東條操『分類方言辞典』草木菌藻

あおうめ (青梅) (補)からうめ。

あおき (青木) (補)おしょけのき。

あおみどろ (水綿) (本)かいろのわたぼーし・かえるのふとん・(補)かな。

あかざ (藜) (本)べにばな。

あけび (通草) (本)あっくり・うべずら・うんべ・かーつ・たんぽぽ・ねこのげーげー。
【みつば通草】 (本)やまのあねこ。
【通草の芽】(本)きのめ・きのもえ。
【通草の花】(本)じじばば。
【通草の実】(補)ねこのくそ・ねこのげーげー。

あき (麻)*いと(一二六ぺ)・ぬの(一四一ぺ) (本)いと・お・さびそ。
【苧麻】(本)いとそ・やまそ。
【麻の丈の短いもの】 (本)したそ。
【麻の実】 (本)おのみ。
【麻の皮】 (本)かーつー・(補)そ。
【麻の皮をとった物・おがら】 (本)あさぎ・おんがら。
【青黒みを帯びている悪い麻】 (本)どぐさ。
【精製しない下等な麻】 (本)かっちょ・さびそ。
【麻畑】 (本)あさう・あさまち・うちぼ・おじぼ。
【麻をつむぐ時湯に漬けて打って柔らかにする】 (本)えずく。
【麻をつけてねかすための水槽】 (本)おぶね。
【麻糸などをこく器】 (本)こいばし。
【麻のへそき巻く枠】 (本)がわ。
【麻をうんで容れる器】 (本)おごけ・おぼけ・おみそ・おもけ・まんばち・(補)おんけ。

あさざ (蕃) (本)いもなぎ・えんこーいもば・かえるのえんざ・くさあおい・くちじゃけ・じゃんじゃんもく・すっぽんもく・ぜにもく・だぶなぎ・ちめ、んきん・とちのかがみ・どぶばす・どんがめぐさ・なぎ。

あざみ (薊) (本)うさぎぐさ・おにぐさ・ぎざぎざ・しばな・(補)がざみ・ついばな。
【野あざみ】 (本)うまのぼたもち。

あし (葦)(本)こき・ひょんひょんだけ・ひんひんだけ・よしだけ・(補)しのっぽろ・すごろ。

あじさい (紫陽花)(本)あいのきしば・あっちょーしば・おばけばな・かんじしば・けまる・しちめんちょー・ななばけ・ひちへんげ・ひちめんちょー・ゆーれーぐさ・㈲そまりこ。
【紫陽花の一種】 (本)ばけばな。

あじまさ (檳榔)(本)ぐば。

あずき (小豆)(本)くだー・こまめ・ほこりかつき・ままめ。
【小豆やささげ等の熟したもの】 (本)からび。

あずさ (梓)(本)かいば・かわらがしわ・かわらしば・きささき・ごさいば・さいもりば。

あすなろ (羅漢柏) (本)くさまき・ひのき。

あせび (馬酔木) (本)おんなざかもり・こめのき・むぎめしばな・(補)しゃしゃぼ。

あつもりそう(敦盛草)(本)かっこ・かっこばな・ふぐりばな。

あぶらぎり (油桐) (本)ごろた・ころび。
【油桐の実】 (本)ころび。

あぶらな (油莱) (本)ながらし・はるな・(補)はたけな。
【菜種】 (本)うんだい・(補)がったね。
【菜種のさや】 (本)ふね。
【菜種殻】 (補)たねぎ。
【菜種の油粕】 *あぶら(一五一ぺ)(本)せんとく。

あまちゃずる (甘茶蔓) ↓やぶかんぞう

あやめ(菖蒲)(本)かっこ・かっこば
【菖蒲かきつばた等】 (本)メ、どめQ「な。

あらめ (荒布) 爾)かじめ・めー。

ありどおし (蟻通) (補)ねずみばな。

あわ (粟) (本)きがね(忌旨)・くまご・ゆに。
【粟につく虫】 (本)こえのむし。
【粟などの穂の屑】 (補)ほがら。

あんず (杏子) (本)あじうめ・からうめ・からもも・もも。

い (藺)(本)さちい。

いかりそう(碇草・淫羊蘆)(本)くもきり。

いしあやめ (石菖蒲) ↓せきしょう

いしょく (移植) ↓うえき(一八五ぺ)

いす (柞) ↓・ひょんのを

いたどり (虎杖) (本)あねんぼ・いたいどり・かじっぽ・かっぽり・かっぽん・かば・かわとんとこ・かわらだけ・ぐみ・ごーさ・ごっぽ・こっぽん・こばこば・こび・ごんばち・さいき・さいじ・さざんぼー・さじっぽ・さしどり・さじな・さじなっぽー・さすどり・させどり・さど・さとがら・さわつぼろ・しーかんぼー・しゃじっぽー・すいこ・すかな・せーきんぼー・たけのこ・たじな・だんじ・たんば・たんぼ・っかな・とーとんがら・どぐい・とっぽん・とど・ととくさ・ととんがら・どんがら・どんぐろぽ。どんでんがら・とんとん・どんべがら・はいたな・ほほろだけ・ぽんぼろ・ぽんぽんだけ・めぐみ・やまたけ・(補)いたんぽ・いぬしば・おにしゃっぽん・かっぱ・こんこん・さいたな・ささどり・しゃっぽん・すかすか・すかんぼ・すっこべ・すっぼこ・たけすいば・たけたんずり・たけどり。たこな・たしっぱ・とっかんぼ・のだけ・のんぎり・めだっこ・やまだけ。

いちご(苺・木苺)(本)あび・いちゅび・くまいちご・さがりいちご。
【なわしろ苺】 (本)きりぎりすいちご・くさいちご・くまいちご。
【草苺】 (本)かんすいちご・ほそいちご。
【蛇いちご】 (本)こじきちぢ・へびのちぢ・へびのまくら(へびのちぢ)。

いちじく (無花果) (本)あまがき・うしほーずき・からがき・きなんば・こーらいがき・しながき・ちちかき・つんぐり・とーがき・とーびわ・なんば・ぶっく・まんまんがき・(補)とーがき。

いちやぐさ (一夜草・景天) ↓べんけいそう

いちょう (公孫樹・鴨脚樹) (本)はべるば。

いぬうど (犬独活) (本)さいき。

いぬつげ (犬黄楊) (本)けずら・けつろ・やどめ。

いぬびわ (天仙果)(本)いたぶ・いたぼ・いぬとーがき・うしのした・かーぐろま・かきのほーずき・こだら・こびや・さるがき。

いぬまき (犬槇)(本)さるのき。

いね (稲) ↓四一二ぺ

いのこずち (牛膝) (本)こまのひげ・とぴつきぐさ・とりつきばばー・どうぼーぐさ・ひっつきもも・ものぐるい・(補)いっとろべー。

いばら (茨) *ばら (本)いげ・かたら・ぐい・さす・しろいげ・やぼ・(補)さらかち。

いも  (芋)  *いも(一五二ペ)(本)ぼぼ。
【つゆ芋】 (補)いしいも・からいも。
【茎を食用とするいも】 (補)うゆいも。
【芋の茎】 *さといも・くき(本)いもじ・(補)わりな。
【親芋の根に子芋の芽の出たもの】(本)ささいも。
【芋などの地中で二年越になったもの】(本)ふっせー。
【収穫した芋類を地面に置くこと】 (補)おかっころがし。
【芋のひげきむしり取って調えること】(本)しょーやく。
【芋類を樽に入れて洗う時の用具】 (本) かんな・(補)いもこんぼー。
【芋畑】(本)いもじり。いらくさ (刺草・蕁麻) (本)あいこ・(補)しょん。へんぐさ・にら・、いわひば (巻、柏) (本)いわまつ・てんぐのもとどり。としょー。いんげん (隠元豆・菜豆) (本)えどささぎ・おらんだまめ・かきまめ・かんとまめ・ぎんふろー・こーしゅーふろー・ごがつささげ・さいまめ・さんどささぎ・さんどなり・さんどまめ・しととまめ。じゅーろく・せんごくまめ・せんだいささげ・つばくらまめ・とーまめ・とーろく・とはっすん・とろくすん・なたまめ・なんきん・なんきんまめ・にどなり・はちじょーまめ・ぽっしょーまめ・びんざさら・ふじまめ・めずら・(補)かくまめ・はっしょまめ・ふーうまめ・みたび、

うえる(植)↓うえき(一八五ぺ)

うきくさ (浮草) (本)せんもく・(補)やー。

うずらまめ (鶉豆)(本)ほっかいどまめ。

うつぼぐさ (靱草) (本)ちぢぐさ・ちちこ。

うど(独活)(本)いぬうど・さいき・しか・ししうど・やまくじら。
【独活の土中にあるもの】 (補)とつくはつ(どつくわつ)。
【独活の二三寸地上に生じたもの】 (本)うど。
【独活の成長したもの】 (本)しか・しかがくれ。
【山独活】 *いぬうど (本)どーぜん。

うにくさ (海金砂) (本)さみせんかずら・たたきぐさ・はなかずら。

うのはな (卯花) (本)こめこめ。

うまごやし (馬肥)(本)こっといごやし。

うめ (梅) ↓あおうめ・かんこうばい・こうめ・けむし(〇四二ぺ)

うめもどき (落霜紅) (本)きつねのかんざし。

うらじろ (裏白) (本)おにしば・くましだ・せきそろ・へこ・ほなが・やまくさ。

うらなり (末生) *すいか (本)おんだ・そがれ・つるたぐり・へこ・(補)しむない。

うリ(瓜)などの熟す *かじつ (本)すねる。
【瓜などの熱し過ぎる】 *むぎ(四四五ぺ)(本)つぴる。
【瓜の熟して落ちること】 (本)ほぞち。
【瓜などの熟さないうちに採ること】(本)がいもぎ。
【瓜の季節を過ぎて悪くなったもの】*うらなり・しゅん(一六四ぺ辷(本)さぎうり。
【瓜類のもとなり】 (補)にーない。

うるし (漆) (本)かぶれのき・まけぎ。
【漆の実】 (本)きのみ。
【漆をとる小桶】 (補)うろしでんこ。
【漆の液汁を入れる竹筒】 (本)ごんつ。
【漆の汁をとる時樹に切目をつける道具】 (本)かんな。

えこのき (売子木) (本)こやす・じしゃがら。

えごま (荏胡麻) (本)えくさ・じゅーね。

えそぎく (蝦夷菊) (本)いちねんぎく・こんきく。

えだ (核) *かれる・くわ・こずえ・たけ・たわむ(三九〇ぺ) (本)ざか・すえ。
【重なり合っている多くの枝】 (本)やいゆだ。
【新枝】 (本)ばえ。
【枝をおろした後に幹から出た小枝】*ひこばえ(補)ままっこ。
【枝ぶり】 *登 (補)きどり。
【枝や芽などの多く出たもの】 (本)ごよ−。
【枝が分れ出る】 *しげる (本)さく。
【枝がいたずらに伸びる】 *かじつ(本)ぞける。
【枝を払う】 *まつ(本)こなげる・そびく・(補)はつり圈。
【枝を切りまとめる・刈り込む】 (本)つばえる・つぼる・つみいれ[名]・つもる。
【細長く小さい木】 *かき(一八七ぺ)(本)ずばえ。

えだまめ (枝豆) (本)うでまめ・さやまめ・はんずきまめ・(補)さやまめ。
【枝豆のもぎ取ったもの】(本)さやまめ。

えにしだ (金雀児) (補)きんすだれ。

えのを 冷榎)(本)えのみのき・くそえのき・つきのき。
【榎の実】 (本)えまめ。

えのころぐさ (狗尾草)(本)とーとー・とと。

えびずる(蘖蓉)*やまぶどう(本)くさぶどー・くろぶどー・ぐんだ・ごよみずり・さなずら・やまえび。

えんどう (h豌豆) (本)うわ・えんず・かきまめ・かんささぎ・かんとー・ぎんだー。こえんどー・さいまめ・さやくい・さるまめ・しがわり・すがわり・つるぶんどー・とりまめ・にえず・にどまめ・のらまめ・ぶっつー・ぶどーまめ・ぶんどー・もがみ・よさくまめ・(補)えんどーざや。
【さや碗豆】 (本)かわやお・かんじゅーろく・さとーまめ・さやぶどー・さんがつまめ・さんどまめ・ながさき・(補)さんがつまめ・つるまめ・ぶんつー。

おうばい (迎春花) (本)きんばい。

おおたで (大蓼) (補)はっかけかずら。

おおばこ (車前草)(本)おかめっぱ・おんばく・おんばっぱ・がいろっぱ・かえるっぱ・かえるば・かまきり・かんこびきくさ・ぎしぎし・げーろっぱ・こぼこぱ・ごんぼひき・しとっぺ・すもーとりぱな・たんば・つちばこ・はこべら・びぎとうるな・びっきのは・ほーずきば・まるこっぱ・まるっぱ・みちぼーき・(補)かえるっば・すもんとりぐさ・はたおりぐさ・はっこべ・ほーずいっぱ。

