【ワンピース ネタバレ考察】〝火ノ傷/ヒノキズ〟の男はクジラ【ONE PIECE SPOILER】2024年4月21日

※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワンピース ネタバレ考察】火ノ傷の男は「ピノッキオ」 黒ひげの血筋と謎【ONE PIECE SPOILER】2024年2月29日 で、”火ノ傷„の男はヒノキ(ズ)男(オ)なので「ピノッキオ」だと考察しました。

今回はその発展形です。

 

 

”火ノ傷„の男の伏線は「クジラのラブーンとクロッカス」です。

クジラのラブーンと、その腹の中にいたクロッカスは『ピノッキオ』がモチーフ。

私の説では「〝火ノ傷〟の男/ヒノキズの男」は『ピノッキオ』です。

 

 

原作の第103話〝クジラ〟にて、ラブーンが〝赤い土の大陸(レッドライン)〟に頭をぶつけ始めたとき、鎮静剤を打つためにクロッカスが胃液に飛び込みます。

この「クロッカスがラブーンの胃酸の海に潜る」シーンは、『宇宙戦艦ヤマト』の艦長・沖田十三の指示で「ヤマトがガミラス本星の濃硫酸の海に潜る」シーンのオマージュです。

だからアニメでクロッカスの声は沖田十三役の納谷悟朗さんが演じているのです。

 

 

ラブーン内部がやたらにメカニカルなのも『宇宙戦艦ヤマト』がモチーフだからでしょう。

白、クジラに乗る、などの点から『ムーの白鯨』もモチーフだと思われます。

同時に、このシーンでラブーンの胃袋には船や宝箱が沈んでいることが描かれます。

 

 

以上の点から、以下のことが分かります。

  • クジラは船を飲み込む習性がある(『ピノッキオ』オマージュ)
  • 飲み込まれた船や宝箱はクジラの胃(腹)に保存されている
  • クロッカス=沖田十三=艦長なので「クジラ=艦船」と見做すことができる

 

 

ここで第1081話〝黒ひげ海賊団10番船船長クザン〟ラフィットの発言を思い出してください。

ラフィット

「ホホホ…その男(傍点)真っ黒い船に乗り 近づくと巨大な渦で敵船を飲み込んだとか……!!」

 

 

私は第103話の伏線と、ラフィットの説明から、こう考えます。

  • その男」に傍点が付いているのは「きっと男だろうという推測」か、あるいは「男ではない」「そもそも人は乗っていない」という意味。
  • 真っ黒い船」とはクジラである。
  • 巨大な渦」とはクジラが船を飲み込むときの渦、あるいはクジラの口の比喩である。
  • 「〝火ノ傷〟の男」「ヒノキズの男」はクジラそのものか、クジラに乗る(操縦する)者、あるいはクジラと会話できる者である。
  • つまり最後の赤いロード・ポーネグリフはクジラの腹の中であり、そもそも人や船でないうえに、常に移動しているので見つからないのである。

 

第103話の黒ひげの発言から考えると、”火ノ傷”は”ヒノキズ”の当て字なのかもしれません。

このキズとは、クジラの頭に付いた傷のことであり、「火」や「日/曜日」の形の傷のことかもしれません。

そのまんま、〝ヒノキズの男〟はラブーンとクロッカスの可能性すらあります。

最終更新:2024年04月21日 06:49