第1話「二千年後の君へ」は「三十年後の天皇へ」 万葉集と梅毒

※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。

※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。

※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。

 

※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『ワンピース』や『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前置

 

昨日、2019年2月24日は今上天皇陛下の在位30年式典でした。

 

この「30年」という数字を覚えておいてください。

 

その喜ばしい日に、中国は基地反対の沖縄県民投票をわざとぶつけて、マスコミは「沖縄は捨て石にされた」などの使い古されたデマをテレビで放送しました。

 

これは簡単に否定できます。必ず死ぬことが分かっているのに、日本全国から沖縄救出のために人が集まり、乗組員全員が死を覚悟して貴重な戦艦大和まで出撃しているのですから、捨石にしたわけがありません。

 

NHKをはじめ、マスコミはこう言っているわけです。

 

「日本軍は沖縄県に行くと米軍に殺されて死ぬので、自分たちは死にたくないので沖縄県を捨石にして、日本全国から沖縄県に行って米軍と戦って死んだ」

 

これは「死にたくないので死にに行った」みたいな矛盾した話で、マスコミの主張は完全な嘘だと、すぐに分かります。

 

いくら住民投票をしても、憲法よりも優先される国家間の約束事を変更できるわけがありませんし、そもそも今回の住民投票は外国人の投票を禁止せずに投票しているため、以前から問題となっている国人参政権、すなわち憲法違反である可能性すらあります。

 

その上、沖縄県民が選挙で選んだ県知事が、国家間の基地移転政策を承認したのですから、市長が替わったからといって中止しろと要求するのは民意の無視であり、民主主義の否定、選挙制度の否定です。

 

だから各市はいまさらの投票に反対したのですが、反対した市に嫌がらせと脅迫が殺到したため、疲れ果ててやむなく投票に賛成した事が、国会議員によって明らかにされています。

 

基地反対派は外国人や左翼活動家であることが判明しており、その脅迫現場や暴力行為もビデオに撮影されて国連でも上映されていますし、YOUTUBEで検索すれば基地反対派の暴力、脅迫、嫌がらせの動画がたくさん見つかります。

 

このように、最初から基地反対の要求が通らないと分かっているのに、なぜ玉城デニー沖縄県知事は県民投票を強行したのか?

 

実は今、野党はメチャクチャな主導権争いの真っ最中なのです。

 

特に立憲民主党と国民民主党は、どちらが野党第一党になるかで大げんかをしており、与党である自民党の国会対策委員もどちらと話せばいいのか分からないという状態。

 

この状態で、玉城デニー知事がこの夏(おそらく7月21日)参議院選挙に向けて、この住民投票の成果をブラ下げて野党を仲介すれば、玉城知事の政治的地位は急速に上昇します。

 

つまり、玉城デニー知事は参議院選挙に沖縄県民を利用したわけで、酷い話です。

 

 

 

 

 

 

「二千年後の君へ」は縦書きにすると別の意味になる

『進撃の巨人』第1話の「二千年後の君へ」というタイトルは天皇や皇室に深く関わっていると思いますので、その意味を考察します。

 

 

 

ここで考えるポイントは2つです。

(1)「二千年」は、実は「三十年」という意味

(2)「君」は日本の国歌「君が代」と同じ意味で、実は「天皇」「夫、恋人、恋しいあなた、愛しい人」という意味

 

 

 

※天と点と夫(おっと)とten(10)とX(エックス、ローマ数字の十)とΧ(カイ)と貝と海(カイ)とジュウ(Jude=ユダヤ人)と「ヘイ・ジュード」(ビートルズ)とドット・ピクシス「いつか人は争いをやめると誰かが歌っておったが…それは いつじゃ?」

※ヘイ・ジュード=平、兵、塀(壁)・ジュー(ユダヤ)ド(奴、奴隷)=エレン「誰が奴隷だ」

※君主と禁酒は一字違い
 

 

 

まず、「二千年後の君へ」を縦書きにして、「千」の上の横棒を、上の「二」にくっつけます。

すると「二千」が「三十」になります。

逆さに読めば「十三」、つまり、以前の考察でも書いた「王」であり「13」です。

 

 

 

そして、「君」には複数の意味があります。

英語の「YOU」

「君主、主君」

「恋人、愛する人」

 

 

 

そして日本の国歌は「君が代(きみがよ)」です。

「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」

君が代の「君」は「天皇」や「恋人」の事だと考えられています。

つまり、君が代は天皇への感謝と親愛の歌であると同時に、恋の歌でもあるのです。

 

※「年」も、「五」「午(馬)」「丑(牛)」に読める

 