おがら (麻幹) ↓あさ

おきなぐさ (翁草) (本)うないこ・うばがしら・おじのひげ・かーらけぼんぼ・かーらのおばさん・かがぐさ・がくそー・かずら・かっちき・かぶろ・かわらちこ・かわらのおばさん・かわらばばー・けーけー・けーしんば・けいせいそー・けいせんか・けしけしまないた・けしょーぐさ・けやけや・さきりかぶ・しゃぐまぐさ・じょーどの・ぜがいそー・ちこばな・ちちこ・ちちんこ・てんぐのもとどり・ねこぐさ・はぐま・ばばぐさ・ひーなぐさ・ひめぱな・ものぐるい・やつれぐさ・(補)うばがしら・おんばこ・かーらちこ・しゃんごろばばー・としよりぐさ・ほーくりばば。

おけら(朮)(本)かいぶし・そーずっ。

おちぱ (落葉) *まり (本)がさらっぱ・かしゃっぱ・くずぎ・ちゃんぱ・どはこ・ばんば。
【松以外の雑木の落葉】 *かりょうじゅ (補)ばんばら。

おにしだ (鬼'羊・歯) (本)げし。

おひじわ (本)すもーとりぐさ。

おみなえし (女郎花) (本)あおばな・あわばな・きばな・こーじぐさ・こーじばな・こがねばな・こごめばな・でしのはな・ほんばな・(補)おぼんばな・おんなめし。

おもだか (沢潟)(本)かど・ごーわやー・さじおもだか・ななと。

おんじ (遠志) (本)ひめはぎ。

かいそう (海草) ↓も

かえで (楓) (補)はなのき。
【楓の一種】 (本)いたや。

かがいも(蘿蔭)(本)ががいも・がんがらび・ごまちょーから・ちくさ。ちぢぐさ・らまそー。
【蘿薩の実】 (本)こあみ・こがみ・はんや。

かき(柿)の花 *へた (本)かきでんぼろ。
【柿の一種】 (本)こがき・さるがき・しなのがき。
【熟柿】 (本)うまし・うんだらがき・しゅーれん・だんべ・てんび・てんびん・べっか。
【甘柿・きざわし】 (本)あえがき・あがりがき・きあがり・きずあわせ・きねり・きやら・(補)こねり・ぬけがき。
【甘柿の一種】 (補)しもふり・だこがき・にたり。
【渋柿の一種】 (本)せんぼろがき・(補)いぬくわず・こーしゅー・じへーがき・つりがね・ねっちょーしぶ・はこぶら・れんげ・わきれんげ。
【柿の渋を抜く】 (本)あおす・あげる・ねる・(補)ゆあわせ圈。
【さわし柿】 (本)あおしがき・あげがき・ねりがき。
【くし柿】 (本)かきぐし・ぎおんぼー・けんずりぼーし。
【ほし柿・つるし柿】 (本)あまんぼ・ちりんぼ・つりんぼし・つるのこ・つるんぼ・(補)あまぼし・ぎおんぼかき。
【つるし柿の粉】 (本)きら。
【柿畑】 (補)かきぼら・・

かきつぱた (燕子花) (本)かおばな・かっこ・かっこばな。

かきどおし (連銭草) (本)ねぜり。

かし (樫) (本)かたぎ。
【樫の実】 *どんぐり (補)かっちん・どんぐるみ・どんどう・(補)じだらんぼ・どんごろ。
かじつ (果実・果物) *み (本)あかもん・きーぬなり(二七四ぺ)・きんなり・こーるい・ごっかんなー・ずもく・なりー・なりくだもの・なりそ・もも・(補)ずもく。なりもの。【木の実】 *えのを・しい・つばき・
どんぐり・まつ・むく(本)ごみ・ほんぼ。
【果物の悪いもの】 (本)がりゅーたん・めっかい。
【果実などの表面のでこぼこ】 *でこぼこ(」三九三ぺ)(本)きぶっつら。
【果実などのしなびる】 *しぼむ (本)すばれる。
【果実などの腐る】 (本)ずるける。
【果実の腐ったさま】 (本)ぐみぐみ。
【果樹】 (本)なりき・なりきもの。
【果樹につく害虫】 (補)しなんたろー・しらげたろー。
【果実の虫食い】(本)むしくされ。
【果物などの虫に食われた所】(本)かさ。
【果物のしん】 (本)かまど・とこ・(補)しんとー。
【梨のしん】 (本)しーたん。
【果物のたね】 (本)さね。
【果樹の徒長枝】 *えだ (本)それ。
【果物のなり枝】 (本)しーたん。
【鈴なり】(本)かぶた・しだらない・すくれる劇・(補)もろくる[動]。
【果実の重みで枝が垂れる】 (本)こだれろ・なりこだれる。
【年によって果実のならないこと】 (本)としぎり。
【未熟の果実】 *すいか (本)えぼっこ・せんぼ・はなご・ひわかい[形]・やざ・(補)あおじ・あおしんぼ。
【実がいらない】 (本)ほしける翹。
【未熟の実の落ちること】 (本)ひぼおち・ふるうち。
【熟す】 *うり (本)あころぶ・いろむ・うでる・うむ・うれる・すわる・たなる・つわる・てる・てれる・とよむ・ひかる・よむ・(補)こびる。
【熟させる】 (本)うらす。
【果物のよく熟した色つや】 (本)つえつえ。
【集物などの実がいっている】 (補)いりいっとる。
【果実などの熟して割れる】 (本)えむ・はちわれる・はでる・わじける。
【果実などの過熟する】 (本)すがれる・ひねる。
【果実などの熟して落ちる】 *うり(本)あえる・あゆる。
【木の実などの落ちる】 (本)あだれる・かっかゆる。
【果実などを打ち落す】 (本)あやす・(補) びや」かける。
【果実などを採る・もぐ】 *さお(一九三ぺ)(本)かじとる・ちぎる・ぼちくる・ぼる・もじく・もる・(補)ぼじる・もじる・もずく。
【熟すのを待たずにもぎとること】 (本)がいもぎ。
【果実を一つ採り残したもの・きまもり】 (本)みのこし・(補)とみ。
【果物屋】 (補)みずがしや。

かしゅういも (黄独) (本)ぜっぷ・ぜんぶ・べんけいいも。

かしわ (柏) (本)ここぜ・ふたおもて。
【柏の葉】 (本)かいば・まきば。

かたくり(片栗。山慈姑)(本)あまいも・うばゆり・かたかい・かたかこ・くそ・げんこば・ごんべいる・はつゆり・ぶんだいゆり・(補)ゆりいも。

かたばみ (酢漿草) (本)かがみぐさ・かこべ・かまくさ・がんがめ・かんかんぐさ・こがねぐさ・こがねばな・しかしか・しょーのき・しょっぱぐさ・すいぐさ・すいものぐさ・すかんこ・すぐさ・すずめのはかま・すもも・とびつかみ・とんがらぐさ・どんどうぐさ・どんぶぐさ・とんぼぐさ・にんぶとうかー・ねこのちゃ・みっば・めーじき・(補)ありごずいこみ・じえにぐさ・すいすい・すずめぐさ・すずめすかんこ・たいほーぐさ・のず。

かつようじゅ (濶葉樹) (本)くろき。
【濶葉樹林】 (本)しろきやま。
【濶葉樹の落葉】 *おちば (補)だんごっぱ。

かび(黴) *ぬの(一四一ぺ)・しょうゆ(一六四ぺ)(本)いぬげ・おげ・かぶれ・かみだけ・こーべ・こし。ねんつけ・ふけ。
【黴がはえる・かびる】 (本)かぶける・かぶれる・かもじれる・こーふく・こーべ」がにえる・かびが「にえる・かびが「ねろ・ふける・やくする。

かぶ(蕪)(本)いんでい・うで・かぶな・けっとばし・けりとばし・こけかぶ・ねかぶ・む:でいーなー・(補)かぶら。
【蕪の根】 *だいこん(本)かぶ。

かぶ (株)(本)かぶし・かぶっ・(補)かぶち。
【切株】 *いね(四一二ぺ)(本)かかべ・かくい・かくし・かくっとー・かっかべ・かっき・かっくい・かっくし・かっど・かっぱ・かぶた・かぶて・かんくいー・きたごろ・きりかぶち・くら・こた・たっこ・つっさ・とっこ・ねこじ・ねっか・ふつ・ほた・ほったかぶ・もっくね・(補)ねっか。
【根株】 *き (本)ししかぶ・(補)ねっこつ。
【木の根株】 (本)ぼっか・(補)にーぐい。
【樹木の老株】 (本)とんかぶ。
【刈り残しの木の株】 (本)ざざかぶ。
【木や竹のとがった切株】(本)そんくい。
【竹の切株】 (本)かっぱれー。
【篠などの刈株】 (補)や。
【甘蔗の切株】 (本)がぶー。
【焼畑の焼残りの木株など】 (補)こつ。
【切株で踏抜きをする】 (本)かっぱ」踏む・(補)や」をふむ。

かぼちゃ (南瓜) (本)あさがおいも・あめりかいも・おかぼ・からうり・きんか・きんかん・さっま・さつまうり・さつまゆーがお・ちょーせん・ちょーせんいも・ちんくわー・とーぐわん・とーていぶり・とーぶら・とうっぴょー・となすび・とふら・なんきん・なんきんうり・なんばん・ぶな・ぶら・ぼーか・ぼーた・ぼーぶら・ぽっば・ぼぶら・ぼんたん・ゆーご・るすん・(補)からいご・なんきん・ぼーか・ぼんが・ぽんかん・ゆご。
【南瓜の小さいもの】 (本)かぼちゃ。

がま (蒲) (本)がつぼ・こも。

かもじぐさ (髢草) (本)からすむぎ・かんずら。

かや(榧)の実 (本)かやんぼー。

かや (萱・茅) (本)かいこ。

かやつりぐさ (莎草) (本)こぶし・とんぼぐさ・ますぐさ・ますわりぐさ。

からすうり (烏瓜・王瓜) (本)うりね・からすごんぶ・からすのすいくわ・からすのまくら・からすぼーぶら・きつねのまくら・くさうり・くそうり・くそごうり・くそぼんぼり・ぐどーじ・ごーり・こべ・ごり・たまずさごーり・ひめうり・(補)いんこいごー・からすのきんたま・こーぶり。
【鳥瓜の根】(本)こび・(補)かろこのいも。
【黄鳥瓜】 (本)かじうり・かじぐり・げぼー。

からすびしゃく (半夏)(本)からすのおきゅー・(補)からすのてっぽー。

からたち (枳殻) (本)きこく・げず・じゃけつ・(補)じゃっけつ・ねこゆず。

からむし (苧) (本)しろほぐさ・(補)かろじ。
【苧の皮】 (補)かわっつお。

かる (刈) ↓四二〇ぺ

かれる (枯) *き・は・さくもつ(四二七ぺし(補)からびる。
【立枯れする】 *くさき (本)ひける。
【根に刻みを入れて立枯れさせる】 (本)こせる。
【枯枝】 *おちば・そだ(四三〇ぺ)(本)かれぐらみ・かれこぎ・こぎ・つのがら・ぼくしょ・よずら。
【枯木の折れ】 (本)ほぜ。
【山へ枯枝をとりに行くこと】(補)こぎとり。
【枯れ草】 (補)すすき。

かわ(皮)・樹木や果実の皮 (本)かーべ・くそかわ。
【尉木の皮などのはげる】(本)むくれる。
【樹木が水をすって皮がむけやすくなる】 のろわる。

かわたけ (革茸) ↓こうたけ

かわらまつば (川原松葉) (本)うじころし。

かわらよもぎ (川原蓬) (本)こぎ。

かんこうばい (寒紅梅)(本)あさかやま。

かんしゃ (甘蔗) ↓さとうきび

かんしょ (甘藷) ↓さつまいも

かんぞう (萱草) ↓わすれぐさ

かんのんそう (観音草)(補)へーなぐさ。

き (樹木) *くさき・ざいもく(三〇一ぺ)・じゅもく(四二八ぺ)(本)きかや・のき。
【松柏などのように次の葉が出るまで古い葉のついている木の総称】 (補)ゆずりはのき。
【垣などにする樹の一種】 (補)さんごじゆ。
【松柏などの横に這う】 *えだ(本)いざる。
【上に伸びないで横に枝を張った不良の木】 (本)ほーりょー。
【性悪くねじれている…樹木】 (補)ざんぼく。
【根もとの曲っている木】 *みき (本)うまぎ。
【木のまた】 (本)まか・まっか。
【木のふたまたになっているところ】(本)ざくまた。
【木のこぶ】 (本)きぼこ。
【ふしくれだっ】 (本)きっこぶたつ。
【ふしくれだっていること】 *でこぼこ(三九三ぺ)(本)がっけ・ふしから。
【ふしくれだった木】 (本)じゃみき・ぼくた。
【ふしの多い木】 *ざいもく(三〇一ぺ)(本)がんたく。
【樹木などの根もとから倒れること】(本)ざんねがえし。
【風などで倒れた大木】 (補)ぼこてい。
【樹木の倒れないようにする支え木】(本)さぎっちょ。
【年古い樹木】 (本)くね。
【立枯れの木】 蒡かれる (本)さなれ。
【立枯れの木の枝】 (補)しゃり。
【樹木の朽ちる】 (本)ほける。
【朽木】 (本)ぶっつー・ぼく・ぼくとー・ほけぎ・ほた。
【朽木のしん】 (本)されんじょ。
【木の幹や竹などのうつろ】 *あな (○〇一ぺ) (補)がわ。
【うつろになっている木】(本)ごーらぎ。
【古木の洞の中の腐った木】(補)どどー。
【木の腐朽したところ】 (本)ふぐじ。
【風雨にさらされた木の根】*かぶ(補)しゃりほつ。
【樹木の頂上】 *こずえ (本)からすとまり。
【木の上・樹上】 (本)きのそら・ひんぱな。
【木のしん】 (本)じゅー・しんとー。
【木から落ちる滴】 (本)きあめ。

