獣の巨人(猿巨人)

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9巻第35話「獣の巨人」で初登場した謎の巨人。

猿のように全身を体毛で覆われており、身長はおそらく17メートル以上の大型。

顔は猿だが、目のくぼみの影や全体的なデザインから、眼鏡をかけた科学者のような風貌になっている。

獣の巨人と月は一緒に描かれる事が多く、月と何らかの関係があると思われる。

 

力は非常に強く、運動能力も高いようで、ウォール・ローゼを苦も無く登りきることができるうえに、壁の破片をはぎ取ってかなり遠いところまで投げる事が可能。

ただし、後述のように誤って巨人を握りつぶしてしまう事から、微妙な力の加減に慣れていないと見られる。

今までの巨人がまともに話せないのに、人間のように流暢な言葉を話すことができる。

口調は若者か、あるいは子供っぽく、巨人をペットか奴隷、あるいは昆虫くらいにしか考えていない節があり、力の加減を間違って小型巨人を潰してしまった時にはその血や肉辺を汚いものだと嫌がる描写がある。

人間として見ると、インテリで汚れに慣れていない都会っ子のような雰囲気である。

ウトガルト城の塔に自分の投げた破片が命中した時にはガッツポーズをして雄たけびを上げており、その様子は野球の試合でホームランを打った少年のようである。

また、血で汚れることを嫌っている事から、巨人の体を自分自身の体のように考えているようである。

これらの点から、エレンやライナーたちのように人間が巨人の体を操縦しているのではなく、本当にああいう体の巨人なのではないかという説も出ているが、巨人の機種が最新型で微妙な触覚まで再現できるタイプなのかもしれない。

 

壁内世界の知識はあまり無いが基礎知識はある模様。

知能はかなり高く、きちんと壁内世界の言語でミケに質問している。

壁内人類を巨人化させることができるらしく、ラガコ村の住民を巨人化させた。

獣の巨人の作った巨人は、従来の巨人とは違って夜間でも活動可能だが、その理由は不明。

人為的な巨人化に関しては、作中ではグリシャ(らしき人物)も注射でエレン(らしき子供)を巨人に変身させているが、注射の薬品が違うのではないかと想像される。

言ってみれば巨人の「機種」が違うのではないか。

そのため、壁や壁内人類の起源に関わる重要キャラだと思われる。

 

 

立体機動の攻撃能力を調査しているらしく、獣の巨人について何か知っているらしいユミルも、獣の巨人がラガコ村の住民を巨人化させて壁内人類を襲わせた事を「威力偵察」と呼んでいる。

ウトガルド城においては、ラガコ村住民の巨人に調査兵団を攻撃させた。

また、調査兵団が塔を利用して巨人を倒していたところ、その塔をウォール・マリアをはぎ取った破片で破壊。

おそらくこれは、立体機動が使えない状態での調査兵団の戦闘能力を確認したかったのだろうと考えられる。

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最終更新:2015年01月18日 19:49