)すまぶり。
【鶏が卵をうむ前の動作】 (本)ぞーずくれー。
【鶏が卵をとられて憤る】 (本)じれる。
【鶏の巣についているもの】 (本)ぬくめどり。
【鶏の巣につくこと】 (本)おそいぶり・すどや。
【鶏が巣につく】 (本)うぐむ・えせる・えへる・おむす・きめる・こぜる・しまるん・ずくねる・はらかく・むす・(補)つぶす・ふてる。

ぬかずきむし (叩頭虫) ↓こめりをむし

ぬけがら (脱殻) *せみ・へび (本)しら・みがら・むけがら・(補)すいでいぐる。

ねをりむし (根切虫) (本)きりゆーじ・こえむし・ごよむし。

ねこ (猫) *いぬ (本)おしゃます・おて・かいかい・かな・ぐる・こま・じんた(忌)・たた・ちゃこ。ちゃっぺ・ちゃぺ・ちゃんこ・ちゃんぺ・ちょい・ちょま・とと(児)・とら・ぬ・はち・ぶち・まい・まやー・みゃー・めー・(補)こま
〔猫の鳴声】 (本)みゃう・みゃんみゃん(みゃう)。
【猫を呼ぶ詞】 かなよかなよ・くす・こーねこね・こまこま・こまや・ちょこ・ちょま・とーとー・ぶじ・べーべ。
【子猫】 *じゃれる (本)こび。ちょぼ・ねこご。
【雌猫】 (本)ひめ。
【雄猫】 (本)おーど・おーどーねこ・ごろ・ごろねこ・とんびねこ・ばんそーねこ。
【黒猫】 (本)くまねこ。
【三毛猫】 (本)きじねこ・さんけねこ。
【白に灰色の斑点あろ猫の毛色】 (本)きじ。
【夏生れの猫】 (本)へこ。
【秋生れの猫】 (本)とこ。
【人に馴れていない猫】 (本)しまねこ・つしねこ。
【のら猫】 (本)いたりねこ・うせまる・ごーうねこ・じげねこ・ぬすびとねこ・のっつお・やまねこ。
【猫などがいつとなく入りこんで家に居つく】 (本)ねりこむ。
【猫の手】 *あし (本)ちょっかい。
【尾の短い猫】 *お (本)おんぶり・かぶねこ・こぼーじり・ごんぼー・ばじ。
【猫の小便】 (本)いばり。
【猫の嘔吐物】 *どうぶつ (本)ごき・たばき・ため・よたけ。
【猫の恋】 (本)かもえ。
【猫のさかりがついてあるきまわる】 (補)ほーける。
【やせた子猫】 (本)がぜ。
【だんだんに弱ってゆく猫の病気】 (補)ねーら。
【猫のいびき】 (本)ごろ。
【猫が鼠をねらう】 *ねらう(三九八ぺ)(本)鼠を「さずむ。
【鼠をよくとる猫】 (本)りょーよし。
【鼠をとった猫をほめる詞】 (本)けなりい・けんなり。
【障子にあけた猫の通路】 (補)ねこくぐり。

ねずみ (鼠) *ふん (本)あねさ・うぇーき・うえのあねさま・うえんちゆ・うやんつ・おいじゃ・おきゃくさん・おじょーさん・おじょうさん・おっさま・おひめさん・おふく・おふくろ・およめ・かーきー・がんど・きーきー・きーさん・きっき・じょめんま・てっぺのあねさま・どうみ・ねら・ばか・ふくさん・ふくじょー・ふくたろー・ふくのかみ(忌)・むすめ・やんぬし・よめ・よめがきみ・よもの・(補)あまのひと・ううえんちう・ふーさん・ゆろどの・ゆるのしと・よめごさま(忌)・めさま・よめっこ・よめどの。
【子鼠】 (本)きしろ・こねら。
【大鼠】 (本)おーねら。
【白い大鼠】 (本)おね。
【どぶ鼠】 (本)かわねずみ。
【地鼠】(本)どぶろく。
【野鼠】(本)のねら。
【畑鼠】(本)のらね。
【田鼠】(本)つちかぶり。
【二十日鼠】 (本)いなっちょ・いわごろねずみ・えなっちょ・くっとぅわー・こにょーぼ・とちがらねずみ・ほっぽー。よだねずみ・よなっちょ・(補)きしろ。