ききょう (桔梗) (本)くわんそー・ぼんばな・むらさきばな。

きくいも(菊芋)(本)からいも。

きくらげ (木耳) (本)ねこのみみ・びんびらごけ・みみたけ・みみなば・みんちゃぱ・(補)みみぐい・みみらごけ・めめらごけ。

ぎしぎし (羊蹄) (本)うしくいぐさ・ぎしぎし・くちなわしんじゃ・しんざい・だいす。

きしめじ (黄蕈)(本)きだけ・きんたけ。

きつねあざみ (狐薊)(本)かんざしぐさ。

きつねのぼたん (狐牡丹) (本)きちきちぼーず・こんぺと・こんぺとぐさ。

きぬかつぎ (衣被) ↓さといも

きのこ (茸)(本)くさびら・こけ・たけ・たけのこ・なば・みみ・もたせ。
【茸の一種】(本)ごんどかぶり・もたせ。
【雑木山にはえる茸】 (本)さくらたけ。
【食用茸の総称】 (本)はったけ。
【松茸以外の食用茸の総称】 (補)ぞーたけ。
【毒茸】 (本)くさびら・くそごけ・くそなば・くそまったけ・どくばったけ・ぶすきのこ・まぐそったけ。
【茸がかさき広げる】 (本)はでる。
【茸などの食べ頃を過ぎる】 *しゅん(一六四ぺし(本)ながれる。
【茸の食べ頃を過ぎたもの】(本)ながれ。
【茸のよく出る所】 *はえる (本)きのこじろ・しろ・つぼ・ねば。
【或る人が見つけた茸のよく出る所】*ところ (三九五ぺ)(本)おえば。

きのぼり (木登) ↓のぼる (三五四ぺ)

きのみ (果実) ↓かじり

きび (黍)(本)えなきみ・おんがら・こきび・ばんばら・ぶろ・(補)もろこし。
【黍畑】 (本)きんやま。

ぎぼうしゅ (紫蕚)(本)これー・やまじしゃ・(補)うりっぱ・うるい。

きやらぼく (伽羅木) (本)おっこ。

きゆうそう (給桑) ↓か」いこ(三六ぺ)

きゆうり (胡瓜) (本)みずうり。
【胡瓜の小さい頃のもの】 (補)べぼー。
【へぼ胡瓜】 (補)胡瓜の「へこた。
【胡瓜の種のある部分・わた】 (本)なかご。

きような (京菜)(本)いとな・うきな・(補)みずなー。

きり (桐) (本)あばのき。

きりかぶ (切株) ↓かぶ

ぎんなん (銀杏)↓いちょう

きんぽうげ (毛莨) (本)かいるこぐさ・きつねばな・こんぺとぐさ。

くき (茎) *さといも・まんじゅしゃげ (本)から・ぐち・しんとー・や・(補)めぎ。
【野菜の茎】 (補)しの。
【青菜の幹の部分】 (補)かぶ。
【こんにゃくや山の芋などの球茎】 *こんにゃく (補)あず。

くさ(草)の細毛があって肌を刺すよう・なもの *くさとり(四二二ぺ)(本)あい。
【枯れ草】 (補)すすき。
【冬にも枯れない下草】 (本)きくさ。

くさかんぞう(草甘草)の花 (本)ようらみばな。

くさき(草木)(本)け。
【育つ・伸びる】*そだつ(二二八ぺ)・しげる (本)ふとる・(補)たつ・ほきる。
【弱々しく伸びる】 *さくもつ(四二六ぺ)(補)ぬえる・のなえる。
【とうが立つ】 *きのこ (本)はでる。
【草木が疲れやせる】 (本)がぎれる・がする。
【草木の変種】 (本)まなり。
【草木が変種する】 (本)げる。
【草木が微風にそよぐ音のさま】 (本)ほるほる。

くさねむ (草合歓木) (本)かーかじゃ・ひぐらし。

くさぼけ (草木瓜)(本)しどみ・しどめ。

くさむら  (㎝叢) ↓くさはら(〇一 一ペ)・くさむ〉り (〇一 一ペ)

くさる  (腐) ↓くさる (一五八ペ)・かじつ・き

くじゃくそう(孔雀草)(本)ちりんそー。

くず(葛)(本)うまふじ・かず・くずふじ・くずまい・くそふじ・ふじ・(補)うんまふじ。
【葛の根】 (本)かんね。
【葛の蔓】 (本)かんねかずら。
【葛の葉】 (本)こぞば。

くだもの (果物) ↓かじつ

くちき (朽木) ↓髫

くちなし (梔子) (本)さんしち・さんぴき・せんぼく。
【いわくちなし】 (本)たまてばこ。

くぬぎ (椚∵櫟) (本)こぼーなら・とち。
【櫟の実】 *どんぐり の)ひだみ・ひょんぐり・(補)じだらんぼ。

くねんぼ (九年母) (本)くねぎ。

ぐびじんそう(虞美人草)(本)いうけし。

こまざさ (熊笹) ↓ささ

くまやなぎ (熊柳) (本)とずら。

ぐみ (胡頽子) (本)あさどり・ぐいのみ・ささび・ずみ・びーびー・(補)あさいどり。
【秋ぐみ】(本)いちご・かわらぐみ・しやしゃぶ。
【苗代ぐみ】 (本)ぐいび。

くり(栗)の大きなもの *くり(一五八ぺ)・かじつ (本)ててぐり・。
【実の一つしか無い栗】 (本)どんぐり・ひょーひょーぐ・9・ひょんぐり・ほーまぐり。
【三つ栗の中間にある実】 (本)しびたぐり。
【しいなの栗】(本)かなべら・くりのしびた。
【栗のいが・栗毬】 (本)いんがら・がざ・かっちゃ・くりかちゃ・(補)えがぐし。
【いがから落ちた栗】 (補)つぼぐり。
【栗の渋皮】 (本)しぶ。
【栗の害虫】 (補)しらがだゆー。
【栗をむくため手に当てる藁製の具】(本)てっか。

くりんそう (九輪草) (本)しちかいそー・ほーどけ。

くるいざき (狂咲) ↓はな

くるみ (胡桃) (本)こーくるび。

くろもじ (鉤樟) (本)じしゃ・とりき・とりしば・ねそ。

くろぐわい (烏芋) (本)てんず。
【烏芋の小さいもの】 (補)へこ。

クローバー (Clover) (本)ぼくさ・(補)ぼくそー・みつば。

くわ (桑) (本)かーだけ・どんどうぎ。
【桑畑】 (本)かばら・くわがい・くわのきね・くわばら。
【畑のまわりに植えておく桑】 (補)まわりっくわ。
【桑の花】 龠)かねー。
【桑の実】(補)いちご・うずら・うずら
【草木菌藻】 くりーこけみ・かご・かばら・かみず・かんご・くろんぼ・くわいちご・くわぐみ・くわご・くわさご・くわずみ・くわどどめ・くわのめど・くわふぐり・くわみず・くわもも・さし・ずまみ・ずみ・つなみ・つばみ・つまみ・つまめ・どどめ・どうみ・どんどぴろ・ひなび。ふなめ・みず・めぞ・めど・(補)かのめ・ずなみ・っばめ・びゃーもぎ。
【桑の枝】 (本)かんで・くふあがら・くわぜ・くわで。
【桑の柿木】 (本)あまご。
【桑の枝の葉を取去ったもの】 (本)かぜ・かで・(補)くわで。
【桑の枝などを切る】 (本)はやす。
【桑の切株】 (本)とっこ。
【桑の切株の粘れたもの】 (本)くわでっぽ。
【桑め梢の葉】 (本)てんぱ。
【桑の葉柄】 (補)めはじき。
【桑を摘む】 (本)もる。
【桑摘み】 (本)くわこき・くわもり。
【桑の葉を摘み入れる籠】 (本)くわつみてぼ・ござ。
【桑などを下から上へこき落すこと】(本)さるこき。
【桑の買入れ】 (本)くわたて。
【桑の仲買人】 (本)くわさんべ。

くわい (慈姑)(補)えご・たいも・(補)たほど。

ぐんせい (群生) ↓毳のこ・はえる・かも (〇四〇ぺ)

けいとう (鶏頭) (本)まんだら・(補)きょーとぎく。

けやき (欅) (本)けやのき・つきのき。

げんのしょうこ (蟾牛児苗) (本)いしやいらず・いしゃころし・いしゃだおし・いしゃなかせ・うめずる・おみこしばな・かのはし・かみさんぐさ・ぎゅーへんそー・ぎんなずる・げんなぐさ・げんよりしょーこ・こしくさ・さくらがわ・せきりぐさ・ねこあし・ふ・ーれい・ふゆのうめ・べにばな・みこしぐさ・みつ・ばぐさ・よがのはし・(補)くすりのはな・じぴょーぐさ。

こうぞ (楮) *かみ(二九五ぺ)(本)かご・かじ・かず・かみそ・かんご・かんばなー・ひお・(補)おっかぞ。

とうたけ (香茸・革茸) (本)くろきのこ三(補)じご・みのぐろ。

こうぼうむぎ(弘法麦) (補)こーぼのふで。

こうめ (小梅) (本)にわうめ。

こうよう (紅葉) する (本)つわる。

こかげ (木蔭) ↓ひかげ(〇二三ぺ)

こけ(苔)(本)こけら・どけ・もく・もけ・(補)あおさ。
【岩などに生ずる蘚苔類】(本)やまやま。

ここめざくら (小米桜) (本)こごめばな・こめこめ・こめこめのはな・すずかけ・ゆきやなぎ・(補)あわざくら。

こしょう(胡椒)(本)つぶこしょー・ぴばーじ。

こずえ (梢) *えだ・き・さき(三八三ぺ)(本)うら・うれ・えぼ・きのほ・しぺ・しん・しんえぼ・しんこ・しんちょー・しんとー・しんとぼ。しんぺ・しんぼ・しんぽ・しんぽえ・すえき・すら・すれくち・すんぼくら・せめ・ちょんぼ・てしん・てんぷら・てんぼら・とっけん・とっしんぽ・とっぼしん・とやそぺ・とんぺんさき・とんぼ・はっぼえ・ぴらぴらさっ・ほち・りんこつ・りんぼ・(補)えほ・ほさき・りん・りんぽち。
【稍などの頂上】 *ちょうじょう(三九一ぺ)(補)うらちょっぺー。
【草木などの末】 (本)しんぶら・すご・(補)とんぼさき。
【稍の枯れた老木】 *は (本)ほがれ。

コスモス (Cosmos) (本)あきざくら・さくらそー・せーたか・ちょーせんざくら。
【コスモスの花】 (補)ぼーせきばな。

こでまり (雪毬花) (本)しつがけ。

ごぼう(牛蒡)の葉 (本)ごんぱ。

ごまあぶら (胡麻油) ↓あぶら(一五一ぺ)

こまつな (小松菜) (本)ふーのー・ふくたちな。

こむらさき(小紫) ↓むらさきしきぶ

こも (菰) ↓まこも

こんぶ (昆布)(本)こぶかわ・しがね・みところゆい。

こんにゃく(蒟蒻)の一年目の球根*ね。とんにゃく(一六〇ぺ)ハ(補)きご。
【蒟蒻玉】 (本)つしだま・(補)あず。

さかき (榊) (本)かみしば・さかしば・しょーぎこよさかき。

さく (咲) ↓はな

さくら (桜) (本)けや・こてんざくら。
【山桜】 (本)かばざくら・かばぬき・かんば・かんぱざくら・ちゃわんざくら・へっびりざくら・(補)ほんざくら。
【八重桜】 *はな (本)ぼたんざくら。
【桜の一種】 (本)かば。
【桜の実】 (本)さくらご・さくらぼぼ・ふくたま・ぼぼっか。
【桜の木の皮】 (本)かんぱ。
【桜の花が秋に咲くこと】 *はな (本)かざばな。

さくらそう (桜草)(本)くるまそー・くるみそー。

ささ (笹) *たけ (本)ささば。
【根笹】 (本)いささ。
【熊笹】 (本)かや・くわんじんだけ・しまざさ・(補)まみ。
【笹の葉】 (本)ささぶら。
【笹原】 *やぶ(〇二六ぺ)(本)すすわら。

ささげ (大角豆) (本)うわ・さなり・ふーろー・ふろー・みずら・(補)ぶんず。
【十六ささげ】 (本)ながぶろー・びんじょ・(補)ながぶろ。
【つる無しささげ】 (本)ずくなしまめ。

