ライナー・ブラウン (Reiner Braun)

見かけは青年だが、中身は少年。

悪の新人類と戦うため、巨人化能力を持つ人類戦士に志願した正義感の強い少年。

巨人化はテロメアを大量に消費して寿命を縮めるため、戦士にはまだ細胞分裂に余裕のある子どもが選ばれる。

 

人類戦士は、自ら巨人ウイルスに感染して巨人化能力を得る。

しかし、そのままでは巨人化したまま人間細胞が巨人細胞と癒着して一体化してしまい、人間に戻れなくなる。

これが、いわゆる無知性巨人である。

 

無知性巨人になった際に、巨人化する直前の意志や行動を繰り返したり、動物であった頃の本能に戻ってしまう事がある。

これが、いわゆる奇行種である。

 

そこで、すでに巨人ウイルスに感染した人間を食べ、その免疫抗体を摂取する事で人間に戻る能力を得る。

これが、いわゆる知性巨人である。

 

その免疫抗体となる人間は遺伝的に近い人物ほど適合性が高いため、人類戦士の近親者が選ばれる。

これが、レイス家やイェーガー家の親食いであり、ライナーたちも自分の親兄弟や親戚を食べたと考えられる。

 

12巻第47話「子供達」で、ライナーが自分たちの事を「先の短い殺人鬼」と言ったのは、ライナーたちが壁内人類を大量に殺したという事だけではなく、親兄弟親戚を食べて巨人になり、巨人化する度に寿命を縮めて人よりも早く老化して死んでゆく人類戦士の道を自分で選んだ事を指した悲しい諧謔である。

 

熊。ゴリラ。

先住人類、または先住人類の作った人造人間。


 

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最終更新:2015年01月14日 22:36