のみ (蚤) (本)あかうま・くりげうま・のんびん。
【蚤にくわれたあと】 (本)くちめ。
【蚤とり】 (補)のみっかかり。

はあり (羽蟻) ↓あり

はいぞう (肺臓) ↓にわとり・いのしし(四一四ぺ)

はえ (蠅) (本)ヘーぼ・(補)ゆーばい。
【青蠅】 (本)やた。
【欄孀の卵】 *畆U■し (本)へh〕。
【蠅などのたかる】 (本)さえたかる・ぜせる・(補)たかりーん。

ばかす (化) ↓きつね

はく (吐) ↓ねこ

はさみむし (挾虫)(本)しりはさみむし。

はたおりむし (機織虫) ↓きりぎりす

はち (蜂・) (本)すがり・はちすがり。
【穴蜂】 (本)しがり・つちすがり。
【腰長蜂】 (本)あしだか。
【腰細蜂】 (本)すがりばち。
【似我蜂】 (本)かそり・こしぼそ・さんぶろーばち・じすがり。
【熊蜂・】 (本)あんどんばち。おーかみばち・やかんぱち・(補)だんごばち・どんぐりばち。
【小さい蜂】(本)ぬかばち。
【蜂の一種】(本)へーぼ。
【蜂の幼虫】(本)うじ・しろむし・(補)ちよーちんご。
【似我蜂の子】 (補)へぼ。
【蜂の針】 (本)けん。
【蜜蜂が午後二時頃みな巣箱の外へ出て飛びまわること】 (本)やつばち。
【蜂蜜の生のもの】 (補)たらしみつ。

はつかねずみ(二十日鼠)↓ねずみ

ばった (飛蝗) (本)いなはったぎ・おきち。おやのめつぶし・がーたー・がしょー・かたー・がたぎ・がち・かとーず・ぎーす・ぎし・ぎす・きた・ぎっこんばったんこ・ぎっちょ。きな・ぎめ・くろぬすっと・けんがらはし・しょーりょーばった・たか・たなぼた・つっばねめ・とっぴー・どば・とびうま・とびっちょ・とらぼ・とんぶし・ねぎどの・はったぎ・ほったこ・(補)きょんま・しんきちめ・せー・ちょんま・とのり・ばた・ほとけのうま。
【しょうりょうばった】 (本)こーぼー。
【とのさまばった】 (本)とのさまとらぼ・どうぼーはったぎ・(補)はたぎ。
【はたおりばった】 (本)おきち・おまんはたおり・(補)おてんじん・おんめはたおり・ぎじぎじばった。
【ばったの一種】 (本)かたかた。

はと (鳩) (本)さとつぼ・しょあとめ・としよりこい・ぽーぽめ。
【鳩の鳴声】 (本)どてっぽっぽー。
【山鳩】 (本)ててっぽっぽ。
【山鳩の鳴声】(本)ててっぽっぽ。

はね (羽・翼) *にわとり (本)くだぱに・とうっばに・はがい・はぶき。
【虫類の羽】 (本)はがい。
【鳥の羽毛】 (本)ほろ。

はむし (羽虫) ↓あり・むし

はらわた(臓腑)↓はらわた(一一五ぺ)・どうぶつ・あわび(〇五七ぺ)