 

 

以上を画像で確認してみましょう。

 

 

 

 

 

「万葉集」の暗号

(「第113話「暴悪」考察 93 (セレマ) クサヴァーの正体と第1話の謎」参照)

さらに、第1話冒頭のエレンとミカサを「鏡写し」に対比させているシーンの「ヒュウウウウウウウウウウ」という擬音も、ヒューマン、ウーマンを示すと同時に、「ヒ」が「山(やま)」、「ユ」が「上(うえ)」を表していると考えてみましょう。

私はすでに、このシーンの背景の落ち葉=病葉は「万葉集」を表すと考察しています。

万葉集で「山上」といえば、『貧窮問答歌』の山上憶良(やまのうえのおくら)です。

「憶」良と記「憶」も掛けてあります。

 

 

 

また、これは既に書いたことですが、病葉は「わくらば」と読み、「別くる葉」という意味も持ちますが、実は邂逅(カイコウ)も「わくらば」と読みます。

これはエレンとミカサの「偶然の運命的な出会いと別れ」を表していると、私は考えています。

 

 

 

さらに、万葉集に収められた歌には番号が振ってあり、「844」「845」の歌がちゃんとあります。

https://sanukiya.exblog.jp/27497582/

844 妹(いも)が家(え)に雪かも降ると見るまでにここだも紛(まが)ふ梅の花かも
 小野氏国堅(おのうじのくにかた)
 ※「妹」妻など親しい女性の二、三人称。旅人の庭の花吹雪を見て都で待つ妻を思い出している。
 ※「ここだ」はなはだしく。
 ※「紛ふ」乱れている。

    まるで妻の家に降る
    雪かと見まちがえるほど
    はなはだしくも乱れ散る
    梅の花であることだ


845 うぐひすの待ちかてにせし梅が花散らずありこそ思ふ児(こ)がため
 筑前掾門氏石足(ちくぜんのじょうもんじのいそたり)
 ※「待ちかてにせし」〈かて〉可能未然形。〈に〉打消連用形。待ちかねていた。
 ※「思ふ児」私が恋しく思う人。

    ウグイスが待ちかねていた
    梅の花よいつまでも
    散らずにいてくれわたくしが
    恋しく思う人のため

 

 

 

「844」は「妹=妻の家で雪のように梅の花が乱れ散る」歌であり、「花が散る=命が散る、死ぬ」と考えれば、ミカサの母と父が殺された事を指すと読めます。

 

 

 

「845」は、壁の人類はウグイスが食べたいと待ちかねている梅の花だと考えてみましょう。

アズマビト・キヨミのヨダレから見て、彼女やタイバー家などの外の人類はウグイスであり、かつて壁の人類を食べた経験があるのではないかと考えられます。

ヴィリー・タイバーの「死にたくない」というセリフから考えて、それが「延命」「次の世界にわたる事が出来る、次の世界で復活できる」につながるのではないか。

食べられる役=壁の人類役がローテーションになっているのではないか。

アズマビト・キヨミは梅の花である壁の人類の味を思い出して思わずヨダレを流し、もう一度食べたい、もうすぐ食べる事ができると考えているのではないか。

言ってみれば、『ベルセルク』の「蝕(しょく)」と使徒、ガッツたち「贄(にえ)」の関係になっているのではないかと想定し、それが世界を新陳代謝として復活ループをさせているシステムではないかと仮定してみます。

 

 

 

この歌の詠み手は「散らずアリこそ」、つまり「私の恋しい人のために散らないでくれ=死なないでください」と願っています。

ここでミカサの秘密を軽く書いておくと、エレンが言ったようにミカサは誘拐犯の小屋で変わってしまったのですが、実は「同じ人格がアッカーマンの習性で性格が変わった」のではなく、実は「人格そのものが交代した」のです。

つまり、体はミカサなのですが、小屋でのループにより徐々に変化して支配を強め、頭の中身は別人になったのです。

第1話から第30話「敗者達」までは、誘拐犯の小屋で肉体の完全支配に成功した「別のミカサ」だと考えられます。

「別のミカサ」は言語能力が低く、この世界の設定や物語を知っており、以前の記憶を持っていたと考えられます。

(1巻で今後の展開を知っていたり巨人であるかのような伏線多数。たとえばミカサの母である可能性もあります)

しかし第30話で、エレンが女形の巨人(アニ・レオンハート)に食べられた瞬間を目撃した事から、カルラがダイナ・フリッツ巨人に食べられたことを思い出し、「本来のミカサ」あるいは「さらに別の人格」に人格交代(プレイヤー交代)したと、私は考えています。