さざんか (山茶花)(本)こまがたし。ひめがたし・ひめつばき。

さしき (挿木) (本)きっさし。

さつきぱな (海仙花)(本)けたのき・たいほーのき・やまうつぎ。

さつまいも(薩摩芋・甘薯)(本)あっこん・あまいも・あめりかいも・かいも・からいも・かんぽ・かんも・き・げんき・げんきいも・げんこついも・げんじいも・けんちいも・こーこーいも・ごといも・さつまばちり・さといも・じーきいも・じーさんいも・じきー・じきいも・しまいも・すま・とーいも・とん・はちり・はぬ・ばばごろし・ひゅーがいも・ぼけ・まいも・むしいも・りゅーきゅーいも・醗からんむ・しじゅーにち。てるこ。
【甘薯の一種】 (本)ぼけ。
【甘薯の小さいもの】 (本)ちんこ。
【甘薯のつるの出口】 *ね (本)がぜ。
【芽の出てしまった芋】(本)どんびいも。
【甘薯の苗床】 *いも (補)いもじ。
【甘薯を貯蔵する穴】 *あな(○〇二ぺ)(本)あながま・いもがま・いもつぼ・かま・つぼ・ほな。

さといも(里芋)(本)あおがらいも・あたいも・あらいいも・あらいも・いぐいも・いも・いもこ・いものこ・えぐいも・えのいも・かいも・がしら・からかさいも・くりいも・げすいも・げんきいも・さつまいも・じーきいも・じいも・じきいも・ずいきいも・すんぬーく・たいも・ただいも・つぼいも・つるご・つるのこいも・つんこいも・とーいも・とーのいも・とのいも・どういも・はいも・はたいも・はないも・ひゅーがいも・ほんいも・まいも・まるいも・まん・むーず・やはたいも・わせいも・(補)けいも・こいも・ただいも・たついも・ついんぬく。
【きぬかつぎ】 (本)かまぎ・しょつくりいも。
【あかいも】 (本)いもがしら・えこいも・おんないも・くろどー。
【里芋の一種】 (本)どたいも・ぼーどーいも。
【親芋】 (補)おやがしら・がしら・かしらいも。
【子芋】 (本)ぬかご・こじ。
【里芋の葉】 (補)いもじ。
【里芋の茎】 *いも(一五二ぺ)(本)といも。
【里芋の地下茎】 (本)かんぱ。
【里芋の茎の乾したもの】 (本)かんぴゅ・しょーれん。

さとうきび (甘廡)(本)うーじ・おーぎ・おっがら・こーら・さとーぎ・しじゃ・(補)ううーじ。
【甘蔗の切株】 (本)がぶー。

さねかずら (真葛) ↓びなんかずら

サボテン (覇王樹)(本)うしのべろ・おーずっ・かべたたき・とーなす・にょうり。
【覇王樹などの針】 (本)けん。

ザボン (朱欒)(本)うちむらさき・ざんぼ・ざんぼー・ぶらんす・ぼんたん。

さやえんどう (莢碗豆) ↓えんどう

さるおがせ (松蘿) (補)てんぐのふんどし。

さるすべリ (百日紅) (本)えんた・おぽんばな・かせほせ・かせおしみ(かせほせ)・くすぐりっき・こそぐりのき・こちこち・こちょこちょのき・ことことのき・ごよぐり・さるた・せんにちこー・せんにちばな(せんにちこー)・はだかぎ・はだかのき・わらいぎ。

さるとりいばら (羨藜)(本)いびつ・うまかたぐい・えべつ・くわくわら・かごばら・かたら・かないばら・かめいばら・かめのは・からたち・がらっぱ・かわらけいばら・がんたち・がんだちいばら・かんどえばら・がんないばら・ぐい・こてんばら・さいかちいばら・さるかき・さるかきばら・さるとりぐい・さんきれがたり・さんねんうずき・とっぽ・ないばら・ふくだまのき・ふくだんばら・ぼて・ほてんどー・ほらくい・まきしば・みみずくいばら・もがきばら・もんがくばら・(補)いがぐい・がんがら・ぼんがら。

さるのこしかけ(胡孫眼)(本)きのみみ。

さんきらい(山帰来)(本)くわんくわら・ふくだんばら・やきもちばら。

さんご (珊瑚樹) ↓〇六一ペ

さんしょう (山椒) (本)きのめ。
【山椒の葉】 (補)きのめ。
【山椒の芽】 (本)きのめ。
【香も辛味も無い山椒】(本)ひんしょー。

しい (椎) (本)こじのき。
【椎の実】 (本)こじ・じだんぼ・ばべのみ。
【椎の実の熟したもの】 (本)かなつき。

しいたけ(椎茸)を生ぜしめる木材 (本)きのこぼた・ほた。
【椎茸などの育っ所で焼かず刈らずにおく山】 (本)こめやま。
【椎茸栽培場の支配人】 (本)せんど。

しおれる (萎) ↓しぼむ

しきみ (樒)(本)いっぽんばな・こーき・こーしば・こーのき・こーのはな・こーばな・さしぴ・はなえだ・はなしば・はなのき・まっこのき・(補)はなのき。

しげる (茂) *えだ (本)いかる・かぶえる・こぞる・こもる・さごる・のえる・はる・ほーれl」する・ほきる・ほける・ほこえる・ほこる・まさる・もてる・やばる・わごる・(補)ふける・ほける・もてる・わさわさ」する。
【はびこる】 (本)がしゃばる・こーどく・しこる・のたばる・はちこる・はこる・ぶんじる。
【稠密に】 (補)しぎょーに。
【草木などのたわみかかる】 *さくもり(四二六ぺ)(補)いおる。
【草木の茂って蔭になっていること】*かげ (○〇六ぺ) (補)こさ。
【樹木の茂っていて通れない程の場所】*やぶ (〇二六ぺ) (本)おっこまり。
【樹木の茂って昼で魚リ暗い切通しなど】(本)ぼら。

じしばり(地縛)(本)みみつぶし・みみつんぼ・めつぶし。

しぜんせい (自然生) ↓はえる

しそ (紫蘇) (補)あかな。
【紫蘇の実】 (本)しーな。

しだ(歯朶) *うらじろ 龠ふなご。

しなのを (級木) (本)まだ。

しなびる (萎) ↓しぼむ

じねんじょう (自然生) ↓やまの」いも

じねんせい (自然生) ↓はえる

しのね(羊蹄)↓蒼しぎし

しば (芝) ↓しばふ (一九四ぺ)

しぼむ(萎)・し23れる *いじける(〇九七ぺ) (本)しーける・しくなびる・しでる・しとれる・しなくくる・しなくれる・しなびける・しわがるる・すがれる。すだれる。すでる・はばえる・(補)ろぼむ。
【しなびる】 (本)すばれる・すぼる・ひしなべる・ひっしゃびる。
【しなびない・花などの長持ちする】(本)じね」がある。
【草木の疲れやせる】 *か轟る (本)がぎれる。

しめじ (湿地茸・玉輩)(本)かんこ。
【千本しめじ】 (本)せんぼんだけ。

じゃがいも (馬鈴薯)(本)あっぷらいも・あどいも・あふら・あほいも・あんぷら・うどいも・えちこいも・おーど・おけさいも・おだいしいも・おほど・おらんだ・かいも・がじゃいも・かついも・かつきいも・かぶたいも・からいも・くわんといも・かんぷらいも・ぎゅーぎゅ・きゅーしゅーいも・きりいも・きんか・きんかいも・きんかんいも・きんだいま・きんたまいも・くどいも・げんきいも・げんきちいも・こーしいも・ごーしいも・こーしゅーいも・ごーしゅーいも・こーしんぼ・こーぽいも・こーぽいも・こしいも・こしょいも・ごといも・ごろいも・ごろたいも・さるきん・さんごじいも・さんだいも・さんちゅーいも・さんどいも・さんとくいも・しーだいも・しこくいも・しないも・しなのいも・しょーろいも・じょろいも・しんしゅーいも・すないも・せーだいも・せーよーいも・せんだいいも・ぜんだゆーいも・だいしいも・たんぽいも・ちょーせんいも・つるいも・てんころいも・とーいも・とくいも・なしいも・なつ いも・にどいも・ばかいも・はきりい
も・はちこくいも・はっしょーいも・はんげいも・ひゃくにちいも・ひゆーがいも・ふどいも・へーろくいも・ほーねんいも・ほどいも・まるいも・やたらいも・わせいも・(補)おらんだいも・がらいも・かんかんいも・こぼいも・じゃんがら・しょーろいも・せーだゆー・ちょーせんいも・ちょろいも・つるいも・てんじくいも・へーろくいも・ほど・りゆーきゅーいも。
【馬鈴薯の一種】 (本)さんえんいも。
【馬鈴薯の小さいもの】 (本)しょーろいも。
【日照りが強くてまずい馬鈴薯】 (補)ひやけ。

しゃくなげ (石南) (本)もーのはな。

しゃくやく (苟薬) (本)くさぼたん・やまぼたん。

しゃちく (烏鳳花) (本)とんぼはぎ。

しゅうめいぎく(秋牡丹)(本)こーらいぎく。

じゅくす (熟) ↓うり・かじつ

じゅひょう (樹氷) ↓こおり(〇一三ぺ)

じゅもく (樹木) ↓き

しゅろ (棕梠) (本)ろぐ。

しゅんぎく(春菊)(本)きくな・こーらいぎく・さつまぎく・さんそー・つまじろ・ふだんぎく・むじんそー・るすん・ろーま。

しゅんらん (春蘭) (本)げんこつはさみ・じーとばー・じーばばー・じじばば・ほーくり・ほーくろ(ほーくり)・ほくろ・ほっくり・やまあねさ・(補)おじばば・はっくり。

しょうが(生妻)の古根 (補)ふんね。
【ひねしょうが】 (本)しょーが。
【葉しようが】 (本)はしかみ・龠ほじかみ。

しょうぶ (菖蒲)↓あやめ
じょうりょくじゅ(常緑樹) ↓ときわぎ
しょうろ (松露)(本)ころび・ほど・(補)ちぢぐり。

しらかば (白樺)(本)かんば・がんぴ・しらはり・(補)てらし。

しろうり (白瓜・越瓜) (本)あさうり・かたうり・ころばしうり。つけうり・ば、、ばうり・ほんうり・まうり・やさいうり。
【菜瓜】 (本)あおうり・はなんぼ・まるずけうり。
【白瓜の一種】 (本)つけうり・(補)はなまる。

しん (芯) ↓かじつ・き・とうきび

しんめ (新芽) ↓め

しんようじゅ (針葉樹) (本)くろき。

すいか (西瓜) (本)かんとうり・さいうり・ぼーぶら・やまとうり・(補)くわんとううい。
【うらなりの酉瓜】 *うらなり (本)こうんぼすいか。
【未成熟の小さな西瓜】 *かじり (本)げんこべ。
【西瓜の種】 (補)うんじゃに。
【西瓜などの下に敷く藁】 (本)さがしもん。

ずいき(芋茎)(本)からとり・だつ・つち・とーのいも・むじ。

すいせん (水仙) (本)きんだい・ぎんで・とーぶる・はるたま・(補)きんだい。

すいぱ(酸模)(本)ぎしぎし・きちきちもんじ・しーな・しんざい・しんじゃ・すいこ・すいこき・すいどー・すいものぐさ・すかな・すかんこ・すぐさ・・だいす。

すいれん (睡蓮) (補)いぬばす。

こずぎ(杉)の木の香気 (本)きが。

すぎな (杉菜) (本)いっぼんまつ・しえな・そーめんこ・つぎつぎ・つんぎのこ・つんげのこ・とーな・まつな・まつぶき。(補)ろくしのおばさん。

すすき (薄) (本)がいん・かや・ぐしち・どうしちゃー・まひゃー・やがや・(補)うまくさ・かやご。
【薄の花・尾花】 (本)すっすい・(補)ばらん。
【薄の穂】 (本)みみつんぼ。

すずなリ (鈴生) ↓かじつ

すべリひゆ (馬歯菎)(本)いぬひょー・ぐんばいうちわ・ごんべ・よっばらいぐさ・(補)じゃんぎりぐさ・たこぐさ。

すみれ (菫) (本)うしのこっこ・うまのかちかち・うんまんこっこ・えごまんま・おまんびくしゃく・かぎつけばな・かぎとりばな・かぎはな・かぎひきはな・かけばな・かげはな・かんこばな・かんなぐさ・かんまーきり・ききょーぐさ・きくばな・きょーのうま・くびきり・げげうま・けし・けっけらけん・けんかぐさ・けんくわぱな・げんげ・げんじへいき・げんぺーぐさ・こまかけばな・こまひきぐさ・こめたわら・さるこばな・じーがかつか・じろーたろー・じろーぼーたろーぼー(児)・すもーとりぐさ・すもーばな・すもとりばな・そーめんばな・たろーじろー・ちーちーばな・ちんちのこま・ちん'ちもっこ・ちんちんばな・つぼばな・どどうまかちかち・とのうま・とののうま・ひーかち・ひっかけ・ほーほらぎっちょ・ほけきょばな・もととり・(補)あめふりばな・かけこーばな・しかけばな・じろばなたろばな・じんじんばな・すずめかたんこ・ちんちんこまどり・ばーかち・ばばがち・ひーこのおしり・へびばなご・ほけちょくさ。
【菫の一種】 (本)やまけし。
【菫の花のかぎ】 (本)あぎ。