はりがねむし (針金虫) (本)あしがらみ・あしまき:つずまき・もってーむし。

はんすう (反芻) ↓うし

はんみょう (斑猫) (本)けさがめ・へこきむし・へっびりむし・(補)かんかんむし・ほーじょーむし。
【斑猫の幼虫】 (本)あまのじゃく。

ひきがえる (蟇) (本)あっぷ・あんこー・いぼた・うしわくどー・えぼがちげーろ・おーさまがえる・おーひき・おーひきべっとー・おかまがえる・おこびき・おどらん・おにわくどー・おばどんく・おひきべっと・おやじおんぴき・おろうんぴき・おんじょーこ・おんば・おんばく・おんぴき・おんわくど・かさごいと・かさどーさい・かさわくど・がっと・かねしょばんば・かまばく・かまもり・くわんすばく・がんたく・ぎょくぜ・くっ・くつごと・くつひき・くつわびき・こえもん・ごーと・こじきひき・ごた・こつおんびき・ごっつんびき・ごっと・ごと・ごとしき・ごとびき・ごとべー・ごとら・ごろた・ごんぜ・さこべ・じょーくおー・しょーくさん・だんごく・たんなんびき・たんのん・だんびき・どーさい・とーらんぴき・とくろひき・どこまつ・どすびっき・どたんげーろ・どっくー・とっちゃまびき・どびき・どんく・どんこ・どんびき・なんこ・にゆーどーがえる・ばく・ばっくん・ばったがえる・ひき・ひきごと・ひきだ・ひくばば・ひこたばっくい・ひごんすけ・ひょうどんびき・ふくあんこー・ふくごと・ふくだびっき・ふぐだらびっき・ふくばっくい。ふくんどん・ふっこんぎめ,1・ふるだ・べっとー・ほだかえる・ほたんびき・ほったい・ほっとく・ますびっき・むかしだんごく・もーらびっき・もっけ・もっけあ・やどさん・やどもり・やまあんこー・よーびき・わくどー・わくひき・わっく・わにわに・わんびき・(補)あんこー・おかどんびき・おんばす・かさばっくん・かしゃどしゃ・かったんげーろ・かってぼあんこ・かわそどへ・どへ・ごとーべー・ばっけーる。ひきごと・ふーあんこー・ぶーたんご・ふくだどんぴき・ヘーとりあんこ・へんどがえる・ほーとーぴき・やしゃこ・わくびち。

ひぐらし (蜩) ↓せみ

ひずめ (蹄) (補)ついまぐ・ぱっか。
【馬の蹄のくさる病気】 (本)ぴむし。
【馬の蹄を切ること】 (本)つくらい。
【年一回馬の蹄などを切る行事】 (補)そーぜん・ちにわ。
【馬の爪切場】 (補)はくらくば。

ひたき (鶲) (本)ひんこつ・(補)くわたたき・ひんかち。

ひつじ (羊) (本)めーなー。

ひな (雛) *かえる (本)ちんや・とうんなーま・どんびん・ぴすまどい・ひょーな・ひょーなっこ・ふ・(補)ひょーな。
【羽毛など生えない幼雛】 *すずめ(本)うぶどり・たちこ・だんべらこ・どんびご・はだかご。

ひばり (雲雀) (本)いんちろ・うど9・がやぶれ・がやゆむんどり・ぎぎ・ぎっちゃ・げーつあー・げーふけー・じっち・しょくり・ちぢぼろ・ちんちろ・ちんちんどり・でーちゃー・ひーさますずめ。むぎうらし・もとくり。(補)ちんちな:。

ひよどり (鵯) (本)はなすい・ひーさ・ひょす。

ひわ (鶸) (補)あおじ。
【川原鶸】 (本)きりきり。

ふくろう (漿) (本)おーほ・おくんぼ・おほ・おろしけ・かねつけどーこ・けしこ・げんじ・きどじゆ・きろく・くーくーどり・こきち・こーずー・こーぞー・こーどー・ごーへ・ごーへーどり・こーほー・こず・こぞーどり・ごっこー・こっぽどり・このつきとつくお・ごへー・ごへーどり・ごろくと・ごろしち・ごろすけ・ごろっちょ・すくぐる・つくぐる・つくほー・つくめ・てこほ・ててっぼっぼ・どーこ・とくぼ・とっくお・とっぽどり・とりおい・ねこさぎ・ねこどり・のりつけほーせ・ふくどり・ふくろく・ふくろずく(ふくろく)・ふたこ・ふるつく・ほいそー・ほいほいどり・ほーこーどり・ぼーず・ほーすけ・ぼーずっこ・ほーど・ぼーぼーつく・ほーほーどり・ぽすけす・ぽっぽ・ほっほいどり・ほっほどり・ほほー・ぼろきち・ほろすけ・ぼんぼんどり・もーせ・もほ・もま・よご・よしくろし・よずく・よたか・よごたろ・(補)いぶろ・ごろすけ・ずるっとほーこー・ぶぶたろー・へーすけどり・ほくぼ・よごー・よぼくろ。
【あおはずく】 (本)さつきどり。
【梟の鳴声】 (補)のりつけほーせ。

ぶた (豚) *にく(一七二ぺ) (本)うわー・おー・くるみぢゃら・ぼた・わー・(補)ぶーめ。
【豚を呼ぶ詞】 (本)おえー。
【いのこ】 (本)いぬころ。
【子豚】 (本)ころ。
【親豚】 (補)あひゃーうわー。
【豚小屋】(本)おーぬやー・ふる・ふろ・まき・まち・やーぶーる・わーまく。

