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※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。
黒髪ロングの女性カルラ・イェーガーは、主人公エレン・イェーガーの母?にして、謎の巨人化能力者グリシャ・イェーガーの妻?である。
彼女は第2話で巨人(以下、カルラ・イーターと呼称)に食べられてしまう。
ここで思いだすのは、レイス家の巨人の力はレイス家の血を引く者でなければ「真の力」を発揮できないという設定である。
逆に言えば、レイス家の者であれば「真の力」は使える事になる。
12巻でエレンは、巨人に攻撃(食べる)目標を命令する能力を発揮したように見える。
この力は、作中でハンジ・ゾエなどによって「叫びの力」と呼称されている。
では、エレンはその力をどのように継承したのか?
可能性として考えられるのは、
(1)注射説:グリシャの注射から能力を継承した
(2)グリシャ説:グリシャの所有するイェーガー家の巨人の力を、グリシャを食べて継承した
(3)フリーダ説:グリシャに移動したフリーダのレイス家の巨人の力を、グリシャを食べて継承した
などであるが、さらに考えているのは、
(4)カルラ説:カルラ・イーターに移動したカルラの力を、カルラ・イーターに接触して継承した
(5)ミカサ説:実はエレンではなく、ミカサがエレンのキーワードによってもう一段階リミッター解除され、能力を発揮した
(6)エレン説:実はもともとエレンが持っていた
等の可能性である。
ここでは(4)カルラ説について考察する。
なぜなら、カルラは1巻第2話で、「叫びの力」を使用しているからである。
したがって、エレンの使用した「叫びの力」はカルラが所有していたものであり、カルラの血筋の能力である可能性が高い。
という事は、特別な理由が無い限り、カルラは「叫びの力」の正統後継者だったという事になる。