すもも (李) (本)かたちもも・すうめ・べつこ・もも。

せいちょう (生長) ↓くさき・まめ・そだつ(二二八ぺ)・さくもり(四二六ぺ)

せきしょう (石菖) (本)めつつばり・めはじき。
【石菖の花】 (本)めはり。
【石菖の花茎】 (本)めはじき。

せんだんぐさ (鬼鍼草) (本)くんしょーぐさ・ものぐるい。

せんてい (剪定) ↓えだ

せんにんそう (大蓼) (本)うしのかたびら・くつぐさ・ふつくさ。

ぜんぶり (干振・当薬) (本)とーやく・(補)ひやくふり。

ぜんまい (薇)(本)ぜんご・ぜんこわらぴ・ぜんざわらび・ぜんまいわらび・でんだ。
【薇やわらびを刈って乾したもの】 (補)ほとろ。

そだり (育) ↓ぜいちょう

そてり(蘇鉄)の実(本)さるのこーもん。

そば (蕎麦) (補)まくそ。
【そば畑】 (本)そばはた・そばやま。
【蕎麦の殻】 (本)そばかちゃ。
【蕎麦を殻ごとひくこと】 (本)おつけひき。

そらまめ (蚕豆) (本)あおまめ・えんげんまめ・えんどー・おーえんどー・おたふくまめ・おやだおし・がしまめ・かたまめ・がんた・がんまめ・けつまめ・こいまめ・こーや・こーやまめ・こやまめ・さぬきまめ・さるまめ・さんがつまめ・しがつまめ・しんが・そそまめ・そらず・だいず・てっぼーまめ・てんじく・てんじくまめ・とーのまめ・とーまめ・とまめ・とるまめ・とんまめ・なたまめ・なつまめ・のらまめ・ひよてまめ・ふーまみ・ふゆまめ・へったれまめ・へっびりまめ・ほてーまめ・やまとまめ・ゆきわりまめ・(補)こーやまめ・ごがつまめ・とまめ・ふゆまめ・ぼーまめ・やまだまめ。
【さやのままの蚕豆】 (本)さやまめ。

だいこん (大根) *だいこん(一六七ぺ)(本)うぶに。【参考】 物類称呼「だいこん○はだの大根。相州波多野ノ名産也。江戸にザ、、はだなと云是也(これ転語也)京にて、ながね大根と云。大阪天満にて、ぼそね大根といふ。又宮の前の大根と云。(河州守口にて是をもつて粕漬とす)西国にて、小大根と云。(はだの大根は小大根よりはすこし大也)又畿内にて、なかぬを大こんといふを、江戸にて、をろぬを大こんと云」
【聖護院大根】 (本)けっくりげーし・けとぱしだいこん・(補)てんころ。
【練馬大根】 (本)えどだいこ。
【波多野大根】 (本)はだな。
【大根などの双葉のもの】(本)かいわり。
【大根の葉】 (本)くきな。
【大根かぶ等の葉のつけね】 (補)くわぶつ。
【大根の土の上に出た青い部分】 (補)むごどころ。
【先の割れた大根】 ((補)ざくまただいこん。

だいず (大豆) *だいず(一六八ぺ)・えだまめ (本)あかまらーまみ・あぜまめ・うちまみ・きなこまめ・こまめ・ごまめ・しろまめ・ただまめ・とーふまみ・(補)あきまめ・うふついじゃー。
【黒大豆】 (本)かしまめ・(補)くろづ。
【青大豆】 (本)こんりんざい。
【大豆のさやの殻】 (本)ひご。
【大豆の葉】 (本)そば。
【大豆の芽が出て少し伸びたもの】 *まめ (本)かぎまめ。

だいだい (橙)(本)かぶつ・こーじ・こーぶつ・こがねくねぶ・こぶつ・さんず・ほんだいだい。

たうこぎ (狼把草) (本)かぜひきぐさ・くんしょーぐさ。

たがらし (田芥・石龍茜)(本)うしぜり・うばぜり・かえるのきつけ・きちきち。げじげじ。こんぺとぐさ・たぜり・たたらび・ひきのかさ。

たけ (竹) *ささ・やぶ(〇二六ペ)(本)でー。
【真竹】 (本)からたけ・しまだけ・ほんだけ。
【布袋竹】 (本)こさんだけ。
【女竹】 (本)まな・(補)まなだけ。
【篠竹】 (本)すすたけ・(補)しのべ・すすんぼ。
【根方のふしの変形した一種の竹】 (本)さんちく。
【今年竹】 (本)うきす。
【若竹】 (補)たんこだけ。
【竹の枝】 *かき(一八七ぺ)・ほうき(二〇七ぺ)・やね(一二〇ぺ)(補)よどう。
【竹の芽皮】 (本)かのこ。
【竹の花】 (本)はげんぼーず。
【竹の実】 (本)じね・じねんこ。
【竹のふし】 (本)ぎんど。
【竹などのふしとふしとの間】 (本)よー・(補)よま。
【竹の幹の内側の薄い皮】 (本)ふく。
【竹を割って皮と身を取離す】 (補)ひょーひく。
【竹などの斜に切ったもの】 *かぶ(本)とぐい。
【竹を細く削った物】 *きれはし(一八九ぺ)・かご(四一七ぺ) (本)へぎ・へこ・へね・(補)ねぎ。

たけのこ (筍) *たけのかわ(一六八)(本)かっこー・かっぼー・がらんぼー・きゃーぼ・けーぼ・けぼ・ごっこ・しーめ・たこーな・だはな・たんこ・でんぼー・へぼ。
【真竹の筍】 (補)のぎす。
【篠竹の筍】 禰ささのこ。
【時季遅れの筍】 (補)のぎすご。
【筍の出るさま】 (補)にょっきらにょっきら。

たこのき (蛸木) (補)あだに。

たちあおい (立葵) (本)よーろーぐさ。

たちき (立木) ↓き・じゅもく(四二八ぺ)

たちばな (橘) (本)ごはま。

たで (蓼) (補)もろこしぐさ。

たね (種) ↓かじり・すいか

たぶのを (楠・樟) (本)あぶらぬすぴとのき・くろだま・こがいのき・しおだま・たつのき・つづのき・はなが。

たまあじさい (玉紫陽花) (本)さわふさぎ。

たらのを(愡)(本)おにのかなぼー・どちのき。

ダリヤ (Dahlia)(本)いもぱな・からぼたん・さつまぼたん・はぼたん・(補)いもぼたん・てんじくぼたん。

たわむ (撓) ↓たあむ (三九〇ぺ)・しげる

たんぽぽ (蒲公英)(本)かこもこ・かちかち・かつぼつぼ・がんぼ・がんぼーじ・くじな・ぐちな・くまくま・げげしょ・こーちゃ・ごやじ・じゃんどんばな・たんぽな・ちゃちゃっぽ・ちゃんぽこ・てでっぽ・にがな・ぱっぱこ・ぼかっぽ・まんがまんが・まんご・みみつんぼ・(補)おやこーこーはな・たびらこ・にがな・まんごー。
【蒲公英の花】 (本)ぐくばな・ぐじな。
【食用にする蒲公英の若葉】(本)くじな。

ちがや (茅) (本)ささみ・ささめ。
【茅の根】 (補)あまじこ。
【茅の花芽】 (本)がいぱら。
【茅の穂の若いもの】 (本)しばめ。

ちからしば (力芝・狼尾草)(本)しぶっさー・ひげぐさ・(補)すもとりぐさ。

ちごばな (稚児花) ↓おきなぐさ

ちぢぐさ (蘿蘆) ↓かがいも

ちゃ (茶) ↓一六九ペ

ちょうせんあさがお(朝鮮朝顔・曼陀羅華)↓まんだらけ

ちょうぎ(草石蚕一)(本)ほらいも。

ちる (散) ↓はな

つきみそう (月見草・待霄草) (本)おいらんばな・おさらくぱな・ごけぱな・さかずきばな・そーかぱな・そーれんばな・だんぶばな・ひとつぱな・ままたきぱな・やしゃこらばな・ゆーげしょー・(補)じょろーばな・よとーばな。

つくし(土筆) *はえる(本)いぬのちんぼ・おしゃしゃ・おぼーず・かみなりのへそ・ききんぼー・きちきちぶーし・きつねのろーそく・ぎぼし・けぶし・じじんぼー・じっこべ・つくぼー・ずんずくし・ちーちくぼー・ちゆくちゆくぼし・つきのこ・つくつくぼーし・つべのこ・つんぎのこ・とーな。とっかんぼーず・ふでのじく・ほーし・ほーしこ・ぼーず・ほしこ・ぼんこ・ぼんさん・(補)すぎな・つーつんぼ・つぎなんぽ・つくつくぼ〜さん・つくまーし。

つくねいも (仏掌薯) ↓やまのいも

つくも(莞)(本)きしもぐさ。

つげ (柘植) (本)がんのす・(補)かしらはら。

つた (蔦)(本)いしがらみ・めはじき・めはりかずら。

つつじ (躑躅) (本)べうんごー。
【自生のつつじ】 (本)やまてらせ。

つばき (椿) *つばきあぶら(一四〇ぺ)(本)かたし・かたち・こんぼ・たんぽ・つぶりぎ・つべ・ほっぱ・やまがたし・(補)つぶりぎ。
【八電椿】 *はな (本)せんつばき。
【椿の花】 (本)かっぽー。
【椿の実】 (本)あぶらもも・かたいし・かたし・かたしのこんぼー・かたしもも・かたち・かてし・きのみ・きんつむり・このみ・こんぶー・たんぼ・つばきのもも・でんぼ・はたぶら・(補)たんまま。

つぼみ (蕾) (本)おんぼー・ぎぼ・げぼ・げんぼ・じぼ・だんぼ・ちぢぼ・ちぼ・ちょぼ・ちよんぼり・つぶろ・つぼ・つぼこ・つんぼり・でぼ・でんぼ・どぼ・ぼた・ぼち・ぼぼこ・ぼろ・ぼんこ・ぼんぞ・ぼんぼ・(補)えぼんこ・ぼんず。
【蕾んでいる】 (本)くくもる。
【蕾がふくらむ】 (本)えぼむ。

つまみな (摘菜) ↓一七〇ぺ

つむ (摘) ↓とる

つゆくさ (露草・鴨跖草) (補)あおばな・いんきぐさ・うつし・おかっつあんばな・かたぐろ・かまくさ・かまずか・かまつか・ぎーすぐさ・ぎすぐさ・ぎっちょぐさ・ぎりすぐさ・きんぎりすぐさ・けけこーろ・こーがみ・こーやのおかた・こーやめん・こけごっこー・こめぐさ・こんやたろー・だんぶりぐさ・たんみー・とてこっこぱな・とんぼぐさ・はたおりぐさ・はながら・ひぐらし・ひょたいきょばな・べちべちばな・ぼーしばな・ほたるぐさ・ますがた・みつば・(補)あけずばな・おやのめつぶし・こかこ・ところてんぐさ・ねこのべべ・はたおり・ほーたろばな・ほたるぐさ。

つりがぬそう (釣鐘草) (本)あめふり'ばな・こっぼばな・つきがねそl。

つりがねにんじん (釣鐘人参・沙参)(本)ききょーもどき・してんば・しゃぐしゃ・びしゃぴしゃ・へびじゃわん・やましろととけ・やまだいこん・やまにんじん。

つる (蔓・葛) *くず・ふじ (本)かむだ・かんだ・つた・とんずる・はんだー。
【蔓物をはわせる手】 (本)くねぎ。
【蔓物の手の連なったもの】 (補)くね。

つるくさ(蔓草)のはえている山 (本)とずらやま。

つるにんじん (蔓人参・羊乳) (本)ききょーかずら・ちゅーぶ・っりがねかずら・ととぎ。

つるれいし (苦瓜) (本)にがごーり・(補)ごーやー。

つわぶき(石蕗・羹吾)(本)たからこ・つわ・つわな・どんべんつつみ・やまぶき・(補)ついふわふわ・ふおーきしば。

て (手・支柱) ↓つる

ていかかずら(絡石)(本)まさきかずら。

てんぐさ (天草) *とこうてん(一七一ぺ)(本)きぬぐさ・ぶと・(補)ぶと。

てんなんしょう (天南星)(本)うじころし・へびのだいはち・むさしあぶみ・やまこんにゃく・(補)へびのこしかけ・へんこ。
【天南星の花】 (補)へびのちょこ・へびゆり。

とう (茎) ↓くさき・ふ髫・しゅん(一六四ぺ)

とうがらし (唐辛子・蕃椒) (本)あーぐす・からし・こーしゆー・こーらいこしょー・こしゆー・こしょー・てんずくまぶり・とこぼし・なんば・なんばん・まずものこなし・(補)こーれーぐしゆ。

とうがん (冬瓜) (本)かもうり・しぶい・しぶり・すーぶ・すぶり・どびん・(補)かもうり。

とうきび (蜀黍)(本)きみ・けんせー・せーたかきび・たかきび・たちぎみ・とーきび・ふーむん・ほきび・やたぶ・(補)きみ・とーぬちん・とーみぎ・もろこし。
【蜀黍のしん】 (本)ほや。