ぶっぽうそう (仏法僧鳥) (本)かっぽーどり・ごきとん・さんぼー。

ふなむし (舟虫) (本)あま・あまみ・あまめ・いそあま・おど・はまむし・はまんぼ。

ぶよ (蚋)(本)うんか・か・かつぼ・こばい・さくらが・たんぼが・ぬかが・ひるが・ふなた・ぼーずか・めなぶり・(補)しおから。
【蚋に食われた跡】 *か(補)かのくち。

ふん (糞)(本)けだ。
【獣の糞】(本)きんだ。
【鼠の糞】(補)ねずっけーしょ。
【鳥の糞】(本)かえし・けーし・そー・とりけーし。
【鶏の糞】 (本)けーしょー・けしょー。

へど (反吐) ↓どうぶつ・ねこ

へび (蛇) (本)おーむし・おかうなぎ・おっけー・かな・くちなわ・ぐつちゆー。じゃぱたい・じゃむし・たるらむし・どてうなぎ・ながむし(忌)・ながもの(忌)・はぶ・ぼーで・まったふ・むし・やとのかみ(古言)・やまうなぎ・(補)おなぐそ・くちな・ながむん・なわ(忌)。
【小蛇】 (本)じもーり。
【大蛇】 *あおだいしょう (本)おーなめそ・おかばみ・おかみ・おかみ・じゃばみ。
【赤色を帯びた大きな蛇】(補)やまがり。
【からす蛇】 (本)うしぐちなわ・すぐろへび。
【しま蛇】 (本)かわらけぐちなわ・さかお・しろごろし・なめら・(補)しゃかわ。
【やまかがし】 (本)からすぐちなわ・しまへび・やまがさ・やましび・(補)あかまたー。
【毒蛇】 (本)そーむぬ。
【毒蛇の一種】 (本)まじもの・(補)はぶ。
【ひばかり】 (補)おひめさん・つちむくり・ひのした。
【赤みを帯びた毒蛇】 (本)ひみず。
【まむし】 (本)くずはび・くそへび・くそむし・くちさび・くちはび・くちはみ・くちめ・くちゃめ・くっちゃび・さむらい・とのさま・はび・はぶ・はみ・はめ・はんぴ・ひらくち・まぐち・まへび・まむしはみ・やつくち・(補)あかふ・あかへび・くちゃめ・くろへび・はめ。
【蛇などの尾の切れて無くなったもの】*お (本)ごんぼー。
【蛇などの脱皮】 (本)いのぎ・きぬぬぎ。
【蛇のぬけがら】 *ぬけがら (本)きぬ・きん・くちなわのはかま・すげ。
【蛇が巻きつく】 (本)蛇が「しまく。
【わだかまる】 (本)じゆーつくる。
【とぐろ】 (本)つぐら・つぐろ・ぴさ・へわ。
【とぐろを巻くこと】 (本)こしきだて・ぴさーまき。
【とぐろを巻く】 (本)こーらき」つくる・こしき」をたてる・さら」になる・せーろ」くむ・つぐら」をうつ・つずらかく・はま」をかく・へそ」まく・へちょまく・まぐなる・わぐらかく・わご」をうつ・(補)あぐら」かく。
【蛇がとぐろを解く】 (補)蛇が「くえる。
【蛇などの横たわる】 (本)さわたる。

ぼうふら (孑子) (本)あまざこ・あみぬくわ・かねま・かのこ・きんぎょみみず・しりふりむし・てんてんむし・どんぶり・はいらく・ぴんぴんむし・へたへた・ぼーむし・ぼんぼらむし・みずむし・(補)かやりんご・どんぶり。

ほえる (吠) ↓いぬ

ほおじろ (頬白・黄道眉) (本)あかちちん・あかちん・おやしねこしね・しとと・しょーと・すずめ・せつ・ちんちろ・ちんちん・ひょーと・ほんごろ・まーじろ・めじろ・やますずめ・(補)あかじ・あかっちょ・のっちょ・ほーりすずめ・まちきめ。

ぼくじょう (牧場) ↓四四四ぺ

ぼたる (螢) (本)うるむし・かっぽん・かんく・くーるむし・こーつい・じーなー・じぼ・ずんずこ・とちん・とっちん・ぴから・ぺっから・ほーち・めんこ。
【螢の幼虫】(本)ごーじぼったる。
【大螢】 (本)かんなん・やまぶき。