彼・彼女たちは「ミカサと同じ記憶を共有している」ため、自分が別人格だと自覚できません。

このあたりのシステムに関する考察は別項で。

 

 

 

話を戻します。

この「死なないでくれ」という願いは、ミカサがエレンに「死なないで」と願うシーンとつながっていると考えられます。

という事は、ミカサが「壁内人類は梅の花であり、壁内人類が死滅する(散る)とエレンが死んでしまうので、壁内人類を守らなくてはならない」、または「エレンも梅の花なので死なない(散らない)でほしい」と考えているようにも読めます。

 

 

 

 

 

「梅」の意味

次に、梅について考えてみましょう。

 

 

 

上記のアズマビト・キヨミのヨダレの伏線も、壁内人類が梅だと考えればすぐに分かります。

「望梅止渇(ぼうばいしかつ)」です。

 

 

 

ほかにも梅林止渇(ばいりんしかつ)、止渇之梅(しかつのうめ)・梅酸止渇(ばいさんしかつ)などの言い方があります

この故事成語は、古代支那で魏の曹操が、行軍中の兵士たちが喉の渇きで疲労していたので、とっさに「この先の梅の林に行けば梅の実を食えるぞ」と鼓舞したところ、兵士たちは梅の酸っぱさを想像してヨダレが口中に湧いたので、喉の渇きもわずかに癒され、行軍する気力がよみがえったという、三国志の有名なエピソードが元になっています。

実はこれは曹操のウソで、実際には梅の木はありませんでした。

そのため、望梅止渇には「代用品で一時しのぎをする」「妄想で自分を慰める」という意味もあるのです。

 

 

 

そして、アルミンはエレンが巨人体の中で意識を失ったとき、「外の世界を探検するんだろ?(4巻第14話「原初的欲求」)」、「海を見に行くよ(20巻第81話「約束」)」と言ってエレンを起こしています。

アルミンはここで曹操の役割を演じており、「外の世界があるぞ!海に行くぞ!」と言って兵士たちであるエレンを鼓舞し、戦わせているのです。

まさに望梅止渇ならぬ、望海止渇です。

 

 

 

全く同じギミックが反日思想アニメ『コードギアス』にもありました。

このアニメは、思想的には朝鮮半島の影響が色濃く見て取れます。

この作品では、『日本人は麻薬「リフレイン」中毒となり、過去の栄光の夢を見て自分を慰め、妄想に逃避している人種』として描いていますが、これはコリアとチャイナの反日本教育で教えている内容と同じです。

同作品は、第一期ではアニメスタッフの頑張りもあって、時代錯誤な日本侮蔑も一種のギャグまたは芸として受け取られ、深夜アニメとしてそれなりにヒットしたのですが、第二期では夕方の放送に移動したことや、異常なチャイナ賛美や荒唐無稽すぎる展開で視聴者離れが進み、視聴率が急低下しました。

それでも、反日アニメの中では一番成功した作品として、現在でも続編を制作しています。

 

 

 

話を戻します。

要するに、「アズマビト・キヨミは梅の味を想像してヨダレを流した」のです。

(ちなみに、アズマビト・キヨミの意味の一つは沖縄県のアマミキヨだと思います)

 

 

 

では、なぜ梅なのか?

 

 

 

まず、今までの考察と同じく言い換えやダジャレで考えてみましょう。

梅は「埋め」にも変換できますから、地中に何かが埋まっている、あるいは大地そのものが巨人(の脳)である、などの伏線にも使えます。

 

 

そして、「梅(ウメ ume)」という字は「海(ウミ umi)」という字によく似ています

 

 

 

梅の語源を考えてみましょう。

 

 

 

梅という字の成り立ちを考えてみましょう。

 

 

 

 

 

梅は梅毒

梅に関係するもので、物語に関連するものを考えましょう。

それは意外な存在であり、現実の歴史に大きな影響を与えた存在であるほうが、より良いギミックだと言えます。

 

 

 

最初に思いつくのは、「梅毒」です。

グリシャが治療した伝染病。

第114話「唯一の救い」で神武天皇、天武天皇であるトム・クサヴァーが語った「600年前の流行(はや)り病」。

1巻の段階で、この世界は巨人の体内か脳内で、無垢の巨人は白血球で病原菌である人類を食べているという仮説も既に立てています。

 

 

 

 

 

 

 

次は、この「三十年後の君主へ」というタイトルが、実は北朝鮮とつながり、『進撃の巨人』自体が実は北朝鮮を暗号として隠している作品だという事を書いていきます。

最終更新:2019年03月02日 08:35