とうなす (南瓜) ↓かぼちゃ

とうもろこし (玉蜀黍)(本)かしきび・からと・からとーなんば・きび・きみ・きょーのきび・くさぎん・ぐすんとーんちん・こーら・こーらい・こーらいきび・こーれん・こくでんくわし・こくれんぐわし・さつまきび・さとーまめ・ぜーたかきび・たかきび・つときび・とーきび・とーぎみ・とーときび・とーな・とーまめ・とっきび・ととーきび・ととーこ・となわ・とのきび・とんと・とんのきび・なんなんきび・なんば・なんばんきび・なんまんきび・はちこく・はちぼく・ばんばーとーきび・ふさきび・まめきび・まんまんきび・もろこし・やききび・よめじょきっ・るすんとーじん・(補)こーらい・とーあわ・とーなわ・とーもろこし・とーわ・なんぱ・なんばきび。
【玉蜀黍の実】 (補)たわら。
【玉蜀黍のすり割ったもの】(本)ござね。

とうろうそう (燈籠草)(補)ふーずい。

ときわぎ(常磐木)(本)はき・(補)あおき。

ときんいばら (頭巾薔薇) (本)きくいばら。

どくうりぎ (毒空木) (本)うじころし・うまおどろかし・ねずみころし・(補)ねじころし。

とくさ (木賊し (本)しもと・はみがき・(補)はぎしりぐさ。

どくだみ(藷菜)(本)いしゃころし・いぬのへどぐさ・いもぐさ・うまくわず・がいろっぱ・がっぱぐさ・かっぱのへ・がらっぱぐさ・きーしぐさ・きつねのからいも・くさいぼ・くさぎ・けいせいぐさ・けんけんぱな・じごくぐさ・じごくそば・しびとぐさ・しびとばな・じゆーやく・どくぐさ・どくなべ。どくまくり・とべらぐさ・にゆーどーぐさ・ばんどー・へこきぐさ・ぼーずぐさ・わくどーぐさ・(補)あんこっぱ・かえるぽっぽ。けーるっぱ・どくなべ・へびくさ。

ところ (野老) (補)にがい賦。

ととろてんぐさ (心太草) ↓てんぐさ

とち(栃・椽)のき (本)とちねんぼー。
【椽の実】 *どんぐり (本)じざい・とちだんぐり・とちねんぼー・なし・ほーさ・まき。

とちょうし (徒長枝) ↓えだ・かじり

とねりこ (秦皮) (本)こぶし。

トマト (赤茄子) (本)あめりかなすび・ぺちょなす。

とりかぶと (鳥冠・附子)(本)かぶとぎく・かんのしばな・ぶす。

とる (採) ↓うり・かじつ・くわ・ねこ謇

とろろ(黄蜀葵)(本)こーず・とろとろ。

とろろいも (薯兜預) ↓やまのいも

どんぐり (団栗) *かし。くぬ鬱。とち・なら (本)いっちかっち・かたぎのみ・かんぼち・ぎんだんぼ・ぎんな・くねんぼ・こなら・ごろさ・こんぼち・しーだめ・しーらんぼ・じだぐり・しだに・しだみ・じだんぐり・じだんぼ・しなんぼ・しょーぐり・じらんぼー・じんだ・じんだんぼ・すだみ・つんぐり・でんぐるみ・とち・とちねんぼー・とちぼー・とっちぼ・どひょんぐり・どんぐりまて。どんどんみ・ひーらんぼ・ひょーひょーぐり・ひょんひょんぐり・まて。(補)じんだんぐり。
【団栗のへた】 *へた (本)こめのこき・ならがま・よめのこき。

な (菜) *くき (本)ななρ幼児語)。
【幼葉】 *つまみな二七〇ぺ」(本)かいわり。

ながいも (長芋) ↓・やまのいも

なぎ (水葱) (本)さわぎきょー。

なぎ (梛) (補)べんけーなかせ・べんけーのさんまいば(べんけーなかせ)。

なし(梨) のしん (本)しーたん。

なす(茄子)(本)きさなす・くろとり・(補)くろうり・なすび。
【丸茄子】 (本)きんちゃくなす。

なずな (薺し(本)おばばきんちゃく・がらがら。がらがらそー・がらんがらん・かんざしぐさ・こもそぐさ・こんがらさまのすず・じじのきんちゃく・すずめのきんちゃく・すずめのだらこ・っきのここめ・ななぐさ・ばばのきんちゃく・めなずな・(補)がらがら。
【薺の実】(補)がらがら。

なたね (菜種) ↓あぶらな

なたまめ (鉈豆・刀豆)(本)たちはき・たちわけ。

なつはぜ(夏櫨)の実 (本)さるまめ・やまがんす・(補)やまなすび。

なでしこ (撫子) (本)ちゃせんばな・てんつきばな・ところてんばな。
【川原撫曇】(本)ぼんばな・やまなでしこ。

なら (楢)(補)ほーさ・ほーそ・まき・(補)ほーヴでー「しば。
【小楢】 (本)ほそ。
【楢の実】 *どんぐり (本)ぎたんぽ・ならがま・ひだみ・(補)そなめ。

なる (生) ↓かじつ

なわしろいちご (苗代苺) (本)かわらうつぎ。

なんきんまめ (南京豆) ↓らっかせい

なんてん (南天) (本)さるてん・らんてん。

にしきぎ (錦木) (本)ひらたぎ・(補)ままっばつねり。

にっけい (肉桂)(本)かじょき・けしん・けせん。

にら(韮)(本)きりびら・ちりびら。ちるびら・でゃー・とち・ふたもじ三(補)ふたもじ。
【山韮】 (本)しぜんにら。

にわとこ (接骨木) (本)かいかいろー・くさじき・こぶのき。こまくらのき・こもうつぎ・たず・はなのき・(補)あーぼのき・あわぼ・こめこめ。

にんじん (人参) (本)あかでーくに・きだいこね。

にんにく (葫) (本)とち・ひる。ろくとー・(補)ひる。

ぬかご (零余子) ↓むかご

ぬすびとはぎ (盗人萩) (本)いちべ。うじくさ・うじころし・うしのべった・うまのしらみ・えとりぴ・おとび・こじき・こどうぼー・たんぼじらみ・とびつかみ・どうぽーぐさ・やぶどうぽー・やまじらみ・やまのばばさ・(補)あねこぐさ・いっとろべー。
【盗人萩の実】 (補)おとーか。

ぬるで (白膠木) (本)おっかどのき・かつのき・かつんぼー・きたらす・こまぎ・しおのみのき・ふしのき・(補)おっかど・しおからかせぎ・ので。
【白膠木の実】 (本)しおのみ・(補)しおまめ。
【白膠木の枝葉に生ずるこぶ】 (本)ふし。
【漆柴の実】 (本)ふし。

ね (恨・木根冖) *からす6り・營。くず・ちがや・まんじゅしゃげ・やなぎ・や家のいも (本)ぼっこ。
【根の細いもの】 (本)けぶく・ざざね・やじ・(補)ひぼ。
【球根】 *こんにゃく (本)うえだま。
【球根から芽の出る所】 *さつまいも(補)あずくび。
【根もと】 *かぶ (本)ねと。
【木の根の下に土の無い所】 (本)かけ。
【木の根などの盛り上がっていて土や雪の無い所】(補)土の「いぎれ。

ねぎ(葱) (本)おーねぎ・かいぶ・かんぬし・くさみ・こぶ・じーびら・しびら・すむな・ちりちり・なんば・ぬくば・ねくば・ねじろ・ねぶか・ひともじ・びら・ひる・ひるこ・(補)かりぎ。
【葱の夏生のもの】 (本)かりぎ。
【葱の一種】 (本)さしびる。
【葱の苗】 (本)かれぎ・きなえ。
【葱の花】 (本)がっぽ・ぎっと・ちょっぽ・ぼんさん。
【葱坊主】 (本)ぼち。

ねこぎ(根抜)にする *ぬく(三九七ぺ)(本)こがす・こぐ・こじる・もぐる。

ねこやなぎ (猫柳) ↓やなぎ

ねずみだけ(鼠茸)(本)ざざんぼー・なめすすき・ほーきもたし・みずたたき。

ねなしかずら (根無葛・菟糸子) (本)うしのぞーめん・そーめんぐさ・もとなしかずら。

ねむ (合歓木) (本)うしごめ・かーかー・かーかのき・かかのき・こいかのき・こーか・こーかい・こーかのき・こーくわんぼく・こーけ・こーこ・こーのき・こか・ねぶたのき・ねぶりのき・ねむた・ねれねれのき・ひぐらし・(補)うしのやっこめ・こーかぎ・ねーぶる・ねぶりこ。

ねむりぐさ (眠草・含羞草) (補)びっくりそー。

のうるし (大戟) (本)きつねのちぢ・たかとーだい。

のぎ (芒) *むぎかり (四四六ぺ)(本)ひげ。

のこぎりそう (鋸草) (本)むかぜばな。

のびる (野蒜) (本)こじきねぎ・ねぶかぐさ・ねんぶり・ひるこ・(補)のらんきょー。

のびる (伸)↓えだ・かじつ・くさき・め

のぶどう (野葡萄) *えびずる (本)うまのめだま・うまぶどー・かがゆび・がねぶ・がぶ・からすえび・がらぴ・がらみ・がれぶ・がんぴ・がんべ・ぐんだ・ぐんど・ごよー・ごよぎ・ごよみ・めくらぶどー。

のり (海苔) (本)あまのり・はまな・(補)あまのり。
【紫苔】 (本)ゆきのり。

は(葉) *くず・くあ・ささ・だいこん・だいず・ふじ・ほおのを・まき・まつ・わさび (本)はね。
【木の葉】 (本)ー,)ば。
【木の若葉】 (本)ぶーぱ。
【本葉】 (本)けんば。
【葉柄】 (本)じくし。
【斑葉】 (本)いさは・えさば。
【葉が枯れる】*しぼむ (本)ちがれる。
【葉などが虫に食われて網の目のようになっていること】 (補)すかり。
【葉などの無くなった木】 *こずえ(補)じゃんぼ。

はいびゃくしん(這柏槇)(本)ぴけーし。

はえる (生) *め (本)おえる・ほこえる。
【生やす】 (本)おがす・おやす。
【自然生】 (本)あざばえ・おのればえ・てんとーばえ・のらばえ・みぱえ・(補)おろかばえ。
【野菜類の自然に生えたもの】 (本)たがばい・ふっせ・ふっつえ。
【自然に生える】(補)おろかに」はえる。
【群生のさま】 *きのこ (本)ぐそぐそ・ぞっくわり・そっくり。

はげいとう (葉鶏頭・雁来紅)(本)にしきそー。

はこぬうつぎ(箱根空木・錦帯花)(本)おらんだそー・くろはぎ・よめがはし。

はこべ (藥翼) (本)あさしらげ・かっこべ・ちょんちょんぐさ・とんごろもち・はこべら・はべら・ひずり・ひよこぐさ・ひんずり・へずり・まいずる・むしつり・めつりぐさ・(補)とてーこ・はながら。

はじ (櫨) (本)さつま。

はしばみ (榛*蓁栗) (本)こっぱ。
【榛の実】 (補)かしまめ。

ばしょう (芭蕉) (本)うー。
【芭蕉の実】 (本)ひーしゃぐ。
【バナナ】 (補)ばしゃない。

はす (蓮) (補)れんこん。
【蓮の実】 (本)だいまん・とばす・(補)ちゃんぽんぽ。

はすいも(蓮芋)(本)りゅーきゆーいも。

はちく (淡竹) (本)ひちく。

はっか (薄荷) (本)みずたばこ・めくさ・めはりぐさ。

はつたけ (初茸) (本)あいずり・あいたけ・あおはち・うるみ・まつきのこ・まつなば・まつみみ・まんじょ・(補)あかつき・やつき・ろくしょー。

はな (花) *くわ・たけ・ちがや・つばを・てんなんしょう・ねぎ・ひるがお・やなぎ (本)あっぱ(児)・なな(児)・のんの(児)・(補)のーのー(児)。
【花のひとえ咲き】 (本)ち、凡」花。
【八重咲き】 *さくら・りばを (本)せんにょ・せんよ。
【花がさく】 (本)さす。
【咲き乱れる】 (本)さきこむ。
【時季に先だって咲いた花】(本)かざばな。
【時季はずれに咲く花】 (本)まぐれっぱな。
【狂咲き】 *さくら (本)ぼけざき。
【花が散る】 (本)花が「たつ。
【花が散り方になる】 (本)すでる。
【花のしおれないで長持ちする】 (本)じね」がある。
【花などをつむ】 (本)もる。

はなしょうぶ(花菖蒲)(本)かっこ。

バナナ (甘蕉) ↓ばしょう

はなひりのき(本)うじころし。

ははこぐさ (母子草・鼠麹草)(本)おばこぐさ・かわちじこ・こーじばな・ちーこ・ちぢぐさ・ちぢばーこ・とーこ・とんご・ねばりもち・ほーこ・ほーごーよもぎ・ほこほこ・(補)わたぐさ。はびこる (蔓延) ↓しげる