ほととぎす (杜鵑・時鳥) (本)あちゃとてた・くつどり・こってどり・ほちょかけどり・ほっちんどり・ほんぞんどり・(補)おとたかちょー。こっけんこけじょめ

まりけむし (松毛虫) ↓けむし

まつむし (松虫) (本)さんたろ。

まむし (蝮) ↓・へび

まめぞうむし (豆象虫) (本)がんど。

まゆ (繭) ↓かいこ

みさご (碓鳩)(本)びさご・びしゃこ・みささぎ・(補)びしゃこ。

みずすまし (鼓虫)(本)いたこむし・いろはかき・いろはむし・うきよ。うずまき・うずむし・うま・うまこ・えかきむし・おかぐらむし・おきよ・おたゆーさん・おてらばんば・おとめ・おめぐり・およぎ・おわんあらい・おんかーむし・かーりんぼ・かいもちかき・かぐらまい・かすめ・かっぱ・かめ・かめのこ・かわぼーたる・かわむし・かんかん・きゃーきゃーんじょ・きりきりまい・ぐりぐりもんでん・ぐるぐるまい・こかろー・ごきあらい・ごきあらいむし・ごきしまい・こきまわし・ごまいむし・ごままいり・ごまめむし・ごまんざい・こんがらまい・ごんごー・ごんごん・さおとめ・しーじん・じかきむし・しけしけ・じてんしゃむし・しょーとめ・しろかきむし・すいじんさん・すーとめ・すめ・ぜんだくむし・せんどー・そーとめ・たうえむし・たがね・たまる・ちゃわんあらい・ちゃわんまわし・ちょーしろさ・ちんたんこんめ・とーすみ・どーどーめぐり・としみ・ととめ・どんどんめぐり・なわしろむし・ねこまい・ひょーとめ・ふなとー・ほたるむし・ほしゃどん・まーりっこ(まわりこ)・まいまい・まいまいむし・まわりこ・みこ・みこのまい・みずぐるま・みずぼたる・みずむし・むこまい・めーぐりかいどー・めーめー・めつぶし・めんぱ・もぐり・らんび・わんあらい・わんこあらえ・(補)うずまき・かみすきむし・ぐるぐる・こわっぱめ・こんこんまい・しろかきむし・すいすい・たうえこじろ・まいまい・まいまいごーろ・まいまいこんこん・みこまいむし・ゆーびんやさん。

みずとり (水禽) ↓とり

みそさざい (鷦鷯) (本)きっかた・くねもごり・こーじんどり・じじばば・しばこぐり・せんちどり・せんねん・ちゃっちゃ・ちょんのすずめ・みすくぐり・みそくぐり・みそつぐ・みそっちょ・みそぬすみ・めそさんちく・やぶくぐり・やぶさがし・ゆきさんざい・(補)つちかわじ・みそっちょー・みそばさみ。

みりぱち (蜜蜂) ↓はち

みのむし (蓑虫)(本)さむがりむし・じゆじゆむし・つんずりむし・でれむし・でんでんむし・(補)ふくたーむし。
【蓑虫の殻】 (本)きだに・きつぶ。

みみず (蚯蚓) (本)かまぎっちょー・めかった・めめんじょー。
【糸みみず】 (本)みずむし・むかじっこ。
【細いみみず】 (本)しみ。
【大みみず】 (本)がんたろー・かんたうみみず・(補)たうめめず・ぼーだれめめず。
【環帯のある大みみず】 (本)かぶら。