はぶそう(波布草)(本)いしゃいらず・どくけし。

ぱら (薔薇) *いぱら・とげ(三九四ぺ)(本)いぎぼたん・いげばな・いげぼたん・いばらしょーべ・いばらぼたん・くいぼたん・こーしんばな・しょーびん・ちょーしゆん・にじばな・ぶーぎぎー・ぶたん・ぼたんいばら・(補)ちよーしゆん。
【野薔薇】 (本)いぎ・ぐい・もがきばら・(補)いそろぐい。

はらん (葉蘭) (本)ひろは。

はるしゃぎく (本)かんざしばな。

はるのげし (春苦菜) (本)うまごやし。

ばれいしょ (馬鈴薯) ↓じゃがいも

はんのき (榛木) (本)せちば・ふち。
【榛木の実】 (本)やまたんご。

ひいらぎ (柊) *せりぶん(四六三ぺ)(本)おにおどし・おにさし・おにのめつき・ねずみさし・はなつき・めつきば、らい・(補)おにのめつき・ねずみつきば・ねずみばら・ばら。

ひえ(稗)*めし(一七七ぺ)・やをもち(一七九ぺ) (本)けしね。
【くろひえ】 (本)かっちゃ。
【ひえの実をとったあとのわら】 (本)へから。

ひかげのかずら (日陰葛) (本)きつねのお・きつねのたすき・さるだすき・じがらみ・やまのかみのたすき・(補)きつねのしっぽ。

ひがんばな (彼岸花・石蒜) ↓まんじゆしやげ

ひごぱえ (蘖) *いねかり (四一三ぺ)(本)うず・おそ・か・こねがえし・ぞあい・にばぼき・ばい・ひいつ・またばい・もとめ・やご・(補)ひゆーじ。

ひさかき (綸) (本)こしば・びしゃこ。(補)したくさ。
【怜め実】 (本)ぶす。

ひさぎ(楸し (本)かわらひさぎ。

ひし(菱)の実(補)おいけのおばさん。

ひじき (鹿尾菜) (本)めー。

ひとえ (一重) ↓はな

びなんかずら(美男葛)(本)くつば・とろろかずら・びじんそー・ふのりかずら・みじんかずら・(補)ぴじんそー。

ひのき(檜)(本)あたき・ばりばりのき。

ひまわり (向日葵)(本)てんとーまわり・にちりんそー・ひぐるま・ひのまるばな。

ひゃくにちそう (百日草)(本)うらしま・かごしまばな・(補)しゃっぼんばな。

ひゆ (寛) (本)ひょーあかざ。

ひょうたん (瓢箪) (本)しゃく・たんぽ・つぶる・つぶろ・つぼろ・ひょこたん・ひょん。

ひょんのき (蚊子木・柞) (本)きひょん・さるびょー・さるぶえ。

ひらたけ (平茸) (本)くろきのこ・むきだけ。

ひるがお (旋花) (本)あめふりばな・えぐな・おこりばな・かじばな・がすぱな・かっぽー・かみなりばな・きつねのしょんべたこ・くちなおばな・こーずる・こほずり・ちょくばな・ちょこぱな・つぼっつら・へぴあさがお・みみだれぐさ・やまあさがお・(補)おかこっこ・きつねのあさがお・へっびりあさがお。
【旋花の花】 (本)かんどんぼ。

ひるむしろ (眼子菜) (本)びりこ・びりもの・ひるも。

びわ(枇杷)の長円形のもの 翻びわ。
【枇杷の円形のもの】(補)ひわ。
【枇杷の大きいもの】(補)びわ。
【枇杷の小さいもの】(本)ひわ。

びんろうじ (檳榔子)(本)こぱ。
ふき(蕗)(本)しばんぱ・つわ・ぱっぱー・(補)ふいき。
【蕗のとう】(本)かんどー・かんろ・さみし・しゆーとめばな・ばっかい・ばんかい・ふきのしゆーと・ふきのしゆーとめ(ふきのしゆーと)・ふきのめ・ふきぼぼ・ふくだつ・(補)ふーきのとんと・ふきのおばさん・ふいのおじご(ふきのおばさん)。

ふくじゅそう(福寿草)(本)がんじつそー・ぎんばいそー・くるばな・まんさく。

ふし (節) ↓き・たけ

ふじ(藤)の葉 (本)かいのこ。
【藤蔓】 (本)とずる・ねっそ。
【立木に巻き上がってから更に他の立木にからみついた藤】 (補)しめふじ。

ふしくれだつ (節立) ↓き

ふじまめ (藤豆) (本)かきまめ・つるまめ・とつとこまめ・なんきんまめ・はつしよーまめ。

ふだんそう (不断草) (本)きくな・さんねんな。

ぶどう (葡萄) (本)えび・ぐど。
【黒葡萄の実の小粒のもの】 (本)さなずら。

ぶな (山毛欅) (本)このみのき。

ふのり (布海苔) (本)いせのり・いせぶ・ふぐのり。

ぶんとう (文豆) ↓えんどう・やえなり

へくそかずら (屁屎葛)(本)うまくわず・(補)やいとばな。

へた (蔕) *どんぐリ (本)えんざ・かっぱ・しーた・じく・しっぺた・しびた・すびた・せた・つー・とー・ひしや・ふつ・へそ・へっと・へんず・ほず・ほぞ・ぼっち・(補)へと。
【柿の蔕】 (本)かきのえんざ・かきのしびた・かきのひしゃ・かびた・しーたん・しっぶた。
【果実の蔕のついている所】 (本)へとじし。

へちま(糸瓜)(本)あさうり・とうり・ながうり・なべらー・ゆてこい・(補)いとうり。

べにたけ (紅茸) (本)じこーぼー。

へびいちご (蛇苺) ↓いちご

べんけいそう (弁慶草・景天) (本)ちとめ・てっきりぐさ・べんけいそー・龠Ψいちやくそー・かみなりそー。

へんしゅ (変種)↓・くさき

ほ (穂) ↓あわ・すすき・ちがや・いね(四一二ぺ)・むぎ(四四五ぺ)

ほうせんか (鳳仙花) (本)えんぐわ・かーきーばな・かまくら・きんじゃく・けーせばな・こーせんか・こんやのもがれ・つばね・つばめ・つまぐりそー・つまぐれ・つまくれない・つまぐろ・つまね・つまめ・つわべに・てんざく・てんしゃこ・とっしぬ、ご・とびぐさ・とびこま・とびしゃこ・とりかぶと・べに・べにがら(べに)・みやこ・みやこわすれ(みやこ)・れんぐわ・(補)こーけん・ほーけん・みやこばしり。

ぼうふう (防風) (本)やまにんじん。

ほおずき (酸漿) (本)はなびーぐわー・(補)とーふなびー。
【千成ほおずき】 (本)いねほーずき・しょーじき・(補)いぬほーずき。

ほおのき (朴)(本)かいば・きつねのからかさ・ほーぱのき・(補)たーらし。
【朴の葉】 (本)かいば。

ぼけ(木瓜)(本)かいど…ばら・しどみ。

ほこりだけ (埃茸) (本)みみつぶれ。

ほしぐさ (穀精草) (本)けやりそー。

ほたるぶくろ (螢袋) (本)あめふりぱな・かかっぽ・かっこ・かっぽーばな・がんこばな・きつねのとーろー・ちょーちんばな・とーろばな・とっかんぱな・とっこばな・どんどうけばな・(補)よめのはは。

ぼたん (牡丹) (本)きぼたん。

ほとけのざ (仏座) (本)くるまばな・(補)きつねのたんぽぽ。

ポプラ (白楊) (本)せーよーやなぎ。

ほや (寄生) ↓やどりぎ

ほんだわら (馬尾藻) (本)たわらも。  一

まを (槇) (本)きだ・さるのき・ほそば・(補)ほそば。
【槇の葉】 (本)しば。
【槇の実】 (本)えどこぞー・きだぬなり・さる。さるっこ。さるのもも・まきぼーず・やじろべ;・やぞーこ・らんかんこぞ…。

まくり (海人草) (補)なちょーら。

まくわうり (真桑瓜・甜瓜) (本)あさぎうり・あじうり・あねさまうり・あまうり・うちうり・かしうり・かでうり・きすふり・きんかんうり・こもんくわ・ころばしうり・しまうり・ちんみょー・でうり・できうり・とーろくうり・なしうり・まうり・みのうり・(補)あさぎうり。
【黄色の甜瓜】 (本)かきうり・きんうり・きんか。(補)きんこうり。
【白色の甜瓜】 (本)せんしか・(補)なしうり。
【青色の甜瓜】 (本)できうり。

まこも (真菰・菰)(本)かーも・がつぎ・がっこ・かつみ・かつも・こもがや・こもぐさ・ぼんこも。

まさき (柾) (本)くろぎ・したわれ・たまつばき。

まつ(松)のくねったもの (補)じんどまつ。
【黒松】 (本)おんき。
【えぞ松】 (本)ぐい。
【五葉の松】 (本)ごほんまつ・しもふりまつ。
【松の新芽】 (本)ごよー・みどり。
【松のやにの多い部分】 *やに・あかり(一八一ぺ) (本)ひで・(補)じん。
【松の皮】 (本)こっぱ。
【松の枝を切りおろしたもの】 *えだ(本)おろし。
【松の枯枝】 *か洳る (本)てくら。
【落葉松の枝や皮をはらったもの】 醗さぎり。
【松の実】 (本)かっぼー・きのみ・じんころ・たんば・たんまい・(補)たんころ・ちんころ。
【松かさ】 (本)かーかー・かっこ・かんこ・かんころ・きーきーまつ・けららまつ・けんけらまつ・こけこーろ・こけら・こっけら・こまがり・ごんこまつ・こんちり・たんころころ・ちちり・ちっちり・ちょーじゃ・ちんがさ・ちんぐり・ちんころ・ちんちくり・ちんちら。ちんちり・つぐり・つまぐり・つんぐり・とちろ・とっちぢ・どんぐり・はほぐり・ひょんぐり・ふぐ9・ふんぐり・ほ…ぐり・ほんぐり・まつぐり・まつこごり・まつこぶし・まつのふんぐり・まつのぼぼ・まつふぐり・(補)ちゃっぽっくり・ちょーじゃぼんぼ・ちんちり・ちんちろりん・ほいぼ・まーつっこ・まつだんご・まつどんぐり。
【松の実採り】 (本)さるわたり。
【松葉】 (本)せんぱ・(補)まつんばり。
【松の落葉】 *おちば (本)かきまつば・かや・かれこぎ・くず・ご・こぎ・こきば・こく・こくくわ・こくず・こくば・ごくも・こすば・こそ・こそろ・こた・こつくわ・こっさ・こっぱ・こで・こな・こなは・このは・ごみ・ごんの。ざーら・さぜ・さで・ざら・ざらびき・しば・すくず・すくど・そーまつ。そくず・ぼく・まつがんぼ・まつご・まつごみ・まつざら・もく・(補)こくぼ・こくま・まつこな。
【松葉などを拾って来ること】(補)きさらい。
【松葉などを籠に入れた上にのせる松の束】 (補)ちんがい。
【松の寄生木】(本)まつみどり'・みどり。
【松毛虫】 (本)げんばちいら。

まつだけ (松茸) (本)なば。
【小さな松茸】 (本)ころ。

まつばぼたん (松葉牡丹) (本)えわぼたん・かやぼたん・からのすべりひゆ・きんぎんそー・ちょんぎりぐさ・ちりんそー・つまぎりそー・つみきりぼたん・つめきり・てんきそー・にちりんそー・ひぐらし・ひでりそー・ひゃくにちそー・ひるべろ・(補)いみりぐさ・つみきりそー・ひなたぐさ・ほいてる・ほろべし。

まつも (松藻) ↓も

まめ(豆)などの生長の悪いもの ま*め(四四五ぺ) (本)がしんたれ。
【発芽しかけた豆】 *だいず (本)つわりまめ。
【豆のさやの両側のすじ】 (本)きじげ。
【豆につく虫】 (本)さる。

まんじゅしゃげ (曼珠沙華・石蒜) (本)いっときばな:えんこーばな・おまんじゅばな・おやころし・おりかけばな・おりばな・おんでん・かーかんじー・かえんそー・かごばな・かじばな・かったいばな・かぶれ・かみそりばな・かみなりばな・かわかんじ・ぎしぎしばな・きつね(きつねぐさ)・きつねぐさ・シびらねのいも・きつねのかみそ一り・きつねのたいまつ・きつねばな・くちなごーろ・くちなわのしたまがり・けさばな・ごーらばな。さんまいばな・しーれ・じごくばな・したこじけ・したまがり・しびとぐさ・しびとばな・しびら・じゃんぼんばな・じゆずばな・しょーじょーばな・しれー・しろい・すずかけ・すてこばな・せそび・そーしきばな・そーれーばな・そーれんばな・たんぼぼ・ちょーちんばな・てあきばな・てくさり・どくずみた・どくばな・ひーひりこっこ・へそび・べちべちぱな・ほぜばな・ほで・ほとけさんばな。ぼんばな・まんじゆばな・みみかけばな・やくびょーばな・ゆーれいばな・(補)あかばな・おへぐろ・おんびら・しびれ・せんだんま。たこじき・たんたんぼな・ちゅーねんぼ・つんぼぱな・でべそ・どくしょーばな・にがばな・ねこぐるま・はみずはなみず・ひがんぐさ・みちわすれぐさ・らっかん・わすればな。
【曼珠沙華の根】 (補)しゆーせん。
【曼珠沙華の茎】(本)きつねのかみそり。