みみずく (木兎) (本)うまおい・おすっぽ・ぎゃーきゃー・こっぽー・でしこし・ねこどり・ふるつく・ぼすこい。まやすくく・よしか・よずく・よたか・(補)つくめ。

みやましょうびん (深山翡翠) ↓かわぜみ

むかで (百足) げんじむし・さす・はがち・まーざ・まこーんざ・むかむが・もーざ・やすりむし・(補)はがち。

むくどり (椋鳥) (本)がり・きーきー・くるまとり・さくらどり・まじらみ・むくぐい・むくわり・むっきーどり・(補)まめっぽ。

むささび (髓鼠) (本)そばおしき・とま・のぶすま・ばんどり・もま・ももんがー。

むし (虫) *なく (本)ごんご・みーみー・もーも。
【虫など這う者の総称】 (本)ばーぶ(六六五ぺ上)。
【甲殻虫の総称】 (本)かーむし。
【目の前をうるさく飛びまわる虫】 (補)めせせり・めばい。
【雨の前に飛ぶ羽虫】 *はね (本)ぎんむし。
【昆虫の羽虫となったもの】(本)ぎっつ。
【幼虫】 (本)うじ。
【虫などがわく】 (補)だばる。
【虫が卵を生む】 *たまご (本)ひる・へる。
【虫類の内臓から出る汁】 (本)びつ。
【虫がとまる】*むらがる (本)すわる。
【虫を箱に入れた時など呼吸のためにあけてやる穴】 (補)いーちみー。

むじな (狢) (本)のぐま・(補)まめだ。
【狢の子】 (本)とんちぼー。

むち (鞭) (本)ずばえ・ぶち。
【竹の鞭】 (補)むくりたんこ。
【鞭などで打つ】 *うつ(二四八ぺ)(本)びしゃく。

むらがる (群) (本)うぐなーゆん・うじゃる・がりがたまり[名]・ぐじゃがたまり圏・ぐじゃまる・ぐずがやる・ぐちやなる・ぐどわき[名]・ぐよめく・むしめく・まくれる。
【小動物の集まりうこめくさま】 (本)うざうざ・えぞい[形]・わさわや。  ,
【寄り集まっていること】 *ありまる(二四三ぺ)(本)がにがたまり。

めいちゅう (螟虫) ↓ずいむし

めじろ (目白・(補)眼児) (本)おかまのとり・さーみ・さんむい・しばみ・そーみなー・はながめ・はなすい・ぴるま・(補)はながり。

めす (牝・雌) *いぬ・うし・うま・かぶとむし・しか・とり・とんぼ・にわとり・ねこ・うお(〇五八ぺ)・いのしし(四一四ぺ)(本)めぞ・めっちょー・めんた。

もぐら (土龍) (本)いぐらもち・うごろもち・うんごろもち(うごろもち)・おごらもち・おごろもち・じもぐり・つちねずみ・どりゆー・(補)いぐら・うぐうもち・うんごろ・おごろ。

もず(百舌鳥)(本)かっちゆー・きーきー・きちきちもーず・きっちゃん・このはがえし・むずきち・もずきち・もんき・(補)からかじ・けーごーどり・こたか・むず・もんず。

やぎ (山羊) (本)ひーじゃー・びんざ。

やすで (馬陸)(本)えんざむし・おさむし・がろーむし・ぐいろー・だいろー・やすで。

やまいぬ (山犬)(補)やまのあるじどの。

やまがら (山雀) (本)みちぢい・めーすみ。

やまどり (山鳥) (本)きじ。

やままゆ (山繭) (本)やまひっこ。

やもり (守宮・壁虎) (本)かべこ・かべちょろ・しちぶ・ひちぶ。ひちぶくさり(ひちぶ)・ぶだずめー・へーのぼり・やーずみ・やーどー・やどまぶやー・(補)かたこし。

よこばい (横這) (本)さねもりむし。

よしきり (葦切・葦原雀) (本)おげら・がえがえつ・ががつ・がらがらじ・ぎゃーぎゃーす・ぎょーぎょーし・けーけーし・けけし・けけす・むぎうらし・むぎからし・むぎわらすずめ・よしきりどり・よしどり・(補)がらがいし。

よしごい (葦五位) (本)うまおいどり。

よとうむし (夜盗虫) (本)がんどむし・けら。
【夜盗虫の幼虫】 (本)ががんぼ。

よぶこえ (呼寄詞) ↓いぬ・うし・うま・しか・にわとり・ねこ・ぶた

らいじゅう (雷獣) (本)かだち・きてん。

らいちょう (雷鳥) (本)たけどり。

りす (栗鼠) (本)むささび・やまねずみ。

りゅう (龍)(本)りゆーたつ・るーたつ(りゆーたつ)。

わたむし (綿虫) (本)しろこーこ・ゆきむし。

わたりどり(渡鳥)の群から落伍して山中にさまよっている鳥 (本)おちどり。

わらじむし (草鞋虫) (本)かぶむし・かぶれむし・くじらむし・(補)しつけむし・どーかもし。

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最終更新:2020年07月04日 01:36