まんだらけ (曼陀羅華) (本)きあさがお・きちがいなすび・ぎばそー・げかころし・げかだおし・ちょーせんあさがお・ちょーせんたばこ・はりなすび。

まんねんかずら (石逍遥)(本)せんだんかずら。

まんねんたけ (万年茸) ↓れいし

まんりょう (万両・誅砂根) (本)せんりよー。

み (実) ↓あさ・うるし・かじつ・くわ・さくら・しそ・たけ・なずな・なつはぜ・ぬすびとはぎ・ぬるで・はしばみ・はす・はんのき・ひさかき・ひし・まつ・りゆうのひげ

みかん(密柑)(本)くにぶ・とうんにふあー。
【柑橘類】 (本)こーるい・(補)くにぶ。
【温州みかん】 (本)りふじん。
【夏みかん】 (本)なつだいだい。
【ネーブル】 (本)へそみかん。
【密柑の袋】 (本)くれ。すぶくろ。
【密柑の袋にある筋】 (本)あくみ・ばか。
【密柑二房】 (本)みかん一「くさ。
【密柑の皮をおす時に出る気】 (補)みゅーじ。

みき(幹) *き (本)のき・ほた。
【根から枝までの幹の長さ】 (本)ゆら。
【穂先が折れたりして後に残っている幹】 (本)くい。
【幹が特別な形をしている樹本】 (本)ひどーし。

みじゅく (未熟) ↓かじり

みずあおい (雨久花) (本)たぶなぎ。

みずくさ (水草) ↓も

みぞそば (苦蕎麦) (本)・かいるこぐさ・ぎゃわずぐさ・こごめばな。

みそはぎ(千屈菜・溝萩)(本)おしょらいばな・そーはぎ・そばき・ほとけさんばな・ぼんばな。

みっぱうりぎ(三葉空木)(本)こめのき。

みょうが (茗荷) (本)こじもと。
【茗荷の芽】 (本)こじもと。
【茗荷の地上一二寸のもの】 (補)みょーが。
【茗荷の生長したもの】 (補)さす。

むかご (零余子) *やまのいも (本)いが・いもこ・いもしがこ・いものこ・ががいも・かぐも・かご・かごいも・がごじょ・かしょいも・くはんこ・くろめ・くわご・ごんご・しかご・せっかど・ぜぼ・ぱんご・やまかお。

むぎ(麦)↓四四五ぺ

むく (無患子) (本)つぶ。
【無患子の実】 (本)くみ・むくろ。

むくげ (木槿) (本)かきつばき・からくわ・きばちす・ごじんくわ・ごんじ・せんちぱな・はちす・ぼてんくわ・もっきん・(補)げばち・もっき・もんき。

むしくい(虫食)↓かじつ・は

むべ (郁子) (本)きまんじゅー。

むらさきしきぶ (紫式部) (本)こしきぶ・こまこめ・こめこめ・こめこめ・こめのき。

むろ (杜松) (本)ひぐろ。

め (芽) *ひこばえ・みょうが・やなぎ (本)しんぼえ・ばい・ふき・めこ・めど・もえ・もえず・(補)めじょ・めど。
【若芽】 *わらび (本)いじょ・めーじょ・めだち・めはり。
【親木の周囲の子芽】 (本)がこ。
【脇芽】 (本)まさり・やご。
【新芽】 (本)うず・ごよー・しんぽ・ぶじ・ほえ・みどり。
【芽が出る】 *はえる (本)おる・つわる・ほえる・ぽちむ・めぐらむ・めだつ・(補)ほける・もえろ。
【芽がのびる】 (本)はる。
【木の芽のたつこと】(本)くくたち。
【芽生え】 (本)こばえ。
【木の芽や枝などの多く出たもの】 (本)ごよー。
【芽の出かけた豆】 *だいず (本)つわりまめ。
【球根から芽の出る口】 (補)あずくび。

めひじわ (馬唐) (本)かんざしぐさ・かんざしばな・すもーとりぐさ。

も(藻)(本)がーもく・こもく。むく。もく・(補)もく。
【松藻】(補)ふなもく。
【水草の一種】 (本)ていれぎ・もく。
【藻屑】(補)もくそー。
【川藻】 (本)かわもく。
【海藻】(本)こも・(補)もば。
【海岸に打寄せられた藻】 (本)もく・(補)よりぐさ。
【汽藻などを積み上げて覆いきした物】(本)としやく。

もうせんごけ (毛氈苔) (本)むしすいぐさ。

もぐ (採取) ↓かじつ

もくせい (木犀) (本)きいは。

もくれん (木蓮) (本)うばざくら・べろ,ばな。

もじずりぐさ(捩摺草)(本)ひだりまき。

もちぐさ (餅草) ↓よもぎ

もとなり (元生) ↓うり

もみ (樅) (本)もみそ・(補)がんぎ。

もみじ(紅葉)↓かえで・こうよう

もろこし ↓とうきび

やえ(八重)↓はな

やえなリ (緑豆) (本)かつもり・さなり・とーご・とーろく・ふたなり。ぶんどー・まさめ・やえなり。

やえむぐら (八重葎) (本)くちきり・くるまぐさ・くんしょー・くんしょーぐさ・ひぜんぐさ・もんつき。

やくそう(薬草)を土用に採取すること(本)とりくさ。

やさい (野菜) ↓やさい(一七九ぺ)・くき・さいえん(一九二ぺ)

やせる (瘠)↓くさき

やつがしら (八頭芋)(本)かしらいも。

やつで (八手) (本)うしお1ぎ・かじっぱ・てがしら・てんぐっぱ・てんぐのて(てんぐっぱ)。ぬすっとのて。

やどりぎ (宿木) *まつ (本)からすのうえき・からすのつぎほ・とびずた・ひょー・やどかり・(補)てんぐのなげくさ・ぼちゃぼちゃ。

やなぎ(柳)の根 (本)あば。
【柳の芽】 (本)いんこ・いんのこ・えんまる・こつこつ・とーとー・(補)やなぎのころころ。
【柳の花】 (本)いねころぼ・いのころ・いんこーこー・うしこ・えこえこ・えのころ・えんころさま。えんのころ・かわぼぼ・かわらばばー・ととこ・べこ・べここ・(補)ちんころ。
【はこやなぎ】 (本)いぬやなぎ。
【かわやなぎ】 (本)えのころやなぎ・かわねこ・さるやなぎ。
【ねこやなぎ】 (本)いっこ・いぬころ・いんころ・えっこ・かわらのこちこち・こちこち・こぶやなぎ。さるこやなぎ・ちんこやなぎ・とーとー・やなぎころころ・(補)いぬこやなぎ・ちんころたんころ。

やに (脂) *たばこ(一六八ぺ) (本)ねや・のろ・みどり・(補)にや。
【松脂】 *まつ (本)みつ。

やぶ (藪) ↓・〇二六ペ

やぶかんそろ'(藪萱草)(本)かっこ・かんしょ・(補)ぴよぴよ。

やぶこうし(藪柑子)(本)こーぼーちゃ・せんりょー・たちばな・まんじゆのき・(補)やままんりょー。
【藪柑子の大きいもの】(本)せんウよ…。

やぶじらみ (藪虱・竊衣)(本)いちべ・がんこいこい・くさのしらみ・さじ・とっかんぼー。

やまあじさい (山紫陽花) (本)さわくぬざ。

やまこしょう(山胡栂)(本)やぶげやき。

やまのいも (山芋・薯預) *とろろじる(一七一ぺ) (本)えぐいも・きんどころ。とろのいも・はたよしいも・(本)つくても。
【畑作の山芋】 (補)らくだいも。
【山芋の実】 *むかご (本)どんご・(補)たんちつこ。
【ながいも】 (本)えちこいも・しんしょいも・しんしょなおしいも・てこいも・ばかいも・ぼーいも。
【畑作の長芋】 (補)ながつく。
【つくねいも】 (本)うじいも・かなくそいも・きりいも・つくいも・つくいやまいも・ていも・てこいも・てっかいいも・でっこいも・といも・とーいも・ねまりいも・ひらいも・みねいも・やまといも。
【つくねいもの一種】 (本)うしのくそ・うしのした。
【薯義のつるの附根の部分】(補)がんく。
【薯張の新根を生じても残っている古根】 (補)すでいも。
【長手を掘り取る用具】 (本)きんつー・きんぱさき。

やまぶき (山吹) (補)ずっき・(補)、アっぽん。

やまぶどう (山葡…萄) *のぶどう (本)えび・えびそ・ぐらみ・ぐんど・ごよ・さなずら。(補)かまえび。

やまもも (楊梅) (本)おいもも。

ゆうがお(夕顔・瓠)(本)かなばり・ちぶる・ゆーご・ふくべ。
【夕顔の皮】 (本)ちぼけ。

ゆきのした (雪下・虎耳草) (本)いみりぐさ。えしぐさ・かがみぐさ・かみなりぐさ・かんかちぐさ・きぎんそー・きじんそー。きりんそー・きんぎくさ・きんぎんそー・みみだれぐさ・ゆきわりそー・(補)いどぐさ。

ゆきわりそう (雪割草)(本)きちがいぐさ。

ゆず(柚)(本)いのす・きのゆ・・こーとー・すーとりだいだい・ほんゆ・ゆ・(補)ゆのす。
【柚の実】 (本)ゆーだま。

ゆずりは (交譲木) (本)しょーぐわつさん・つるしば・つるのは・とくばこ・わかば。

ゆり (百合)(本)いねら・こーら・どーれん・どれ三(補)ゆりね。
【姫百合】 (本)こめゆり'。
【山百合】 (本)こーらん・ごろ・どう。
【鬼百合】 (本)片し・やじ・ごーろ・さとゆり・ふくらみ・(補)はかばゆり・ほとけゆり。

ようじゅ (穃鴛{)(本)がじまる。

よあた (嫁葉)(本)はぎな・はげ。(補)のぎく・よめ・なはぎ・よめ・のはぎ。

よめのごき (合子草) (本)きんぶんしき・すずめのうり・ひめうり。

よもぎ (蓬) (本)くさ・くさのはな・くつ・ごまのき・ふつ・やたふつい・やつふち・(補)くさはな・やいとぐさ。

らくようじゅ (落葉樹) (本)かなき。

らっかせい (落花生)(本)いじんまめ・からまめ・かんとまめ・じごくまめ・じだまめ・じまめ・そこいり・まめ二てこまめ・たわらまめ・ぼこまめ・ろーはっせん。(補)おたふくまめや

らっきよう (薤) (本)ぎょーじゃびり・(補)らんきょ。

りゅうのひげ (龍髭) (本)ぐさ・ぐっしゃめ・じゃのひげ・じょーがひげ・たつのひげ・(補)ふきだま・むくだま。
【龍髭の実】 (本)ぐすだま・ふーふだま・ふくたま・ふくふくだま・(補)はずみった中、仏。

りんご (林檎) (本)びんこなし・りんごなし・りんごみかん(りんごなし)・・

りんどう (龍胆) (補)きつねのしょーべんたこ。

れいし (茘枝) ↓つるれいし

れいし (霊芝)(本)さいわいだけ・さる・のこしかけ・まごじめ、くし。

れんげ  (蒲罪章曹早・紫西沢英) (本)・えましばな・おしゃかばな・おみょーぎばな・かんぼんばな・げんげち・げんけばな・げんげら・こぎょー・さいこくばな・たえんどー・はえんどー・ふーぞ・ふーづーばな(ふーぞ)・ほーぞーばな・ほーどーけ・ほーねんそー・ほんじょばな・みやこ。
【しろつめ草・あかつめ草】 (本)うまごやし。
【紫雲芙の乾かしたもの】(補)かりぼし。

わかな (若葉) (本)ふくたち。

わかめ  (若布)  *わかめ (一八○ペ)(本)めー・めっぱ・めのは。
【若布の生長したもの】 (本)めのは。
【若布の葉】 (本)ちっち。

わけぎ (分葱) (本)しーびび・しろ。せんぼんねぎ・せんもと・ちもと・(補)とくばか。

わさび (山葵) (本)ふすべ。
【山葵の葉】 (本)せんな。
【山葵の畑】 (補)わさびざわ。

わすれぐさ (萱草) (本)かっこばな・かんす・ぎぼきな・・こってこー。

わた (棉) ↓一四九ぺ

わらび(蕨) (本)ほつ・ほつろ・ほどう・わらびな。
【蕨の幼芽】 (補)ほとろ。
【蕨の生長したもの】 (本)がぐま・がんずり。
【蕨ぜんまい等を刈って乾したもの】(補)ほとろ。
【蕨を取りに山へ行くこと】 (補)やまかき。

われもこう (吾木香・地楡) (本)くびふりばな・(補)すいかぐさ。

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最終更新:2017年01月01日 22:43